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急勾配の階段の先にある…『il compleanno』
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ポルケッタ
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短角牛と香茸のラグーボロネーゼ
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パテドカンパーニュ
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鰯のマリネ
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Biancofongoli
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Torgiano Rosso
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il compleanno
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
移転
イタリア小料理屋 il compleanno（イルコンプレアンノ）
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン、パスタ、バル |
| 住所 | |
| 交通手段 |
盛岡駅から804m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners） |
席・設備
| 席数 |
8席 （全てカウンター席） |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
メニュー
| ドリンク | ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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盛岡市菜園の一角に佇むやや草臥れ感が漂うと或る雑居ビル｡急勾配の階段を上った二階に殆どネット上にも情報の上がってこないオステリア『il compieanno』さんがあります｡ドアを開け足を一歩踏み入れますと直ぐ目の前にはＬ字型の全8席程のカウンター席｡思ったよりも小体の店でしたがとても愛想の良いマダムが温かく迎え入れてくださりました｡グランドメニューらしきものは特にない様で目の前のボードにはアンティパスト､セコンド､プリモ､ドルチェとそれぞれ4～6品程の本日のオススメ的なメニューが書き記されていました｡その中からアンティパストに『パテドカンパーニュ』､プリモに『いわて短角牛』と『香茸』のラグーボロネーゼのパスタ､セコンドに『岩手県産豚のポルケッタ』を選びドルチェはジェラート類だけで味の想像が容易につくものばかりでしたので三品のみオーダーし柑橘系の優しい味わいのビオワインの白FONGOLI『Biancofongoli』からスタート｡ワインとともに『鰯のマリネ』のストウッツィキーノが同時に供されました｡鰯は鮪のトロ並みに脂ののった鮮度抜群の『梅雨鰯』が使われておりオリーブオイルとビネガーのマリネ液に軽く漬け込まれたものでしたが､このシンプルさが塩梅良くとても美味しい一品でした｡アンティパストのパテドカンパーニュは田舎風のパテでなかなかスパイシーな仕上がりのもので添えられた粒入りマスタードの尋常ではない量の多さにびっくり｡プリモの『いわて短角牛』と『香茸』のラグーボロネーゼのパスタは乾麺のスパゲティに粗挽きのラグーに存在を目視で確認するのは厳しい粉砕された乾燥『香茸』にパルミジャーノチーズという構成｡幻の茸でありその香りは松茸以上とも言われる折角の『香茸』の香りが削ったパルミジャーノチーズの香りで相殺されていたのが何とも勿体なく感じた次第｡そしてセコンドの皿にはローマの郷土料理のひとつ『ポルケッタ』をシェフなりにアレンジングされたと思しき『岩手県産豚のポルケッタ』｡奥の厨房で小刻みにフライパンを激しく揺らすシェフの姿を見て『ポルケッタ』ってあんなにフライパンを動かさなくても大丈夫なのでは？とひとり呟きながらフランベしオーブンで仕上げられ供された皿と向き合う｡ワインは『ポルケッタ』にドンピシャの『Torgiano Rosso』を所望｡皿の脇には瀬戸内の大三島産の『ブラッドオレンヂ』を使い作られたという自家製のマーマレードが添えて供されました｡主役のポルケッタも美味しいものではありましたがこの『ブラッドオレンヂ』のマーマレードの美味しいこと｡脇役が主役を完全に喰ってしまった感を感じつつ皿を綺麗に平らげさせていただきました｡話は変わりますがメニューボードの右上には『SNSご遠慮ください』と書き記されており店主に訳を尋ねたところ狭い街なので誰かと誰かが何処で呑んでいたとか直ぐに知れ渡ってしまうのでトラブル防止の為に『Facebook』や『Twitter』への投稿は控えていただいているとのことでした｡その言葉から『フロー型メディア』の『SNS』はダメで『ストック型メディア』の『ブログ』や『食べログ』であれば問題ナシとの判断から今回､画像をアップさせていただきましたが上記が自分の解釈違いてあったり何か不都合が生ずるようであれば直ちに削除させていただくつもりでおりますので當店へ興味をお持ちの方はどうか有効に活用していただければ幸甚です｡『il compieanno』さん素敵なお店でした｡