盛岡の飲みシメと言えば．．．博多人情のとんこつラーメン : あぁ博多人情 盛岡店

盛岡では数少ない博多長浜風のとんこつラーメン店。

この店は夜7時の開店なので、ま、飲んだ後のシメラー専門ですね。
で、自分はすっかり飲んでもシメなくなったので、うわー、のほぼ4年ぶりでオリンピック並み。
しかもここの基本メニューを食べるのは8年ぶりです。

●ラーメン　￥780
ここの「とんこつ」は見た目よりあっさりしたクセの無さが特徴で、スルスルっと行けます。
元々東北人の舌に合わせたのが店のウリなので、その点ではブレてないですね。
（自分は、もっと獣臭さが鼻を抜けて行くくらいの濃厚なのが好きですけど）
ただ以前よりクドさが増した気がするなあ。

麺：
いつのも「バリカタ」ではなく今回は「かため」で。
そのせいかな？麺の多加水さが減ってやや縮れてるような、ん－麺変わったかな。
やはり「バリカタ」で比べるべきでした。
具：
厚めの豚バラチャーシュー２枚、それに青ネギ。

まだ財布に入っていた「替え玉無料券」は、今年の春で終了したらしい。
ごちそうさまでした。

盛岡で本格的な長浜系の豚骨ラーメンと言えばココ！的な店です。
（東北を中心としたチェーン店ですけど）

以前は毎週のように足繁く通っていましたが、最近は飲みシメのラーメンを食べなくなったので、夜だけ営業のこの店は足が遠のいてしまい、なんと3年ぶりです。

「４の付く日は「クレイジー煮干し」」のメモをやっと活かせる！
と、店員さんにその旨を伝えると「それはもう終わりました」とあっさり言われ．．．ショボン。

改めてメニューを見ると、んー微妙に変わってますね。
今は「うおぶし」「とんこつ」「みそ」のラインナップで、それぞれに「バカねぎ」やチーズやら辛味やらキクラゲなどのトッピングが加わります。
ま、前回からだいぶ間が空いたので、定点チェックのために「とんこつ」を食べるべきでしょうが、メニュー的にはこれが左側に書かれてるので。

●魚節　￥770
スープ：
白濁した豚骨スープに、マー油？と思えるような黒いタレがかかっています。
でも香りは魚介。食べると、鰹節か鯖節の「節系」が鼻を抜けて行きますので、節系や魚粉を使った魚介のタレですね。
魚介風味の豚骨は珍しいかも。
でも、このタレの印象が強くて、豚骨は印象にあまり残らず。バランス的に惜しい。
ま、ここの豚骨スープは元々クセの無いクリーミーさとコクが特徴的でしたが、さらに「あっさり」になった気がします。
それに若干ぬるく感じるのは、このタレのせいなのか、豚骨スープ自体がぬるいのか。
ああ、ちゃんと「とんこつ」を食べるべきでした。それは次回。
麺：
今回はバリカタ、麺は変わらすに美味しい。替え玉は我慢．．．というか無理。年齢には勝てず。

●バカねぎ魚節　￥890
同行した友人はこれ。．．．って空気読んで「とんこつ」を注文しろよ。
無理やりスープを少し味見しましたが、大量のネギが乗って、さらにぬるい感じ。

何度かお話しした事もある以前のご店主は辞められたとのとで、今は別の方が厨房にいましたが、なんとなく店内の雰囲気が変わりましたね。ま、平日夜の８時台というこの店にとってはまだ早い時間帯だったせいか、店内は1/3程度の入りだったのも影響してるのかも。
夜中はどうなんでしょうね。

ごちそうさまでした。

2015/6追記
なにやら辛いメニューが追加されたらしい！との噂で久々に伺ってみました。

●ABUNAIラーメン ¥710
ん、あれ？スープの見た目は普通のとほとんど同じ、少し色が濃いくらい。
一口目すする、むふっ、少しむせます。
「ハバネロ」を使ってると教えてもらいましたが、確かにそれ系のシンプルでストレートな辛さです。
（どうやら、ここの基本スープにハバネロを加えただけのようです）
辛さ度は、「ちょうてん」で言えば１爆程度かな。
ちなみに、トッピングで辛さを増すことができます（１個￥70）

それにしても、辛さが加わっても、なお主張し続ける濃厚な豚骨スープの方に感心します。

ごちそうさまでした。また来ます。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------
大通り飲みの〆ラーメンとしては、最も頻繁に来ているこの店ですが、最近は満席で諦める事が多かったですね。
で、今回は夜10時過ぎというこの店としては早めだったこともあり、けっこう空いていていましたし、写真を撮るのも忘れませんでしたｗ

今は東北各県に展開するとんこつラーメンチェーン店ですが、ここ盛岡が１号店とのこと。
なお、ここは基本的にラーメンとしては１種類で、トッピングでバリエーションがあるだけです。ま、ここまで潔いメニューでここまでの人気店なのは、夜遅くまで開いているのだけが理由ではないでしょう。

●ばかねぎラーメン\750
ここのとんこつスープは、クセの無いクリーミーさが癖になります。
コクは有りますが見た目よりあっさりして、クドくはないため何杯でも食べられそうです。
この店は東北人の好みに合わせてはいるかもしれませんが、夜の7時開店ですので元々〆ラーメンにターゲットを絞っているのでしょう。
また、上司に連れられた女子社員も来ますｗ
「飲み屋街の真ん中にある、豚骨臭さを無くしたあっさり系とんこつラーメン」という、このニーズを踏まえたうえでも、充分美味しいと思います。

ま、博多長浜ラーメンは（じゃじゃ麺のように）自分の好みで調整するのが普通ですが、この店では自分は何も入れないです。
ただし替え玉をした時は２玉めの後半でマー油を投入します。これ最強。

麺は「普通」「かため」「バリカタ」から選びます。
自分はバリカタ。
ここのバリカタは比較的柔らかめなのですが、博多長浜ラーメンらしい細麺ストレートはザクザクで美味しいです。
怖くてｗ頼んだことないけど、「ハリガネ」「粉落とし」も出来るのかな？

麺の量（普通のラーメンの１／２程度？）からだけみると高めの価格設定に感じますが、もちろん、長浜ラーメンは替え玉が前提です。
しかも、会計時に毎回、替え玉無料券が貰えますので、実質的に替え玉はタダです。これも嬉しい。
ま、替え玉無しで〆ラーメンとしてはちょうどいいくらいの量なので、最近は替え玉は控えていますが．．．

お腹に余裕のある時は、ビールと「すもつ」。これが旨くて量も多いので、同僚とつつくのも良し。


満腹度：３
ＣＰ度：２
再訪度：近くに来たら寄っても良い