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ラーメン700円(2016.9)
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大根漬け(2016.9)
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餃子400円(2016.9)
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ラーメン2杯全景(2016.9)
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ラーメン700円(2016.9)
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最後の一杯は、スープまで飲み干しました。(2016.9)
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卓上調味料(2016.9)
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店舗外観(2016.9)
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店舗外観(2016.9)
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看板・のれん(2016.9)
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大盛りラーメン700円
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大盛りラーメン2杯と突出しの大根漬け
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2019年7月
鹿児島の友人から連絡があり、海乃屋の閉店と店主さんのご逝去を知りました。
他の方のレビューをちらっと読んだのですが、5月頃にはお亡くなりになられてたようですね。
3年前の訪問の、これが最期の一杯になるという予感は間違いなかったですが…。
それでも…もう一度だけ、もう一杯だけ、こちらのラーメンを頂きたかったです。
ご冥福をお祈り致します。
★2016年9月訪問
鹿児島旅行・最終日の3日目は、小雨もぱらつく中、平川動物公園を昼までに観て周りました。
その後の、昼食として選んだのはこちら。
「まえわり屋」と同じく、今回の旅では必ず訪問する事を決めていた鹿児島ラーメン。
待望の…本当に待ちに待った「海乃屋」です。
この8年半の間に、閉店してしまわないかと気が気ではありませんでした。
もう一度食べる事ができ、本当に良かったです。
実は前日に訪問する予定でしたが、大雨と渋滞で諦めたという経緯がありました。
その日に食べた友人からは、「安定の美味しさ」との評を聞いていました。
同時に店主さんが、「歳を取った」とも聞いていたのですが、おそらくは80歳近いお年でしょうからね…。
家族で訪問しましたが、8年半前も、こちらでは家族で食事をしたのを思い出します。
この時、ついついクセで小上がり席に着席してしまいしたが、失敗でした。
カウンター席という間近で、調理風景を観る機会を逸してしまいましたので…。
仕方がないので、小上がり席から遠目に見ていました。
麺を茹で揚げて丼に投入してから、出汁スープを注がれています。
湯切りがやや不十分で、丼には茹で湯も少し入っていたように見えました。
タレや調味料などは、その前に丼に入れていたのでしょう。
これが昔からのこちらのラーメンの作り方なのだそうです。
20年前はカウンターに座っていても、調理手順などを記憶していた訳ではないので、新鮮に感じました。
しかし、店主さんは本当にお歳を召された…。
ラーメンを作る動作が本当に弱々しく、失礼ながらヨボヨボとした感じすらあります…。
先ほど見た麺の湯切りも、仕方ないと思ってしまいます。
店主さんの現在のお姿を見た今となっては、海乃屋が「明日閉店」と聞いたとしても、俺は驚きません。
今回の一杯が、俺にとって本当に最後の「海乃屋」となってしまうのでしょう。
●大根漬け
鹿児島ラーメンの定番で、付け出しのように出てきます。
この大根付けをかじりながら、ラーメンが出来るのを待つんです。
残念ながら、これにかけた醤油があんまり美味しくなかったです。
●餃子(400円)
妻はラーメン屋に行くと、よく餃子も頼みます。
こちらの餃子を頂くのは初めてだったかもしれません。
餃子は7個。
たね(具)も皮も美味しい餃子だったのですが…。
最初から皿に入っている、タレの酢醤油の味が強かったのが残念。
ラーメンを食べる時に、この強い酢醤油の味は邪魔と感じました。
●ラーメン(700円)
ラーメンのトッピングは、チャーシュー・キャベツ・モヤシ・青葱です。
スープは、明るめの茶褐色の色合い。
「あれ?」と思っています。
8年前は写真に残していますので当然ですが、20年前に食べていたスープの記憶とも、色合いが違います。
薄茶色で、表層はやや澄んでいるのが、海乃屋のスープでしたから。
スープを啜ると、甘辛さを感じる味わい。
鹿児島の甘い醤油が、今回はちょっと前に出ているという印象。
アッサリとした旨味もあります。
揚げ葱の風味は、あまり感じません。
麺は白色の中麺。
その色合いは、よそのお店の白色麺よりも更に白さを感じます。
あまり、かん水を使っていない麺なのでしょうか?
実に柔らかく茹でられていました。
チャーシューは一口大のモノが、6~7枚程トッピングされています。
周囲が茶色に色づく位、タレに漬けてあるようです。
そのタレに酸味があるようで、チャーシューも噛むと酸味が感じられました。
ザクっとも感じるような、肉の食感を楽しめるチャーシューです。
スープは最後の一滴まで、味わって飲み干しました。
これが俺と海乃屋の、今生の別れとなる一杯でしょう。
数年後、俺が鹿児島を再訪したとしても、海乃屋はおそらく営業していないと思います。
今回、久しぶりに鹿児島を訪れたのですが、俺が20年前に食事をしていたお店は、そのほとんどが無くなったと言ってもいい状況でした。
8年半前は、それらのお店はまだまだ残っていたのですけどね…。
時の流れを、強く感じました。
会計は、40歳前後くらいの女性の方がレジで応対。
ちょうど、客にラーメンを出してしまったタイミングで、店主さんはカウンターの中の厨房に黙って立っていらっしゃいました。
久しぶりに海乃屋のラーメンが頂けた嬉しさをお伝えしたかったですし、お会いするのも最後でしょうから、労いの言葉もお掛けしたかった…。
が、20年前も常連という訳ではなかったですし、顔を覚えられていた訳でもありません。
数瞬、躊躇った後、声をお掛けするのは止めて店を出ました。
逡巡している俺を、女性スタッフが少し訝しげに見ていらっしゃいました。
ご馳走様でした。
今まで、ありがとうございました。
間違いなく俺の記憶に残る、ラーメン屋です。
★2008年3月訪問(4.5点)
鹿児島在住時代、先輩に教えてもらったお店です。
ラーメン(600円)かラーメン大盛り(700円)しか、メインメニューがないというラーメン専門店。
鹿児島南高時代の長淵剛が常連だったというお店でもあり、店内には、長淵剛と海乃屋スタッフの写真も飾られています。
コの字型のカウンターと、小上がりの座卓2,3席のみの店内。
店は一方通行もある入りににくい路地にあり、店の前の傾斜のある駐車場も数台分のみという、ちょっと訪問しづらい環境。
たまーに食べに行っていました。
結構美味しいと思っていましたからね。
俺の鹿児島在住時代によく通っていたラーメン屋は、「和田屋本店(宇宿店や坂之上店も)」、_とともに、海乃屋でした。
家族で鹿児島旅行をした際、久しぶりに訪問しました。
小上がり席に座り、大盛りラーメンを2杯注文。
子供用に取り皿も頂きました。
鹿児島ラーメン店特有の大根漬物の突出しを、甘い醤油をかけて食べながら待ちます。
高齢の店主夫婦がラーメンを作ってくださいます。
届いたラーメンは、キャベツとモヤシ、揚げネギ、青ネギ、ちょっとパサパサ気味のチャーシュー5~6枚のトッピング。
極わずかに黄色みがかった白色の中麺に、薄い茶色の半透明スープ。
この日スープをひと口啜って驚きました。
旨い…。本当に美味しい…。
鹿児島ラーメンのスタンダードである豚骨・鶏ガラスープは、アッサリながらも、深い…本当に深い旨味がありました。
夢中になってラーメンを頂いた数分間でした。
正直、当時は好きなお店だったと言っても、「結構美味しいな」くらいのお店でした。
でもこの日は違ったんです。
化調使いが冴えわたった日だったのではないかと思っています。
食べた後しばらく、もう一杯おかわりをする事を本気で考えていました。
結局おかわりはしなかったのですけど、次に訪問したラーメン屋(佳肴跡地)は全くパッとせず、「海乃屋でもう一杯ラーメン食べておけばよかった…。」と後悔する事となりました。
実現しませんでしたが、この後2,3年間は再訪を心から望んで計画もしていました。
5年以上経った今でも覚えている感動的な味わいです。
店主夫婦はお元気なのでしょうか?
ご高齢で閉店も間近なのではないかと心配しています。
その前にもう一度…、もう一度だけでいいから食べたいお店です。