一龍からリニューアルした「ディオスドラゴン」 : Dios Dragón

2/5、突然「担々麺 一龍」が「Dios Dragón（ディオスドラゴン）」にリニューアルしました。
（どうやらFC契約を解消したようです）

すわ閉店か？あの本格的な担々麺や牛骨はもう食べられないの？
と焦ったのですが、店名を変えて店は継続とのことで一安心。
さて週末のお昼、看板などは変わっていますが、店内はそのまま。

券売機を見ると、おお担々麺もまだ有りますね。
・鶏中華（醤油、塩）
・煮干し中華
・担々麺
他は、野菜タンメン、味噌ラーメン、あごだし中華、限定（ネギ味噌、辛味噌）
など、いきなり以前よりメニューが増えてる。

まず最初は、担々麺がどう変わったか、はたまた変わっていないか、を確認するべき。
ですが、いやいや、やはり券売機の左上の鶏中華か。
と悩むも、むむこんなメニューは避けて通れない．．．

●ドラゴン辛麺　￥1000
ベースは鶏出汁かな？
あっさり醤油に辣油系の辛みが足されています。
けっこうな辛さで一般には激辛と言えそうな。
嫌いではないけど、ベースがあっさりなので辛さだけがめだっちゃう結果に。それに後味がイガイガになります。
ま、最初にこういう変化球を食べる方が悪いけど。
麺：
普通の中華縮れ麺。明らかに変わってます。
具：
豚バラチャーシュー、白髪ねぎ、炒めたもやしニラ、キクラゲ、それに煮込まれた挽肉がゴロゴロと、
かなり盛沢山。
この挽肉．．．もしかして台湾ラーメン味仙を意識してるのかな？
面白いけど、だとしたら惜しいなあ。

さて、次こそ担々麺、いいや煮干しか。ん？あごだし？
ごちそうさまでした。また来ます。

坦々麺の「一龍」ですが、実はこの店にはもう一つ別系統のスープが有ってそれが牛骨。
塩、味噌、白醤油の３種類あり、今回はこれ。

●牛骨ラーメン（味噌）　￥1000
まずは牛骨が香ります。
それに甘いけど上品な味噌、渋みすら感じる香ばしさはけっこうな膜を張ってる香味油のおかげかな。
絶妙なバランスで後味も良く、これは美味しいです。
牛骨の塩は、出汁をストレートに味わえますがシンプルと言えばシンプルなので飽きも来ます。
自分は牛骨出汁には味噌が一番合うと思います。

麺：
他のと同じ中細のほぼストレート麺、ツルツルです。
具：
大きな豚バラチャーシュー。塩の時はロールでしたが今回は巻かれていない。
たまたま？
他は細切りメンマ、水菜、ネギ、モヤシと塩の時と同じだけど量が増えてる。
これもたまたま？

後半に卓上の「一味山椒」を入れたら、味がしまってさらに美味しい。

確かに牛の獣臭も微かにするので苦手な人もいるかもしれないし、ニンニクが効いたドギツイ味噌ラーメン好きな人には「ナニコレ？」とか言われる気もしますが。個人的な盛岡の味噌ラーメンランキング、いきなり２位にランクインです。

ごちそうさまでした。

大通り一本裏、坦々麺の人気チェーン店。
今年の夏はとても暑くて、冷たいラーメンも例年以上に食べちゃったわけですが、おっとここを忘れていました。

●特製 冷やし担々麺　￥1000
白と赤のコントラストが目にも鮮やか。
冷たくてもちゃんと濃厚で滑らかな白胡麻の風味が立っていますね。
それに自家製辣油からにじみ出る上品な辛さと中華系香辛料の香り。
美味しいです。下手すれば温かい「濃厚担々麺」より好きかも。

辛さもお上品レベルなので、途中でテーブルにある自家製辣油と花椒パウダーを、これでもかと足して結果赤黒くなりました。
ん－これこれ美味しいです。
この辛さ調整が自分で出来るのもこの店の良さです。

麺と具は温かいのと全く同じですが、やはり印象が全く違いますね。
やはり冷やしでも、盛岡の担々麺ではトップクラスかな。

ちなみに、これは夏季限定ではなく通年で食べられます。
ごちそうさまでした。また来ます。

大通り一本裏に今年の夏にオープンして、既に人気の坦々麺の専門店。
満を持して待望のこれが出たのを、公式SNSで知って早速うががいました。

●四川風坦々麺　￥950
ここの基本の「濃厚坦々麺」に、自家製ラー油と花椒が加えられて、見た目は真っ赤です。
食べると辛み、シビレ、それに酸味が加わって、バランス的に単調さが無くなり奥行きが出て更に好みになりましたね。
美味しいです。
（当然、濃厚坦々麺より辛いですが、ま、激辛まではいかない感じ）
これなら、盛岡で食べられる坦々麺のトップ３には入ります。

辛さが物足りないなら、テーブルの自家製ラー油と山椒で調整します。
（はい、調整しました）

麺と具は「濃厚坦々麺」と同じで、やはり肉味噌は少ないなー。
それに少しヌルめなのが残念。

結果、この店のメニューは下記に増えました。
・牛骨ラーメン（塩、味噌）
・濃厚担々麺（冷やしも有り）
・四川風担々麺
・汁なし担々麺

現時点のオススメは四川風担々麺です。
ごちそうさまでした。また来ます。

大通り、坦々麺の専門店です。
土曜のお昼に店の前を通ると、ん、外から券売機が見えます。
どれどれ、お、前回は品切れだった牛骨ラーメンが今日はやっているようですね。では。
牛骨は塩と味噌から選べますが、今回は券売機左上の法則で「塩」。

●牛骨 塩ラーメン　￥900
綺麗に透き通った清湯で、ふわっと香るのは紛うこと無き牛の風味。
牛出汁は牛肉で取る店もありますが、ここは牛骨で多分それ由来と思われる脂がたっぷり浮いています。
すすると独特な牛の甘みが口の中に広がりますね。
臭みも無く天然塩の塩梅も良く、さっぱりと上品なまとめ方です。
ただ、冷めてくるとねっとりとした旨味が舌に残って後味はもうひとつですが、これは他の店の牛骨でも同じでしたので、牛独特の後味なのでしょう。
それにこれも牛骨に共通ですが後半はどうしても飽きるので、テーブルの胡椒などは必須です。
麺：
担々麺と同じ細麺でツルツル。このスープに合いますね。
具：
薄いけど大きなチャーシューは豚バラロールでしっかり煮込まれてます。
他はモヤシ、水菜、白髪ネギにはブラックペッパー。
このタイプにモヤシは要らんなあ。

自分ら古い世代は牛骨ラーメンと言えば東京北千住「マタドール」ですが、
地元岩手では、松風（滝沢）、小野万（二戸）、無くなったゼロワン（盛岡）が有ったくらいで少ないですよね。
今まで食べた中ではここのが一番上品なバランスかな。
でも好みは、臭みも残したガツンと来るインパクト系です。

よってこの店のイチオシはやはり「濃厚担々麺」です。
でも牛骨の味噌ラーメンも行っときますかー
ごちそうさまでした。

今年８月のオープンですが、既に人気の坦々麺専門店「一龍」。
前回食べそびれた「牛骨ラーメン」食べるために２週間ぶりです。
ところが券売機を見ると牛骨ラーメンは塩、味噌ともに×マーク。
店員さんに聞くと、仕入れの関係で今は出来ないとのこと。
むむ。
では、これ。

●汁なし坦々麺　￥900
辣油と黒酢ベースのタレで和えられた坦々麺。
汁有りの方の坦々麺とは違って胡麻系は使っていないし、中華系の香辛料も感じられないので、広島の汁無し担々麺が近いかも。
ナッツ類やアミ海老も入っているので、食感は四川成都の汁無し坦々麺っぽくもあります。
ですが味的に一番目立つのは酸味なので、ユニークではあります。
インパクト的には中途半端にも感じますが、ま、上品な。とも言い換えられますね。

辛さはあまり感じないので、テーブルの四川山椒と辣油をたっぷり入れます。
具は汁ありと同じ肉味噌、刻みニラ、白髪ネギ。

麺は汁ありと同じ細めの中華麺。

でも、ま、盛岡にはこのタイプの坦々麺は少ないから、これからも期待します。
ちなみに自分的には、この店のオススメは汁有りの方の「濃厚坦々麺」です。
次は牛骨ラーメンが有るといいけど、SNSなど無いみたいなので店に入って確かめるしかない。

ごちそうさまでした。

銀座の中華料理店のオーナー（岩手県出身）がプロデュースする、坦々麺専門店がオープンしました。
昨年、1号店を浅草にオープンさせて、あっと言う間に人気店になり、その後はFC展開でここ盛岡店が10店舗目とのことです。

場所は大通りの一本裏で以前は「柳家大通り２号店」だった所。
店内はかなり改造されて、コの字型カウンター11席のみ。
入って券売機。
メニューは上から
「牛骨ラーメン（塩、味噌）」
「濃厚坦々麺」「冷やし坦々麺」「汁無し坦々麺」
他はご飯もの、焼売など。

BGMはシャンソン。
さてまずは基本のこれ。
●特製 濃厚坦々麺　￥950
スープ：
白胡麻の擦りと練りの両方を潤沢に使っていて、ググっと濃厚に香ります。
（市販の芝麻醤を使うとこんなに香りは立ちません）
これは美味しい。
自家製ラー油がかけられていますので、混ぜていただきます。

辛みはテーブルに花椒とラー油が有りますので、自分で調整可能です。
実は自分は坦々麺が好きでよく食べますが、自分が日本一と思う汁有り坦々麺の店との差は、このラー油ですね。
普段はその店と比べたりしませんが、これだけスープが美味しければ、つい言いたくなります。
麺：
かなり細めの中華縮れ麺。
具：
お約束の肉味噌は甘めで少ない。
それに岩手県産のアミ海老。食感が面白い。
他はニラと白髪ネギ。

惜しむらくは白胡麻とスープが少し分離してました。
この温度管理は難しいのよね。
これが分離してなければもっと一体化した風味が楽しめるのかな。
まだオープンしたてなので今後に期待します。

さて、次はもちろん「汁無し坦々麺」．．．んー「冷やし坦々麺」も暑いうちに食べたい。
あれ？「牛骨ラーメン」って。
ごちそうさまでした。また来ます。