鴨と牛だしのあっさりラーメン！ : 中華そば 松風

滝沢市役所近くの人気ラーメン店。

基本的なメニューは、
「鴨だし」「牛だし」「辛口ごま味」「昭和煮干し」
の4種類ですが、組み合わせや新メニュー、期間限定などでとても多いので初見は悩むはずです。
お、どうやら前回まであった「鶏だし」が無くなって「鴨だし」に変わったみたいですね。
ちなみに「牛だし」のラーメンは盛岡近郊では他に「一龍」と「牛たん仁」だけ、「鴨だし」をレギュラーで出している店は無いはずです。

●岩手鴨だし（しょうゆ）　￥860
まず香りが野趣あふれる鴨ですね。
食べるとあっさり甘めなのは他のメニューと共通ですが、後味はほんのりと獣臭がします。
雑味なしエッセンスだけ抽出です。
麺：
細めのやや縮れモチっとしてます。この店の麺はこの一種類ですね。
具：
大ぶりな豚バラチャーシューはトロトロ。
ランチセットで付けた「半鴨めし」はもちろん鴨肉でしたが、卵とじで肉は少なくて味わえるまで行かず。
ああ鴨肉。
他は半味玉、メンマ、麩、海苔、ネギ。

●牛だし（しお）　￥940
元々牛出汁でスタートした店ですが、その牛だしが以前より滋味深くなった気がしますね。美味しい。
もしかして、牛以外にも魚介を合わせてるかも。とも思ったけど、それは別にダブルスープってメニューで有るし。
この店は出汁の合わせ方はよくわからん。
麺は同じですが、チャーシューは牛肉です。
このせいで後味がコッテリになりますが、付いてくるレモンと柚子胡椒で味変できます。

●昭和煮干し　￥880
7種類の煮干しを使ってるそうで、確かにふくよかな煮干しの香りです。
そして食べるとあっさり甘めでスルスル行けます。

ここの店の特徴は、どのメニューもそれぞれの出汁が「香り」と「後味」ではしっかり感じますが、食べてる最中はそれほど違いを際立たせていない事ですね。

それにサービスがとても盛りだくさんで、学生割引は良くありますが、なんと家族で来ても子供がいればその分は割引きで1品500円。しかもその子供の年齢は問わないってのが凄い。何歳でも子供は子供。

実は前回食べた「辛口ごま味」に激辛が出来たらしいので、それを食べに来たんですがそれは次回に回します。
(客の半分は「辛口ごま味」を食べてるっぽいですね）
ごちそうさまでした。また来ます。

盛岡近郊では珍しい「牛だし」ラーメンの人気店が、11/1に店名を変えて再出発されたらしい。
「中華そば 青山」改め「中華そば 松風」ですね。
（食べログには申請中です→変更されました）
牛だしは、珍しいというか、ここらへんではこの店だけですけどね。

なお、変わったのは「業務展開に伴い」、と言うよくわからん理由ですが、なにはともあれ、変わったのは店名だけでメニューや営業形態は変わらないとのこと。

さて、祝日の14時前、ピークは過ぎたと思われますが相変わらず混んでいて、片付けの間だけ少し待ちます。

メニューは「牛だし」の醤油、塩、ダブル。
「鶏だし」も醤油、塩、ダブル。
ダブルは魚介も足されています。
前回から、それぞれの「塩」が増えていますね。そして「辛口ごま味」というのも追加されています。

●辛口ごま味（大辛）　￥880
スープ：
すり白胡麻と、粒のままの白胡麻がこれでもか！と入って、辛みは粉唐辛子ベースの辛味噌かな。
それらが一体となってドロドロです。
ぱっと見は「坦々麺」ですが中華系の要素は無いので、印象は和風ですね。

辛さは3段階から選べて、今回は一番上の「大辛」でお願いしましたが、真っ赤な見た目ほど辛くはないですが、ベースが解らないくらいの辛さではあります。
（多分、鶏だし＋魚介かな）
このドロドロさはけっこう胃にズシっと来ますねw

麺：
中細の縮れ麺。ツルもち、少なめ。
吉清水製麺の箱が有りました。

具：
炒められた豚肉細切りと、さやいんげん、ザーサイ？
ここは中華風ですね。
それに白髪ネギ。

元々は「まかない」から出来たそうですが、生卵とご飯がついて来るので、麺を玉子に付けて食べたり、ご飯をスープに入れたり、などがオススメされていました。
（自分はその食べ方は苦手なので普通にいただきました）

●鶏しお　￥800
●牛しお　￥820
両方とも1日30食限定。
これは家内と子供のを味見ですが、おー、どちらも純粋な出汁がふんわり来ます。
臭みや雑味は一切無しの、あっさり旨みなので「鶏！」とか「牛！」とかもはや解らないレベル。
交互に味見するとほのかな違いが解ります、くらいの違い。
前回食べた「醤油」は、その醤油が違いを際立たせていて、ハッキリその違いが解ったけどねー。
コショウが似合う味です。

チャーシューは、それぞれ「鶏ムネ肉」と「牛バラ肉」なのではっきり解りますがｗ
牛肉チャーシューのほうは前回の醤油とかなり変わっていましたが、これは塩と醤油の違いのせいなのかな。

実は前回は、名物の「牛だし」より「鶏だし（醤油）」が一番バランス的に好きでした。
ただしダブルにして魚介が入るとそのバランスが崩れていたりしたのですが、それはまた次回確認したいですね。
ま、値段は高いけど、．．．って今気付いたけど、全体的に前回から値上がりしてるんですね。

ごちそうさまでした。

昨年オープンしたラーメン店ですが、盛岡では珍しい「牛出汁」ということもありTVにも取り上げられて既に人気店です。
自分も何度か来ましたが駐車場がいっぱいで入れず、しばらくぶりで来てみたら、お、停められる！
という事で日曜の昼13時過ぎにインしてみました。

店内はさすがに綺麗でそれに小上がり座卓もありけっこうな広さ。
自分達の後からはどんどん来客で、すぐに満席、待ち席がちゃんと店内に有るのでそこで常に一組ぐらいが待っている感じです。
でも回転も早いようなので、それほど待たずに案内されてました。

●牛だし　 ￥760
スープ：
澄んだ醤油スープは甘い香り。けっこうな脂も浮いてます。
一口目、あっさりしていますが牛が来ますちゃんと来ます。牛ですねー。
独自の甘みとコク、少し獣くさい風味。
二口目以降はそれほど感じなくなりますが、食べ終わる頃には後味がやはり牛です。
強引に言っちゃえば、焼き肉を食べた後味。
もちろんあそこまでクドくは無いけどちゃんと主張します。
実は牛出汁と言っても、「牛骨」から取る店と「牛肉」から取る店の両方ありますが。ここはあまり臭みが無いので多分後者なのかな。
その分パンチも少なくなりますが、万人には受けるはず。
ま、どっちにしても難しいらしいけど、ここのは今まで食べた牛出汁ラーメンの中では断トツであっさりしていてバランス重視なので、これ系が苦手な人でも大丈夫だと思います。

麺：
普通の縮れ中華麺。もちもち少なめ。

具：
チャーシューは牛肉と豚バラロールの２種類。
牛肉はほぼ焼肉で、スープの牛臭さにはこの肉もかなり貢献してる感じかな。

＃ちなみに今はアキュートとのコラボ企画で500円とのこと。お得でした。

●鶏だし　￥680
これも澄んだ醤油スープ、すっきりした鶏の旨みがストレートに来ます。
後味も良いし、これは美味しい。
今回の３つの中で一番好きでした。

具のチャーシューは豚が2枚。

●鶏だしダブル　￥680
鶏だし＋魚介のダブルスープとのこと、その分、少し濁っていますね。
バランス的な据わりの悪さが原因だと思うけど、「鶏だし」のストレートな旨さに比べちゃうと、ちょいと雑味にさえ感じてしまうなあ。

面白いのが、メニュー毎に丼の模様の色が違う事。
牛だし:青、鶏だし：赤、鶏だしダブル：赤と青
ラーメン自体の見た目はそんなに変わらないので、これは親切ですね。ま、店側も間違えないしｗ

ちなみにラーメンのメニューは今回食べた3種のみで、あとはチャーシュー増しなどのトッピングと、卵でとじてるらしい豚飯や牛飯など丼ものが有りました。

ごちそうさまでした。また来ます。