コシのあるうどんに、イリコ感がしっかりとした出汁、シンプルながらも美味しいうどん : 山とも

後輩から「私用で丸亀市に行くから付き合って下さい」と頼まれました。
私用が１～２時間位らしく、その間は車を好きに使って良いそうなので、うどん屋さん巡りでもして、昼飯は後輩と一緒に食べる予定にします。

１人で単独行動になったから、まずは現在地から程近く、久しぶりに行ってみたいと思った、こちらの店舗さんに１軒目として行く事にしました。約２年２ヶ月振りの訪問です。

今回は、ひやひや(小)¥290、とり天¥200→合計¥490

麺は細めでコシのあるうどんです。
出汁はイリコ感がしっかりと主張しつつも、後味はすっきりとした味わいです。
具材は天ぷらコーナーから鳥天を選び、薬味コーナーからネギを適量乗せました。
他の一般的なうどん屋さんと比べて、風味が良く瑞々しい、ネギ好きにはオススメです。

美味しいうどんです。

久しぶりに行きましたが、以前と変わらずクオリティの高いうどんでした。
平日の開店直後と言う事もあり、店主さん１人のワンオペだったので、天ぷらは２種類のみでした。
この日だけ、たまたま他の従業員さんがお休みなのか、お昼時や週末の忙しい時間帯以外は、基本的にはワンオペ営業なのかもしれません。

また行きたいと思います。

丸亀市から県道33号線で宇多津町方面に向かい、信号のある(丸亀市土器町の)交差点を直進して100m程進むと左側に店舗があります。

こちらの店舗さんは2015年にオープンした、うどん屋さんです。
20代の若い店主さんで比較的、新しい店舗さんですが、食べログうどん100名店に2018年と2019年の２年連続で選出された、「山内うどん」で数年間の修行を経ていて、オープン以来人気の絶えないうどん屋さんになっています。
地元ローカルのグルメ番組や、全国ネットのバラエティ番組等、メディアにも登場していて知名度があります。
讃岐うどん３大系統の１つ、かつて琴平町にあった宮武うどんを起源とする、宮武系うどんの数少ない直系店舗でもあります。
店名の「山とも」の由来は、山→修行先の山内うどん、とも→店主さんの下の名前の組み合わせです。

後輩からドライブに誘われました。
高松市から西方面に向かい、まずは朝飯を食べようと、朝早めに開店していて、後輩が行った事のない所が希望だそうなので、こちらの店舗さんに１軒目として行く事にしました。約４年振りの訪問です。

今回は、ひやひや(中)￥360、げそ天￥160→合計￥520

麺は宮武系うどんの特徴である、エッジの効いたコシのある麺です。
既に閉店した店舗さんも含めて、過去に食べた宮武系のうどん屋さんの中でも細麺のうどんです。
出汁は飲み口の良い、冷たいかけ出汁です。
具材は宮武系の店舗さんおなじみのげそ天、薬味コーナーからネギを適量乗せました。
ネギは一般的なうどん屋さんと比べて、１周り以上大きなネギを使用しているので風味が強く、ネギ好きな人にはオススメです。

そして宮武系のうどんと言えば、欠かせないのがげそ天。
琴平町の天ぷらの卸で有名な、藤原屋のから毎日配達されている、大きなイカ下足に分厚い衣を纏った天ぷらです。
時間が経過しているので、揚げ立てサクサクではなく、冷めた天ぷらですが、香川県民にとって宮武系の店舗さんで、うどんを食べる時の１番人気の天ぷらです。
今現在、藤原屋の天ぷらと一緒に食べられる、数少ないうどん屋さんの１軒です。

美味しいうどんです。

店内はカウンター席、テーブル席、小上がり席、と色々な客層に対応しています。

店主さん、従業員は丁寧な接客で、気持ち良く食事が出来ました。

<ちょっと豆知識>
讃岐うどん３大系統の１つである「宮武系」
上記に書いてある琴平町にあった、宮武うどんが発祥の、かけうどんの独特な言い方があります。
あつあつ(うどん→温・出汁→温)
ひやあつ(うどん→冷・出汁→温)
ひやひや(うどん→冷・出汁→冷)
県外はもちろん、最近では香川県内のうどん屋さんでも、聞く事が少なくなりましたが、メニューこの表記をしている店舗さんは、宮武系うどんの系統の店舗の可能性が高いです。
香川県でうどん屋さん巡りをする時に、ちょっと頭に入れておくと、この麺は●●系のうどん屋さんかな？
とか考えたりして、うどん屋さん巡りを、より楽しむ事が出来るかもです。

また行きたいと思います。