個人宅のちっちゃなカレー屋さん、それはスパイシー : わいんさっぷ

皆さんおっしゃる、隠れたカレーの名店、確かにわかりにくい所にあります。
こちらの場所、通りから外れた、住宅地の中にあって、
ちょっと奥まっていて見えにくく、
行ってみても「ここでいいのかな？」の感ある所
　
「仁来坊」という麺屋さんある　〜滝ノ沢・五叉路の交差点～
　そのお店の対面の道　一番細い道になりますが、そちらを少し行くと、
→ 右手にごみの集積所 ← (目立たないので注意して見て下さい) あって、
そこを右折　未舗装の一車線分の住宅地の細い道　です。
すぐ空地の空間に出ますが、その右手奥、
斜めの屋根の　こげ茶色の総2階　の個人宅
よく見ると、入口に「営業中」の札あります。
前に数台、駐車できます。
（若葉小学校方面からも来れるようです）
席数少ないこともあって、満席になる前に向かいます。

玄関も普通の入口で、本当に個人の一軒家のお宅です。
入ってすぐ、玄関の右脇にすぐカウンター4席付きの台所、厨房
フローリングスペースには、真ん中に4人用テーブル１つ
それの両側に　2人用テーブル２つ　普通にリビングのスペース　　
そして、もう1つ　玄関左の奥の部屋にも　別にテーブル1卓あります。
住宅の造りを、どうにかお店用に解放してる、という感じです。
やはり、程なく、席も埋まりました。
「わいんさっぷ」というのは、りんごの品種名でしたが、初めて聞きました。

∴∴ わいんさっぷ　Winesap　初日の出 ∴∴
原産地：アメリカ　19世紀の主要品種の古いリンゴ
日本には、明治初めに「初日の出」という和名で導入あるも、
ワインサップの名の方が定着したようです。　　
酸味が特徴　保存もよく、商業価値あって、加工用として有用される。
一時は栽培あったが、栽培に手間もあり、
今では他の芳香性品種が台頭して、姿消している品種

が、それがこの家の横のリンゴ畑にあるそうです。
オーナーさんは、シャキシャキした、ざっくばらんで気さくな、
(羨ましい)細身の中年のご婦人
この方のご両親が好きで、少し植えてあるそうです。
「遅くまで獲れるけど、紅玉より酸味強いので、食用にはちょっと…
デザートには紅玉同様、利用価値あるものだけど、
手を必要とすることと、品種改良で、今はいろんな
美味しいリンゴがでてきてるからねぇ〜」と

そうです、このお宅の　横にはリンゴの木　と　裏には畑、
ちょうど前の網戸越しに　ゴーヤが見えます。
畑の野菜で調理はもちろん、リンゴ系デザートも地産です。

そんな環境で生まれたこちらの ∥カレー　&　デザート∥

∵オムカレー　　　　レモンティーか　　　ドリンク
∵牛スジ　　　　+　コーヒー　か　　　+　　 &　
∵ポーク　　　　　　デザート　か　　　　デザート　　　　　
　　↓　　　　　　　　　↓　　　　　　　　↓　　
ー700円ー　　　　　ー850円ー　　　　ー1000円ー
(大盛り+100円)　　コーヒー希望では　　+各50円　　　

やはり、人気の　 ∥オムカレー+コーヒー+デザートのセット　1050円∥
。一口の梅酢　（夏向きに冷えたグラス、濃い酢なので氷入れて）
。。サラダつきます　(畑で採れたトマト、胡瓜＆キャベツのせん切り、ルッコラ、ゴーヤ)
。。。福神漬けの代わり　→　胡瓜の醤油漬け　(食べやすくカットして)

ごはんは軽くお茶碗1杯程度だけど、少なめにするのもOKと　
普通盛り頂きます。　でも、見た目、ご飯量は1杯よりありそうですが？
サフランライスの上に、オムレツ　そして　濃い色のルーです。
更に形ある野菜達が　1口大で彩り添えて　んー　きれいです。
⇒・ じゃが芋、人参、ナス、ピーマン、大根、ミニトマト ・⇐
みんなカレーのルーがかかってなく、それぞれ味わえるように、別添えです。
各野菜そのものの味がわかります。

一緒に食べたい人は、ルーとともに食べ ～
各野菜の持ち味を味わいたい人はそのままで ～　の盛り付けはGOOD！
よく、スープカレーなどの場合、多いですよね。この盛り付け
私も、野菜そのまま頂きます。　　
素揚げされた野菜は、それぞれの野菜の味　封じ込められてます。
。じゃが芋はホクホクした　男爵イモ、
。人参は　甘味あるもの
。なすとピーマンは　油との相性で柔らかく、
。大根は　シャキシャキ感残ってます。
。ミニトマトはそのまま

驚いたのはカレールー　深い味わい、香辛料豊か　ちょっとピリ辛スパイシーィ
子供さんには辛いかもしれません。　人により味覚発汗、ちょっとある辛さ
お隣はご夫婦の席　食べてるご主人、奥さんから
「 鼻の頭に　汗(^_^;)かいてるよ！ 」と言われて
「 いやぁー　結構辛いからなー 」と、弁明されてることからもわかります。
私は、このくらい好きです。　香辛料も豊か　
さらりとしたスープﾟカレーのような水様性でもなく
どろりとしたと粘性あるくらいでもなく、その中間のルーの状態
ルーは、オムレツの上に半がけ、ご飯には全がけで広がってかかってます。
そして、ス・テ・キ　なオーナーさんのサービスの心遣いありです♬

１回だけ　★☆ ルーのおかわりできること ☆★

そのタイミングは、各自の自由
「ごはん半分くらい食べてから、おかわりされる方が多いですね」
　とおっしゃるので、そのとおりにしてみます。　更に
「ルーはご飯にかけますか？　かけないでご飯のわきにのせますか？」との言葉
「それぞれのお好みあって、ご飯にかけないで！という方もいらっしゃいますので」と
そうか、食べ方にもこだわりがあるんだっ！！　と、改めて納得のひとことでした。
カレー好きには、そのポリシーもあるんだっ　と食べ方も様々なこと、再認識です。
確かに、私の父親は　カレーライスではなく「ライスカレー」と言って
かけたルーとご飯をすっかりかき混ぜて、ドライカレーのようにして食べてましたから‥
私は、おかわりルーは、ご飯にかけてもらっていただきました。

オムレツは中にチーズ入っての折りこんだ形
そのままでもよし、開いて広げて食べてもよし、これも食べ方、人それぞれでしょう。
チーズオムレツ、チーズカレーは大好きで、チーズとの調和もよいのですが、
外側に少し焦げ目みえて、広げてみると、やはり火通り ≪とろり≫ よりちょっとあるもので、
私としては卵のとろとろ感、もう少し残して欲しかったかなぁーの感じ
これも、個人差あるので皆さんに合わせるのも、難しいでしょうね。

デザートは　＜リンゴのムース＞
やはり、リンゴ使ったデザート　　極早生種の　夏リンゴ
〘 ビスタベラ(生産地　ガテマラ高地　の　ベラビスタに由来) 〙
　これも酸味ある品種でデザート向きと
ムースは、桃のムースのような薄ピンク色、と表現したらよいでしょうか、
細かいリンゴの果肉も入った、確かに酸味あるさっぱり感、いいですね。　　
ムースやレアチーズケーキに見える、下のビスケット台もくどさなくOK
この台も、クラッカーの塩の強さ、バターの濃さ感じる台も多く、
こちら、ねっとり濃いムースではないので、その味消さない、さりげない受け台でいいです。
そして、酸味の中に甘味のアクセントとして？　デラウェアの種無しブドウの実入ってます。

さて、隣りのご夫婦の奥様
私に運ばれてきたデザートみて、それがきっかけかわかりませんが、
「今日のデザートは何ですか？」と内容聞いて、
「私にも、デザート下さい」とオーダーしていました。
デザートが何か？は、その日、その時々のようですが、リンゴ用いたもの主流のようです。

コーヒーもおいしかったし、何よりお砂糖がきび砂糖かと思うような上品なさらさらの黒砂糖
特注で取り寄せてるものだそうですが、黒砂糖のような独特のしつこさ、匂いなく、
甘さも、同じ量のふつうのお砂糖よりくどさがない感じがします。
普段ブラックですが、今回、少し入れて飲んでみました。

オーナー、PC苦手なので、こちらのサイトはないそうです。　
なので、口コミ掲載してもらうことは、有難いこととおっしゃってました。

最後に希望を言いますと、
フローリングとトイレ　●スリッパが欲しいです●　＜(_ _)＞