夜も瓶丼が良かった : 蛇の目 本店

今回は初めて夜に伺いました
今回も「ビン丼(大)」(2970円)と日本酒の「浜千鳥」(800円)を注文しました
最初に浜待鳥とお通しの塩辛が運ばれてきました
自家製の塩辛は濃厚な味わいと柚子の香りと味がアクセントになっていてお気に入りです

瓶丼が配膳されました
上から
雲丹が新鮮で美味しい
イクラの甘塩が良い感じです
ほやは塩味が効いていました
北寄は歯応えが良いです
帆立は甘いです
蒸し海老は普通かな
まぐろは中トロは当然ですが、めかぶを纏った赤身が旨いです
蟹爪を頂き
生海老はとろ旨です
紐付きベビー帆立に続き
蛸は歯応えが良くて美味しい
鮑もめかぶの旨味が加わり美味しいです
鯛が甘くて旨い
そしてとろみのめかぶ歯ごたえと旨味があるんですよね

小瓶は日本酒が空いたのでご飯と共に頂きました
雲丹とイクラは間違いなく美味しいです
まぐろも大瓶と同じく美味しいです
初めてのサーモンもトロトロで美味しい
帆立や烏賊も美味しく頂きました

白魚は臭み無しくてふんわりと美味しいです
蛍烏賊は久しぶりに頂きました
筋子はご飯のお供にぴったりでした
ご馳走様でした

なおマイレビューアーさんお勧めのお店もありましたが、
宴会料理と通常メニューがかなり違うのでスルーしてしまいました

④三陸地方では採れた雲丹を牛乳瓶に詰めて売るという文化がありました
勿論今でもあるにはあるのですが、高価で目にすることも少なくなりました
そんな食文化で町興しをしようしているのが宮古です
色鮮やかな魚介を牛乳瓶に詰めて提供するという「瓶丼」です
今回は一番量が多いと思われる蛇の目 本店さんに再訪しました

入り口にはウェイティングリストがあったので記入して日陰で待ちました
順番となりカウンター席に案内されました
早速、「冷酒」(800円)と「瓶丼 大」(2970円)を注文しました

最初に男山の冷酒とオリジナルの塩辛が出されました
この塩辛は濃厚で柚子の香りがあり好きなんです
これだけで飲もうとすれば冷酒を空にすることも可能だと思います

そしてついに「瓶丼 大」が運ばれてきました
大は牛乳瓶の大小各１個です
ちなみに中は大きい瓶で小は小さい瓶となっていました

ボタン海老などが大きくて瓶から出しにくいです
悪戦苦闘したので見栄えはあまり良いとは言えなくなってしまいました
でもそのボタン海老は甘くて味が濃くて美味しい
ほやも美味しい
雲丹も美味しい
どんどん冷酒が進みました

では食事に移ります
筋子やたらこがあるので全く問題なく食べ進められました
味噌汁が塩分少な目に感じてしまいました
健康に配慮しているのかな

今回もちょっと贅沢したけれど期待を裏切りませんでした
なおお隣の地元の方はかけそばを頂いていました
観光客だけでなく地元の方からも愛されているお店と思いました
ご馳走様でした

【2015年9月】③
昼間は第6回Sea級グルメ全国大会IN宮古にて４種類のグルメを頂きました

そして夕食はこちらです
実は「北三陸ごはん」(2500円)を食べようと思って来店したのですが、
メニューに混雑時は酢飯にできないと書かれていました
酢飯じゃないと魅力は半減してしまいます
なんせ秋祭りで40分ほど待ってやっと席に着くことができた位大混雑していました

フロア係りの女性に「北三陸ごはん」は酢飯にできない事と酢飯で食べられるものを確認しました
「寿司」と「ちらし」は酢飯で食べられるという事でした
白・黒macnnの意見が珍しく一致しました
名物の「上ちらし」(2210円)と冷酒の「男山」(720円)を注文しました

冷酒とサービスの烏賊の塩辛が直ぐ出されました
冷酒の「男山」は普通に美味しいです
そしてオリジナルの「烏賊の塩辛」ですが、
一味と柚子が入っていて香りが良くて美味しいです
これだけで千ベロが出来てしまいそうです

メニューを眺めていると、何故か「宮古のさんま」の下に「ホヤ刺し」(650円)があるじゃないですか
慌てて確認したら提供可能ということでしたので追加注文しました

気遣って頂いたのか「ホヤ刺し」は意外に早く提供されました
食べてみるとホヤの独特な香りと味とトロッとした食感が味わえました
勿論、臭みはありません
久しぶりに美味しいホヤ刺しをいただけました
これも東北ならですね

冷酒が半分ほどになった頃に「上ちらし」が運ばれてきました
刺身が少しずつ沢山の種類載っていました
数えると16種類くらいありそうです
雲丹、鮪、蟹、甘海老、海老、蟹、しめ鯖、イクラ、ほっき貝、帆立、
サーモン、鯛、鰤、蛍烏賊、白魚、烏賊
中トロに近い鮪や蒸し雲丹が美味しい
白魚の形が少し私の知っているものよりもスリムでした
軽く〆られた鯖は脂が乗っていて味も濃厚でした
食べ進めると下から卵焼きと蛸が出てきました

お吸い物は鰤の潮汁でしょうか
少し癖を感じました

連休中の祭りの日ですから、これだけ沢山美味しく食べられたら大満足です
クレジットで支払い、「美味しかったです　ご馳走様でした～」と挨拶して秋祭りに向かいました

【2011年7月】②
　今年２回目の震災地応援ツアーの最大の目的は、ここ「蛇の目　本店」さんに再訪して食事をする事でした。
　理由は生うにの美味しいシーズンだから。
　福島で前泊して駅を８時過ぎに出発して山田線の終点宮古駅に着いたのが１３時でした。
　改札手前からお店が見えます。

　店外の手書きのお勧めメニューには「うにの定食」はありませんでした。
　入店してからメニューとしばしにらめっこ。
　特選のちらしにするか定食にするのか悩みました。
　結局、生うにの小皿が付く「磯定食」に決めました。
　お酒は地元のあさ開の冷酒をお願いしました。

　まず、冷酒に付いてくる塩辛が美味しい。
　私にはちょっと辛めでしたが、柚子の香りと一味(？)の隠し味がお酒に合うんです。
　お酒を飲み過ぎないようにセーブしながら、ちびちびとやっているとメインの定食が出て来ました。
　お盆２皿分の豪華さです。
　１人宴会の始まりという感じです。

　まずは、なつかしい生うにを一口。
　自然の塩加減が丁度良いし、うにの旨みが口の中に広がります。
　「ほんとうに幸せ」
　はるばる来て良かった。

　次は、暖かいたらの煮付けから白子を一切れ頂きます。
　最初は甘辛の煮付けの味が強いかなと思ったら、その後に白子の濃厚な旨みがそれを上回ります。
　これも美味しいです。

　刺身はどれを食べても新鮮で美味しい。
　鮪は、中トロです。
　赤身の部分もあるので、お肉の美味しさとマグロ油の美味しさが味わえます。
　真っ白な刺身がコリコリしていて良い食感です。
　「マンボウ」と思いましたが、店員にこの白い刺身は何ですかと訊ねると、「ま・・・サメの肉身です。」との事だった。
　そうか、サメか「そう言われればマンボウよりも柔らかめかも。サメの刺身は初めてですからね。」

　そして最後に「毛蟹」のみそを頂きます。
　これもトロトロに柔らかくて濃厚で口の中に広がります。
　再び「美味しい」と心で叫んでしました。
　次にみそと足肉をまぜて頂きました。
　これも美味しい。
　ほんとうにわざわざ千葉から来た甲斐がありました。

　精算するときに「量が多かったでしょう」と聞かれました。
　「ええ、普段は残さないのですが、少し残してしまいました。」
　「美味しかったです。　ご馳走様でした。」
　今回も大当たりでした。

【2009年8月】①
　高速代1000円という事で、2009年の夏休みは、秋田・岩手の観光と食べ歩きということになりました。
　観光地の浄土ヶ浜の周辺で昼食をとろうと「上ちらし」の評判がよさそうなここに決めました。
　駅前の駐車場に車を止めて０分。(駅からでも)

　外観は立派。
　店の前のメニューに目を通すと昼限定の「生うに定食」2300円(と記憶している)がある。
　この辺のうにのトップシーズンは６－７月頃だと思うが、昼限定の言葉に引かれてオーダーの変更を決める。

　お店に入ると、寿司もある定食屋の雰囲気。
　地方に行くとこのようなお店はよくある。
　生うに定食とノンアルコールビールをオーダーする。

　少し待たされたが、出てきた定食を見てオーダーミスかと思うぐらいのボリュームたっぷり。
　生うにの他に蟹入りの刺身、イクラや烏賊の塩辛など・・・宴会ができそう。
　ウニの量だけでも元がとれた感じ。

　やはりウニは生に限ります。　この甘みと磯の香り・・・幸せです。
　雲丹を半分ほど頂いた後に、ウニとイクラをごはんの上に乗せても写真のように立派な「ウニいくら丼」が出来てしまいました。
　完食したものの、満腹で動けない。
　お茶を飲んで落ち着いてから席を立ちました。

　しかし、オーダー票には金額が書かれていません。
　代金を払うときちょっと心配でしたが、オーダーの間違いではありませんでした。
　大当たりだったようです。
　大きな声で「ご馳走様」と言ってお店を出ました。
　次は、トップシーズンに再訪問して見たいと思いながら・・・