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店名 |
うなぎ 善(ゼン)
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受賞・選出歴 |
うなぎ 百名店 2019 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2019 選出店
うなぎ 百名店 2018 選出店
食べログ うなぎ 百名店 2018 選出店 |
ジャンル | うなぎ、日本料理、海鮮 |
予約・ お問い合わせ |
019-623-1122 |
予約可否 |
予約可 予約は2名以上から。 |
住所 | |
交通手段 |
盛岡駅から徒歩15分程度 盛岡駅から1,099m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 |
個室 |
有 (4人可) |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
備考 |
盛岡城址公園下。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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盛岡での冷麺パトロールも完全に終了した(ただしレビューは半年以上熟成させてます(大爆))ので、関東風鰻と関西風鰻を操るという噂の凄腕鰻屋、善に2014年3月某日の12時半頃に初訪問した。
ちなみに、こちらは食べログ評価で岩手県ナンバーワンの鰻屋である。
店頭に着いてみると、老舗鰻屋をイメージしていたのだが、意外にも新しい店構えで少し驚いた。
店頭のメニュー板をみると、昼は関西風鰻を出していないことが判明した。
・特選うな重:3150円
・特選白焼重:3200円
・善特製おひつまぶし:3500円←「3通りの味が楽しめます」という注釈がありました。
「こんちは」と言いつつ、粋を装ってお店に入って行くと、女将?が迎えて下さった。大将は厨房のいるようだった。
店内はカウンタ席、テーブル席、座敷という構えで、先客はなし。
テーブル席か座敷でゆったりと食べようと思い、そう希望したが、カウンタ席にと案内された。
改めてメニューを見たが、うな重等の他は、蒲焼、白焼等、時間のかかるものしかないので下記を注文した。
・特選うな重:3150円
・ビール中瓶:580円?
ビールを片手に、スポーツ新聞と雑誌を読みつつ待っていると、30分弱で鰻重様がご出座ぁ~っ!!
ははーっ。(おでこをカウンタテーブルに擦りつける。○l ̄l_(大大爆))
お客が来店してから活鰻を捌くため、40分以上はかかると聞いていたが、意外と早くでてきた。
重箱に鰻が一尾丸々入ってでてきたが、ごはんが見えていたところが少し残念(大大爆)。
うな重の他には肝吸い、奈良漬けなどの漬け物という構成だった。
特選うな重は所謂関東風の鰻で背開きである。
黒褐色と言っても良いような鰻の焼色と艶を見ると、程よく白蒸した後に何度もタレをつけては丁寧に焼いていることがわかる。
食べてみると、丹念に焼かれた鰻、甘さ抑えめでサラサラ系のタレ、ごはんのバランスが抜群。
こういううまい、おじょうしんな鰻は、腹が減っててもゆっくり食べたい気になってくるから不思議である(笑)。
もし文句をつけることがあるとすれば、ごはんの炊き加減くらいのもので、おそらく夜にはそれも解消されているだろうと感じた。
うな重の味にアクセントを求めて、山椒に手を伸ばそうとした時に驚いた。
山椒が少量ずつ小分けにパックされて置いてあったのだ。
その瞬間、お店に入ってからずっと、もやもやしてたものが何だったかわかった気がした。
江戸時代、鮨や天麩羅は庶民の食べ物で立ち食いが一般的であった。
古典落語にも「天麩羅は立って揚げたてを食わないとうまくない」なんてセリフがあったりする。
鰻なんかも、立ち食いだったとは思わないが、庶民の食べ物であったはずである。
カウンタ越しにご主人や常連と何でもない話をしながら味わい、「ごっそーさん、また来るよ」なんてぇのが粋という感じがする。
鮨、天麩羅、鰻はどんなに高級になったとしても、出所から言って、いつの時代になっても庶民感覚は必須だと思うのである。
凄腕鰻職人のご主人は一見の客の前にノコノコと姿を見せるくらいなら、仕事に集中する方が合理的だと考えているのか、厨房に気配はすれども、一切姿を見せなかった。また、女将さん?の方からもほとんど話かけられることはなかった。
きっと小分けのビニールパック入りの山椒も、湿気る心配もなく、これで出すほうが清潔で品質も確保されて、合理的だと思われているのだろうと感じた。
しかし、合理的で凄腕な鰻職人というと、達人なんだろうけど、何か冷たい、お高い感じがするのである。
合理的とは対極にある、愛情という名の山椒、つまり客とのふれあいや、温かいお店の雰囲気という庶民的なスパイスを振りまくことができれば、こちらのお店はもっともっと輝けるだろうに残念だなと感じた。
鰻職人は「串打ち三年、裂き八年、焼きが一生」なんて言われるが、笑顔の接客も一生だと思うのである。
そう思ったら何故だか無性に、宇都宮の川蝉のうな重が食べたくなってきた(超大大泣)。