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伝説のラジャスタン! ■スパイスボックス(金沢市)■ビンジョールパティアラ、ダルエバハールほか | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
カレーFile #25-4 ■カレー・スリッスリの定点観測■ Spice Box(石川県金沢市)■長すぎた夜。
2014年7月20日(日)NEW !
■カレー・スリッスリの定点観測■ Spice Box(石川県金沢市)■長すぎた夜。
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11896962760.html
■サクサク30■スパイスボックス(石川県)■2人の心も、こんな風にミキシングされたらいいのにな。
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11627318118.html
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「カレーFile #25-2 ■カレー・スリッスリ■スパイスボックス(金沢市)■所長の命を受け業務を暫定再開した執事の話。」
(※長くなるのでブログから一部抜粋しています)
<ある日のスパボ>
・外観
スパイスボックス(石川県金沢市)。
昼は週末のみ営業中です。
店に駐車場がないのでいつものように60分100円の有料駐車場に駐めます。
・入店
客はゼロ。
カウンターに座ります。
オレンジ色のポロシャツでキメまくりのF氏がお出迎え。
今回は「スリランカカレーセット」1480円と決めていました。
<スリランカカレーセット>
・スープ
最初にスープが来ました。
富山県高岡市の某店と同じ味。
塩コショウがガン入りです。
特に旨いものではありません。
・探偵の食卓
名称は、並んでいる順で
「パリップ」、「ククルマスカルマルワ」
「マッルン」、「カトゥレット」
「ポルサンボル」、「サフランライス&パパド」
では順に見ていきましょう。
1.パリップ(レンズ豆のカレー)
豆が大好きな、やみ先生の大好きな味。
今回、自宅でこれを再現したくて足を運んだわけですね。
豆はマスールダール。
レンズ豆(ヒラマメ、レンティル)の剥き割りで、ピンク色をしていますが火を通すと黄色くなります。
カレーリーフ、モルディブフィッシュ?(※実は・・)、粒マスタードペーストなどが入っています。
ココナッツミルクで仕上げているのでトロッとしてかすかな甘みもあります。
シンプルにして奥深い、なぜか異常に魅了される一品。
豆好きなら嫌いな訳がないでしょう。
これは激ウマ!
ぜひとも自分で作られるようになりたい!
はやく人間になりたい!(※やみ肉声)
2.ククルマスカルマルワ(ブラックチキンカレー中辛)
ククルマスカ・・・ややこしい名称はやめてほしいですね。
(略したらククレカレーですね)
普通にスパイスの効いた、黒いチキンカレーです。
骨無しのチキンがゴロゴロ。
この店の辛さは7段階ですが、これは4辛。
辛さに弱いやみ先生ですが、4辛はへっちゃらだそうです。
この店、北インド的なターリー(ランチカリーセットなどが該当)もあり、そちらのチキンカレーと本品では味わいが異なります。
できれば(せっかくなので)こちらをオススメするとのこと。
3.マッルン
ココナッツの果肉を刻んだものでモルディブフィッシュ?(※)の味が強烈。
ご飯に混ぜ込んで食べます。
魚くさいのですが、日本人にはなじみ深い味ですね。
4.カトゥレット
イワシのミンチのコロッケ(カツレツ)です。
オーロラソース(マヨ+ケチャ)をつけて。
イワシが大好きなやみ先生は大満足。
5.ポルサンボル
マッルンと似たもの。
原料はココナッツとモルディブフィッシュ?(※)を主体に、玉ねぎとチリが加わっています。
米に混ぜ込んで食べます。
魚くさい、和風の味わい。
6.サフランライス、パパド
このセットにはナンは付かないので、量的にはやや少なく感じるかもしれません。
もし足りない場合は、この店の名物「マライティッカ・ハーフサイズ」800円を追加注文するのがやみ先生のオススメです。
<カレー談義>
やみ先生はオーナーのF氏とたっぷりカレー談義しました。
その結果をまとめると、
●モルディブフィッシュ、食材全般について
・モルディブフィッシュは入手が困難。(高価になる) 事実上、日本の鰹節と味が同じなので同店でも鰹節で代用している。
・鰹節で代用するときは薄い「花ガツオ」ではなく、厚削りのものを砕いて使うとよい。
・日本米を使う理由は、入手しやすいことと、バスマティ米やスリランカ米が高価なため。
●メニューについて
・メニュー表はオープン時のままであり、その後の新作料理は載せてない。要望の多かった「マトン系のカレー」や創作料理「イカのタンドール」など、いろいろあるので直接聞いて欲しいとのこと。
・「ビンジョールパティアラ」と「アルーバイガン」は同じもの。なすとジャガイモのカレー。コックが気分で呼び方を変えているだけ。※メニュー表の名称が全般的にややこしいのは認識している様子。
・南インド、スリランカカレーだけでは経営的に心配なので、北インド的なカレーも揃えている。
・手食いすれば100円引き。実際に手食いする人は全体の30%。
●スリランカ、F氏について
・スリランカは気温が年中26~36度ぐらいの暖かい国。雨季と乾季があるので行くなら4月頃がオススメ。東京からコロンボへ直行便がある。
・F氏は富山県の「ラジャスタン」(閉店)で働いていた。そのときの仲間に高岡市の某店のJ氏がいた。
(※ラジャスタンは、やみ先生が大学生だったころに存在していた伝説の店)
・長年、自身の一番やりたかったものが南インド、スリランカのカレー。スパイスボックスを始めるにあたり、ようやく夢が実現できた。
<金沢美人>
あとから、20代後半の金沢美人が一人でやって来てカウンターに座りました。
やみ先生は、すかさずカレー・ナンパ。
おねいさんはカシミール(射水市)にも遠征したことがある、なかなかの人でした。
意気投合したものの、残念ながら”お持ち帰り”(=カレー・お持ち帰り)は出来なかったそうです。
やみ先生にもそういうことがあるんですね。
<まとめ>
・スパイスボックスでは北インド的なランチカレーではなく、(この店の売りである)スリランカ料理(カレー)を食べよう。
・ランチセットの北インド的なカレーやタンドールは高岡市の某店とほぼ同じ味です。(ラジャスタン系) ※マライティッカがオススメ。
・グランドメニューには「ワダ」「ドーサ」「サンバル」「ウタパム」などの南インド料理や、個性的なスリランカ料理がいろいろあります。(※北陸でここだけ!)
・ただしミールスなどのお得なセットにはなっていないので、単品で揃える必要があります。
・F氏といろいろ談義しながら旨いものを作ってもらうのが正しきカレー道です。
・石川県でナンバー1の店。近くにあれば、週に1回は通うかもしれません。
※完全版はブログで。
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11374138414.html
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「カレーFile #25-1 金沢のカレー事情★富山県が誇る”カレーのプロ”やみちゃんが道場破り、片町をブイブイ言わせる!」
ブログ「☆やみちゃんの富山食べ歩き☆」から一部抜粋
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-10935256527.html
ども、カレー・キューカンバー男、カレー探偵やみちゃんです。
今日はカレー遠征に行ってきたので、Spice Box(金沢市)についてレビューしたい。
<石川県のカレー事情>
その前に、そもそもお隣り石川県のカレー事情はどうなっているのか、簡単におさらいしたい。
1.いわゆる金沢カレーについて
金沢市を発祥とするらしい”金沢カレー”。
石川県民は、当然のごとくこれが大好き。
具体的にはゴーゴーカレーやチャンピオンカレー、その他”ぱちもん”(パクリ)の店が無数にある。富山県にも進出しているのでおなじみだろう。
カツカレーやヤサタマ(野菜たまご。厳密には富山県発祥)カレー。
トッピングがいろいろで、濃いめの黒いカレーソースをかけてキャベツを混ぜてガッツク。
やみちゃん、金沢カレーは好きでも嫌いでもないのでわざわざ食べには行かない。
2.インドカレーについて
そんなわけで、石川県ではインドカレーの店があまり流行らない。
はっきりいってカレー後進県だ。
石川県のカレーのプロたちは、富山県射水市まで食べに来ている。
やみちゃんも石川県のインドカレー屋はそれなりに行ったことがあるのだが、ほとんどが1回限り。しかも、印象に残っていない。
シャルマ、ホットハウス、ルビーナ、るびなばいざべい、ティルパティ、Spice Box・・・。
なんというか、総じてマイルドであり、和風なアレンジが多いのだ。
(ただしホットハウスはハーブの使い方が独特で珍妙な風味がするけど...)
和食文化の根付いた土地だから仕方がないのか?
現地のホテル出身のコックばかりだから上品すぎるのか?
まあ、そうは言ってもたまにはレビューしてみるかと思い、久しぶりにSpice Boxを訪れたのだった。
<6/26昼スパボ>
Spice Box(以下、スパボ)は、石川県のカレー好きなら必ず押さえているような有名店。
(犀川を渡る)
室生犀星に思いをはせながら、犀川を渡る。
(外観)
場所は、片町の裏通り、野町。
ラブロ片町の裏。
夜だと雰囲気が全然違うのだろう。
ちなみにやみちゃん、昔、ギャルと交際していたときに、よく香林坊109に足を運んでいた。(爆)
そのとき彼女が選んでくれたSWORD FISHという店のキラキラな緑色のTシャツ。
一度も着なかったが、たしかまだタンスのどこかにあったはず。(爆)
(店外のランチメニュー)
ランチは、土・日・祝しか営業していないのだ。
(店内風景)
カウンターに座る。
客はゼロ。
ほんとにヤヴァイね。
経営成り立つの?
まあ、夜はいっぱいなのかな?
(座敷席)
奥に細長く伸びる店内。
トイレの手前に座敷席があった。
<メニューとオーダー>
この店はスリランカ料理・南インド料理がセールスポイント。
たしかに、東京にはインドの南部で食べるような”サンバール”(豆とか野菜のカレー)などを出す専門店が多いと思うのだが、北陸で食べようと思ったら困ってしまう。
壊滅状態だ。
デリー高岡駅南店には”南インド料理ランチ”など一部あったりするが、あまり本格的なものじゃあない。
でも、スパボには”ドーサ”(南インドのクレープ状の料理)もあるし、”ドーサ”を注文すれば”サンバール”も付いてくる。
この店ならではの強みだろう。
(グランドメニューには”ドーサ”もあるぜよ)
しかしそこは富山のキューカンバー男、やみちゃん。
名物の”ドーサ”はさておき、カレーランチ980円を注文したのだった。
<カレーランチの実力>
(ランチスープ)
DIL(射水市)のものと似ている。
塩こしょうが強い。
たいしてうまいものではない。
(カレーランチ(他にナンが1枚) 980円)
ターリー(盆)にやや小さめのカトリ(皿)が5個乗っていた。
カレーは日替わりの3種類。
今回は「キーマ、アルー・パラク、ジンガ・チリ」といったところか。
(※正式名称は聞いていない)
(キーマ・カレー)
鶏の挽き肉。
トマトが強い。
ケチャップのような味。
やはりブラックペッパーが強くて他のスパイス感を消し去ってしまう。
(アルー・パラク)=ビンジョール・パティアラ(笑)
ジャガイモとほうれん草のカレー。
スパイス感が絶妙。
これは今回1番のカレー。
具材を”油通し”していると思われ、どうしても油が過剰なのだが、まあなんとか適正レベル。
パラク(ほうれん草)は原形を残しつつ、エグミもちょうど良い仕上がり。
アルー(ジャガイモ)のホクホク感との絡みが良い。
(ジンガ・チリ)
背わたを取ってきちんと処理したやわらかい海老が3個入っていた。
ぷりぷり感を楽しめる。
ベースがトマトなので、キーマとかぶっていた。
なんとかならなかったものか?
また、油通しした大きめのタマネギとピーマンがゴロゴロ入っており、ピーマンが強すぎて”エビチリ”と”チンジャオロース”を同時に食べたときのような味がした。
そういう意味で、私はピーマンと海老は相性が悪いと思う。
ピーマンで海老が死ぬからだ。
(ライス)
ライスは日本米。
黄色い色が付いている。
サフランでもなく、ターメリックでもない。
ギー(バター)ライスである。
(ナン)
ナンは薄め、パリパリ系。
食感が軽い。
少し甘みあり。
ギー多め。
丸形1枚。
(ミニサラダ)
ドレッシングはあろうことか、単なるマヨネーズ。
(ヨーグルト)
単なるプレーンヨーグルト。無糖。
やみちゃんが毎朝食べている”ビビタス”と同じ味。
なんでこんなものが付いてくるの?
(”ライタ”だったら分かるけど・・・)
(サモサ)
けっこうボリュームがある。
ソースは”タムリンド”という南国フルーツを使用した甘酸っぱいもの。
ウエイターの体格の良いお兄さん(スリランカ人?)に、
「これ、タムリンドのソースですか?」と聞くと、
「こやつ、できるな?」という顔をされてしまった。
<まとめ>
・香林坊や片町に週末に買い物に行くことがあれば、寄るべし。
・本来なら、”ドーサ”や”サンバール”などの南インド料理を食べるべし。
・カレーの味は、富山県でいえば「シャングリラ」(高岡市)に似ている。
(※シャングリラで働いていたコックが独立してできた店なので当然か...)
・この店のカレーを食べるためだけに富山県から遠征することはない。
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店名 |
スパイスボックス(SPICEBOX)
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食べログ アジア・エスニック WEST 百名店 2022 選出店
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食べログ カレー WEST 百名店 2019 選出店 |
ジャンル | インド料理、インドカレー、スリランカ料理 |
予約・ お問い合わせ |
076-234-3313 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
北陸鉄道バス「片町停留所」から徒歩2分 野町駅から877m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
35席 (カウンター7席、4人席テーブル×2、座敷20人) |
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個室 |
有 座敷 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 座敷あり |
料理 | 野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2009年 |
初投稿者 | |
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伝説のラジャスタン!■スパイスボックス(金沢市)■ビンジョールパティアラ、ダルエバハールほかカレー探偵、やみちゃんです。
金沢に来まっしまー。
夜の片町、ぐいーーん。
なーんて特に言われては無いけれども、1時間強で行けちゃう距離だからサクッと行ってきましたよ。
SPICE BOX
(石川県金沢市片町2丁目30-8)
金沢屈指の実力店。
北インド料理から南インド料理、スリランカ料理まで幅広く提供中です。
さて、店主のフェルナンドさん(スリランカ出身)ですが、実はこの店を開く前、まだ若かりし頃に、富山市内にあった”幻の名店”「ラジャスタン」(閉店)で働いていたことは知る人ぞ知る事実です。
「ラジャスタン」では、ジャッキー料理長のもとで働いていたわけですが、のちに諸事情で「ラジャスタン」が閉店したあとは、ジャッキー氏は高岡市で「シャングリラ」を開き、フェルナンドさんは金沢市で「SPICEBOX」を開くことになりました。
両店は「ラジャスタン」の”ジャッキーレシピ”を受け継いだため、或る意味で、「ラジャスタン」の味はかたちを変えて存続することになったわけです。
在りし日のシャングリラ(閉店)
シャングリラのジャッキー氏は伝説そのもの。
今上天皇が皇太子時代に料理番を務めるなど、その実力は広く知られていました。
私も常連でしたが、その中で非常に気に入っていた料理が、「ビンジョール・パティアラ」という料理。
参考資料「ビンジョール・パティアラ(シャングリラ)」
英語で Brinjal Patiala、読みは”ブリンジャル・パティアーラー”が正確でしょうけれど、メニューの表記は”ビンジョール・パティアラ”なので、それに合わせたいと思います。
インド北部の都市パティアーラー・スタイルの茄子のカレーという意味です。
要は”アルー・ベイガン”(茄子とジャガイモ)なのですが、マサラ使いがジャッキー氏ならではで、当時は衝撃を受けました。
シャングリラでは、毎回のようにこれを食べていた私です。遠い目。
その後、シャングリラは諸事情で閉店。
ジャッキー氏もシェフを引退されました。
嗚呼、「ビンジョール・パティアラ」は、もう食べられないのでしょうか?
ビンジョール・パティアラ
(SPICE BOX)
そうです。
金沢にフェルナンドさんがいます。
ラジャスタン
シャングリラ
SPICE BOX
確かに受け継がれる、3店物語。
完全に同じ味かと訊かれたら、私は違いますと答えるでしょう。
うまく表現できませんが、やはり作る人が違うし、あれから10年以上経つので、それは仕方がありません。
だけど、83%は同じものが食べられます。
SPICE BOX版ビンジョールパティアラは、油が多めです。
ジャガイモのホクホク感も微妙に異なります。
しかしながら、あのビンジョールパティアラが食べられる、そのこと自体に大いなる意味があるんです。
探偵の食卓。
左、ビンジョール・パティアラ
右、ダル・エ・バハール
ダル・エ・バハール
(SPICE BOX)
“BAHAR”とはペルシャ語で“春”という意味。
こちらも「ラジャスタン」、「シャングリラ」で人気だったカレーです。
参考資料「ダル・エ・バハール(シャングリラ)」
うむ、、色が随分と違いますね。
どちらも黒豆のカレーと説明書きがあり、マイルドでほんのり甘いカレーソースにウラド豆が入った料理です。
子供にも大人気なやつやー。
私はいつだってチャパティ派なんですー。
マライティッカ(ハーフ)
そしてスパイスボックスでは必ずオーダーするのがこちら。
カルダモンが香る、うまうまライ鉄火です。
おいしいチキン、いりませんかー?
レシミカバブ(ハーフ)
そしてレシミカバブもオススメ。
トッピングの飴細工が素晴らしい。
スパイシーサラダに巻いて食べるのがジャッキー流。
当時、シャングリラでこの食べ方を伝授されました。
レシミカバブ自体は、鶏ササミを使ったほんのり甘めのカバブで、ヤミーズキッチンの”ヤミチキ”にそっくり。
逆にいえば、ヤミーズキッチンの”ヤミチキ”が食べてみたいけど、やみちゃんに会うのは気がひけるという方は、スパイスボックスのレシミカバブを食べれば同じようなものが食べられるというわけです。にゃはは。
以上、
スパイスボックスの南インド&スリランカ料理も良いけれど、伝統のワザを受け継ぐ北インド料理も良いですよー、というお話でした。
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
***
伝説のラジャスタン! ■スパイスボックス(金沢市)■ビンジョールパティアラ、ダルエバハールほか
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