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"かにいっぱいオムライス"は酔ってからどうぞ … 『遊食屋FUJI 』。
期待していた"味の店とだ"さんで想定外の『ぶた玉』を口にする羽目となってしまい何処かで口直しの食事を
して帰ろうと久しぶりに盛岡で最も賑やかな飲食店の集積するゾーンへと足を踏み入れてみた。
異常に目に付くのはスーツ姿のキャッチくんたちとその手の店が大繁殖されていたこと。道端に立つ黒服姿
の若いオニイちゃん達が道行く客に手当たり次第、アノ手この手の誘い言葉を投掛けておりとても五月蝿い。
既に夜のクラブ活動を卒業してしまった當方には邪魔者以外の何者でもなく耳障りな言葉も迷惑千万である
のだが目的地の"遊食屋FUJI"さんへ向かうにはこの道を避けては通れないので已む無しなのである(笑)
通りから少し奥まった場所に建つ雑居ビルの一階のどん突きに目的の店があり入口には相変わらずド派手
な看板と豊富に揃えられたメニューが掲げられていました。
その中には『盛岡新名物』と謳われた『焼き冷麺』というものがあり多少興味が惹かれるも"遊食屋FUJI"=
『かにいっぱいオムライス』という方程式が頭の中に刷り込まれているため迷うことなくソレをオーダー。
程無くして席に運ばれてきた『かにいっぱいオムレツ』。白磁の皿に盛られこんもり盛り上がったドーム型の
和風天津飯は自分が記憶していたものと見た目の変わらぬものが供され先ずは一安心。
しかし良く考えてみると素面に近い状態でこれを食べるのは今回が初めてかも。添えられたスプーンをドーム
型の『かに玉』の山の中に入れ口に運んでみると第一印象はかなりしょっぱい。二口めも同じ印象。何も塩気
をこんなに効かせなくともと思ったが考えてみると此処は歓楽街で遊んだ後に小腹を満たすために立寄る店。
店を訪れる客の殆どが既に出来上がっているのだからこのくらい塩分を強くしないと味がぼけてしまうのかも。
そう考えるとやはり此処へはいい加減酔っぱらってから伺うのが良いということなのだろう(笑)
肝腎の『かにいっぱい』は以前と比べ大幅減、本当に驚く程の量の『かにの脚肉』が入っていたのだが目視で
それなりに存在が確認される程度の量に減っていた。決して思い出を美化したい訳ではないのであります(笑)
たぶんこれが最後の訪問となるであろうが、あの『かにいっぱいオムライス』を復活して戴きたいものである。
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2006/09のレビュー
パフォーマンス大好きで超目立ちだがりやのオーナーが半ば道楽で深夜遅くまで営業されている居酒屋風の
DINING&BARが當店『遊食屋ふじ』"さんです。
奥まった場所に建つ雑居ビルの一階というロケーションにある店ですが立地柄、夜が深まるにつれて賑わいを
みせるという知る人ぞ知る店です。店内に足を踏み入れますとテーブルとテーブルの間が天井から吊るされた
カーテン式のパーテーションで仕切られているということもありプライバシーを気にされる女性の利用が非常に
多い店でもあります。
『遊食屋』と名乗られています通り供される料理のラインナップは和洋折衷で豊富。焼鳥からステーキ、ラーメン
からオムライス、ちらし寿司までと実に守備範囲の広い店ですが當店でのお奨めは『かにいっぱいオムライス』
という和食と中華のテイストが融合した料理です。ゆるゆるふわふわの半熟状に仕上げられた『かに玉』の上
には和風味の餡がたっぷりとかけられており『かに玉』の下には硬めに炊きあげられたごはん。和風の天津飯
のような料理ですが『かにいっぱい』という品名を裏切らぬ量の『ずわい蟹の脚肉』がたっぷり使われています。
餡は天津飯に使われるような甘酸っぱい味のものではなく鰹出汁が前面に出た和風味の餡がかけられており
さながら和風オムライスです。餡の味は濃い目ですがアルコール手麻痺した舌にはちょうど良く感じられます。
この『かにいっぱいオムライス』は一食の価値アリかと。他に『かにいっぱいごはん』という蟹のちらし寿司風の
メニューもありますがこれもなかなかの味です。アルコール類はビールからワインにシャンパン、カクテルまで。
〆の位置づけとして使い手のある店であり酒席の後に小腹を満たしたいという時にとても重宝する店であり抑
えておいて損のない一軒であると思います。
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店名 |
移転
盛岡居酒屋 遊食屋FUJI(ふじ)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、郷土料理、焼き鳥 |
住所 | |
交通手段 |
JR各線盛岡駅 徒歩10分 上盛岡駅から868m |
営業時間 | |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) |
席数 |
80席 (※VIPルーム14席、半個室各1(4席・6席・8席)、ホール47席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 ※詳しくはお店にお問い合わせ下さい。 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
備考 |
【盛岡市中央通2-1-3 SNIロードサイドビル1F より移転】 |
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猛烈にそして無性に『ずわいがに』が食べたくなり一体何年振りになるでしょうか?発想の引出しの多いジャンボこと藤原店主が腕を揮われる『遊食屋Fuji』さんへ再訪させていただきました。先ずはギン冷えの生ビールで渇いた喉を潤します。デフォルトで供されたつきだしには『鴨肉(カモニク)のシチュー』。何故に『鴨肉(カモニク)』なんですか?と問いますと新メニューに上市される『鴨塩(カモシオ)ラーメン』の試作で鴨肉のミンチボールを大量に仕込んだためとのこと。その鴨肉のミンチボールがたっぷりと使われたシチューでお腹の中を温めた後はお目当ての秋田産の活けの『ズワイガニ』で造られる『ズワイガニのオムレツ』とハイボール。オムレツの中には『ズワイガニ』の身がたっぷり使われており和風味の餡掛け(アンカケ)が蟹(カニ)の持ち味を引き立てます。そして藤原店主考案という『盛岡りんごハイボール』とともに今では完全に知る人ぞ知る『裏メニュー』となってしまった『ズワイガニ』をこれでもかと使い造られる『ズワイガニごはん』でお腹を満たしホロ酔いとなり蟹を食べたい欲求も満たされたところで会計をお願いし店を後にしたのでありました。