［再訪］喜楽的進化を遂げた鹿児島ラーメンと言えそうだね。アハハハハッ！ : のり一

◼︎ 基本情報
□ 地域：鹿児島県＞鹿児島・南薩摩
□ ジャンル：ラーメン
□ 食べログでの評価
(2018/05/06)★3.58/243口コミ［3位/335軒］
(2015/06/13)★3.56/173口コミ［3位/317軒］

◼︎ ディテール
□ 1949年(昭和24年)創業。
□ 鹿児島県鹿児島市にあるラーメン屋。
□ 九州各地のラーメンが久留米ラーメンの影響を大きく受けているのに対し、独自の進化を遂げたのが鹿児島ラーメンと言われる。
□ その鹿児島ラーメンの中ではのぼる屋(閉店)やこむらさきと並ぶ老舗となっている。
□ 本当はまだ未訪の小金太へ向かったのだが、人手不足のためお休みとのこと。
□ ならばとこちらへ約3年ぶりとなる再訪をした次第。

◼︎ 訪問時の状況

□ 訪問時間：平日21時20分頃
□ 予約有無：なし
□ 混雑状況：店内８割程度［待ち時間なし］

◼︎ 西島兵庫の感想

□ 料理・味：★3.8/ 焦がしねぎが良い仕事
□ サービス：★2.5/ ラーメン屋なり
□ 雰囲気　：★2.0/ この狭さはもう前時代的
□ コスパ　：★4.5/ ラーメン・中500円から
□ 総合　　：★3.8/ 喜楽的進化を遂げた鹿児島ラーメン
(3.60)

□ オススメ：ー

各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。

◼︎ 料理詳細

［2018/03］
□ ラーメン・大(550円)

【構成】
□ 鶏ガラに豚骨を加えた出汁の清湯スープ
□ かん水の少ない中太のストレート丸麺［自家製麺］
□ 小ぶりなチャーシュー３枚
□ もやし
□ 焦がしねぎ
□ ねぎ

⚫︎ 冒頭記載の通り、久留米に端を発する白濁スープではなく、透明感のある塩スープ。
⚫︎ 焦がしねぎがいい味を出している。
⚫︎ この辺り、東京渋谷の人気ラーメン店・喜楽に通ずるものがある。
⚫︎ ちゃんぽんに近い断面の丸い中太麺はモサッとして、存在感のあるもの。
⚫︎ この麺ともやしのシャキシャキ感のコントラストがなかなかに楽しい。
⚫︎ チャーシューは可もなく不可もないもの。

⚫︎ 小金太が人手不足でお休みしていたと書いたが、こちらも外国人と思しき店員が多い。
⚫︎ にもかかわらず、しっかりと伝統の味を出せるというのはなかなかに興味深い。
⚫︎ こうした老舗の味は組み合わせの妙で、手の込んだことはあまり必要ないのかもね。アハハハハッ！

◼︎ 食べログでの評価
(2015/06/13) ★3.56/173口コミ［鹿児島・南薩摩エリア×ラーメン 3位/317軒］

◼︎ ディテール
1949年(昭和24年)創業、のぼる屋やこむらさきと並ぶ鹿児島ラーメンのパイオニア的存在のラーメン屋だよ。
日本各地の老舗ラーメン店もそうであるように、台湾出身の親戚から教わったという味をベースにしているそうで、のぼる屋やこむらさきも似たような歴史を持っているね。

丸一で衝撃的な量のとんかつを食べてしまい、満腹だったが、夜の市内をぐるぐる歩き回り、何とか、ラーメン一杯分の余裕を生み出し、伺った次第だよ。
何やってんだろうね。アハハハハッ！

◼︎ 訪問時の状況

□ 訪問時間：土曜日23時頃
□ 混雑状況：ほぼ満席［待ち時間なし］

◼︎ 料理・味

【料理】
□ ラーメン・中(500円)

【構成】
□ 鶏ガラに豚骨を加えた出汁の清湯スープ
□ かん水の少ない中太のストレート丸麺［自家製麺］
□ 小ぶりなチャーシュー３枚
□ もやし
□ 焦がしねぎ
□ ねぎ

麺量は少なめだから、飲んだ後や、丸一でとんかつを食べた後には、ちょうど良いね。
これだけで、お腹を満たすなら、大(＋50円)にするとか、白飯を食べるとか、しないと無理じゃないかな。

【スープ】
鶏ガラと豚骨ベースの澄んだ塩味のスープだよ。
髄が出ないよう、日に３度は骨を入れ替えて作るそう。
あっさりとした風だが、焦がしねぎの香ばしさなども手伝って、食べてを飽きさせない、老舗ならではの、長年の蓄積を感じさせる、傑作スープだね。

【麺】
かん水が少ないせいか、白さが印象的な、自家製という中太のストレート丸麺だよ。
欲を言えば、もう少し太いほうがいいが、鹿児島に来て以来、この麺を探していたんだよね。
大にすればよかったなあ。アハハハハッ！

【チャーシュー】
全体的にあっさりしてるので、チャーシューの脂身が甘く感じたよ。

細めのもやしのシャキシャキした食感も良く、あっという間に完食してしまったよ。
ここは、オススメだね。

◼︎ サービス
ラーメン屋としては、平均的なレベルだよ。
ひっきりなしに、お客さんが来るので、席は詰めて座りましょう。

◼︎ 雰囲気
昔ながらの中華そば屋という感じだよ。
紫煙がマイナスポイントだね。

◼︎ CP
かつては、50円だったそうだが、今でも、その値段は安さを感じさせるよ。
少なめの量に、手頃な金額で、酔客の心の隙間に入り込む…商売上手だね。アハハハハッ！

◼︎ 総合
マルチョンラーメンのレビューで書いた「第一回鹿児島ラーメン王決定戦」で、こちらは第22位となり、決勝戦には進めなかったそうだが、いやいや、どうして、のぼる屋なき後、自信を持って、オススメできる鹿児島ラーメンの筆頭であると同時に、鹿児島という枠を取り払っても、オススメしたい店だね。

冒頭に書いた通り、この日は、丸一でとんかつをたらふく食べた後だったので、物理的にも、心情的にも、ラーメン(大)は頼めない状況だったけれど、食べ終わった後は、ラーメン(大)にすれば良かったと、後悔してしまったよ。
次回は、ラーメン(大)の魅力には打ち勝てないだろうなあ。アハハハハッ！