ひと口サイズの美味いヤツ…『夜来香』 : 夜来香

『JOE'S LOUNGE』さんでとても残念過ぎるパスタを口にする羽目となった後､車で花巻温泉方面へ足を延ばし時間調整をして開店時間の午後四時三十分を目指して向かった先が當店『夜来香(ｲｴﾗｲｼｬﾝ)』さんです｡今までに幾度か店へ伺ったことがあり､その都度､テイクアウト用の『焼餃子』を買い求め持ち帰りいただいたことはありますが今回は初めて店の中で焼きたて熱々の『焼餃子』を味わうことが出来ました｡一人前は15ヶで餃子1ヶのサイズは縦5.5㌢×幅2㌢程のひとくちサイズのもの｡焼餃子とはいうものの福島県の円盤餃子スタイルの揚げ餃子に限りなく近いもの｡餃子の皮は毎日使う分に見合うだけの小麦粉を練り全て自家製とのこと｡皮から手造りというその拘りにより餃子の皮はモチモチとしており中の餃子の餡はニンニクが強めに効かされており､ふわふわとした食感で食べた先から後を惹く味わいです｡この焼きたて熱々の焼餃子を頬張りつつギン冷えのビールとともに味わうことが出来たならどんなに幸せな気分になることでしょう｡次回は電車で向かいビールとともに餃子をいただくと新たなる目標を作り次の目的地へと移動したのでありました｡

久しぶりに『夜来香』さんの『焼餃子』のテイクアウト品で最近ご交誼戴いているジモティの友を招いてギンギンに冷えたビールを片手にひと口サイズの焼餃子でのプチホームパーティ｡焼餃子とはいうものの揚げ餃子にかぎりなく近い餃子は多少時間が経過しても皮はしっかりとしています。勿論､焼きたて熱々のものを店内で頬張るのがベストではあるとは思いますがが経木に包まれた状態の餃子をそのまま皿の上にのせ文明の利器を使って再加熱をして戴いても充分美味しくいただくことが出来ます｡そのまま餃子だけ頬張っても良し別添の自家製の餃子のタレで味わっても良し適度に利いたニンニクが後を惹き一個また一個と箸を進めてくれます｡どちらかと言いますとB級グルメに属するものでしょうが花巻を代表する立派な土産の一品であるということは疑う余地はないものと思われます。

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2010/08のレビュー
北上を後にして盛岡の寝城に戻るその足でテイクアウト用の『焼餃子』を買い求める為に久しぶりに『夜来香』さんへと寄せていただきました｡當然のことながら焼餃子は焼きたて熱々のものをその場で戴くのがベストではあるのでしょうが當店の餃子は焼餃子というよりも､どちらかといいますと揚げ餃子に近いものであり､その分､多少の経時変化にも耐えられるのでテイクアウトでもそれなりに味わえる優れものです｡いつの日か冷たいビールを片手に熱々の焼餃子を店で味わうことを夢見つつ｡

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2009/12のレビュー
岩手という土地柄は､どちらかと言いますと質よりも量や味よりも価格を迎合される傾向が強く評価点だけを鵜呑みにして店選びをしてしまいますと大盛の店や爆盛をウリにされた店に足を運ぶこととなり面喰らってしまうこともしばしばあります｡
更には御贔屓の店であるからとか馴染みの店や知合いの店だからという全く別の視点から作為的に高評価されている店などへも自分の読解力の不足から文脈と行間を読み違えてしまい足を運び後悔したことも幾度となくありました｡しかし意図的に高評価され一時的に注目を浴びた店の大半は現在は店を閉じられているということは少なくなく実際の店の実力以上の高評価をして結果､店を窮地に貶めることとなってしまった実情も数多く目の当りにしてきました｡県都である盛岡に店を構える店ですら､そんな状況ですから他の岩手県内の市町村での店選びには一層大きなリスクが潜んでいることを想定する必要がありますが如何せんTabelogでも他のグルメサイトでも有益な情報量が極めて少ない土地柄ゆえ常に地雷と隣り合わせでの外食環境に今では少しづつ慣らされてきたように思います｡そんな中､人口の上では岩手県第三の都市といわれる花巻市にて今回とても魅惑的な焼餃子と巡り逢うことができました｡その店の名は『夜来香』≒『イエライシャン』さんという店であり花巻の中心街に店は構えられておりました｡當店を知ることとなったきっかけは数少ない信頼出来るジモティの方から「花巻に美味しい焼餃子の店ありますよ」という貴重で有益な情報を得て京都の寝城から盛岡の寝城へと移動する當日『新亀家』さんで昼餉に『亀甲弁當』をいただいた後に時間調整をし開店時間の午後四時三十分に伺いテイクアウトで噂の『焼餃子』をご教示戴いたとおり三人分買い求め盛岡の寝城に急ぎ戻りその友人とともに二人で戴きました｡一人前は15ヶで餃子1ヶのサイズは縦5.5㌢×幅2㌢程のひとくちサイズのもので焼餃子というよりも揚げ餃子に近いものでした｡外側の皮はモチモチとしており中の餡はふわふわとした不思議な食感でニンニクが強めに利いたソレは後を惹く魅惑的な味の焼餃子でありビールとの相性は言うまでもなくサワーやハイボールとの相性もバッチリであり自分が知る限りでは岩手県の焼餃子の中のBest 3に入るものでした｡何故に三人前が良いかと言いますと焼餃子を焼くフライパンのサイズにぴったりの個数が三人前とのことであり店主の伊藤達夫さんも三人前が一番美味しく焼けるのでオススメですと話されておりました｡B級グルメ的な焼餃子ですが見た目のインパクトと独創性に敬意を表し総合評価は★★★☆(3.5)と評価させて戴きましたが､これは一食の価値アリの餃子であると思います｡