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立花岳志さんの他のお店の口コミ
店名 |
掲載保留
壽屋(寿屋 ことぶきや)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
金沢駅東口 タクシー10分 北鉄金沢駅から1,057m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥4,000~¥4,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
7000円以上のお料理 サービス料15% |
席数 |
120席 (一室の最大席数・60席) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) お膳スタイルか、イス・テーブルスタイルをお選びいただけます。 (全室・金沢ならではの和の空間になります。) |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 ご利用金額の応じて割引サービス |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、座敷あり、電源あり、車椅子で入店可 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
ドレスコード | ハーフパンツ、素足でのご来店はご遠慮ください。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1920年1月1日 |
備考 |
お椅子とテーブルでのお席もご用意できます。 |
お店のPR |
《歓送迎会受付中》近江町市場すぐそば。金沢最古級の建物・文化財指定の大型金澤町家の佇まい。
【金沢らしい雰囲気・料理を愉しみたい方へ】江戸の末期、明治、大正、昭和、平成。一世紀半の歳月を金沢の街とともに歩んできた壽屋には、5つの時代の建築が1つの建物に同居しています。金沢市の指定保存建造物に認定されたこの家屋は、160年前に建てられた金澤町家。以降、金沢の名工達が折々に座敷をつくってきました。時代時代に灯された美意識と職人の技、四季折々に変わりゆく庭園を眺めながら、極上のお料理をお愉しみください。 県内飲食店のわずか3%のみが紹介されている「ミシュランガイド 富山・石川(金沢)」掲載店。空間の快適度に関して、県内最高評価を獲得しました。 |
初投稿者 |
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金沢を旅したら一度は老舗料亭で本格的な会席料理を食べてみたい。ずっとそう願っていた。
その願いが今回叶うこととなった。
大正10年創業の老舗料亭、壽屋での食事である。
以前の僕なら「会席料理なんて自分には分不相応」と最初から決めつけ、近寄ろうともしなかっただろう。
前回の金沢訪問は5年半前で、当時の僕はまだサラリーマンだった。
だから「金沢で会席料理を味わってみたい」と心では願いつつも、具体的行動に出ることはできなかった。
でも今回は違う。僕は自分の意志で、行ってみたいところに行くのだ。
憧れだった金沢の老舗料亭の門を実際に潜るときには、やはり心がときめいた。
さっそく紹介しよう。
壽屋に到着。この日は生憎の冷たい雨だったが、入口の見事な暖簾に春の訪れを感じる。
壽屋の建物は江戸期のもの。増改築されているが、主な部分は築100年以上が経っているという。
近寄ってもう一度暖簾をぱちり。うっとりしてしまう。
個室の全景写真を撮り損なった。残念。腰を痛めていた僕のためにテーブル席をご用意いただいた。
僕は掛け軸などのことはまったく分からないのだが、その凛とした雰囲気を味わうことはできる。
飾られた花が季節は確実に春に変わっていることを伝えている。
そしてこの後のお料理で、味覚もすっかり冬から春に変化していることをたっぷり味わわせてもらうことになる。
まずは前菜(きっと会席料理には専門用語があるのだと思うが、僕はその言葉を知らない。すみません)。
手前に添えられた菜の花が鮮やかだ。
小鉢も春らしい色合い。
テーブルの上にはさり気なくピンク色の花のつぼみが置かれていた。
まだ咲いていない蕾を置くところがとっても風流だ。
お椀も美しい。こういうのを説明できる知識が全然ないのがお恥ずかしい。
お椀一つをとっても実に彩りが豊かで味わいも深い。目で見て香りを楽しんで、そして味わう。
時間がゆったり流れてなんとも贅沢な気持ちになる。
お刺し身。右がサヨリ、そして左がバイ貝。
サヨリはまさに早春の魚のようで、今回の金沢旅行で何回も登場した。
繊細な身が早春らしく淡くて美味しい。
そしてこちらはフグ!実は石川県はフグの漁獲高が日本で1位とのこと。知らなかった!!
こんもり盛り付けられた皮の下に見事な身があったのだが、美味しすぎて写真を撮り忘れた。
あんかけになっているのだが、下はもち米と鰻が入っている。
匙で崩して食べるのだ。
鰻が登場。香ばしくて、庵の出汁の味わいとマッチして自然な甘さが口に広がる。
めちゃくちゃ美味い!!
続いては一瞬お肉かと思ったが、ノドグロである。
ノドグロはとても脂が多いお魚で、ガツンとパワー系。
僕はノドグロは初めて食べた。
鱒とタケノコとワカメを本当にあっさりとした出汁で焚いたもの。
タケノコの薄切りが出汁にぴったり合うぐらい繊細に薄く切られていて印象的。
鱒もすごく薄味なのだがじわーんと美味みが出てきてしっかり美味しい。
次は天ぷら。お魚は「ごり」という小魚。以前は金沢を流れる川で獲れたそうだが、今は獲れないそうだ。
下はふきのとう。こちらも季節ならではの味わい。
この辺りですでにかなりおなかがいっぱいになってきた。
そしてここでドーンと毛蟹。
ぎっしり身が詰まっていて繊細な味わい。
個人的にはタラバよりも毛蟹が好きだ。
そして〆はタケノコご飯。春らしさいっぱいだけれども、味わいは繊細。
壽屋さんの会席は、京風なのだ。
デザートも春らしくイチゴと杏仁豆腐。
そしてさらに和菓子と抹茶が〆として登場。
この和菓子がとても美味しかった。
料理店などに卸す専門のお店で、一般に小売りはしていない和菓子屋さんのものだという。
まとめ
入口正面には見事なひな飾りが飾られていた。
約3時間かけてゆったりと食事を楽しみ、お酒を味わった。
想像以上の豪華さですっかり満腹してしまったが、それでも全部食べられてしまったのは、素材を活かしてさっぱりと仕上げてあるからだろう。
壽屋は創業当初は精進料理を専門にしていたというから納得である。
薄味で上品なお料理だが、しっかりと味わい深く、そして豊かで美しい。
これが金沢の会席かと唸った。
日本酒の器や部屋や廊下の全景も撮りたかったのだが、食事を楽しむことに意識が行っていて、獲り忘れたカットが多かった(笑)。
本当に美味しいお料理と出会うと、写真は二の次になるのは食いしん坊の僕としては致し方ないことだ。
次回もまた是非訪れたい名店。
金沢訪問の際は是非チャレンジして欲しい。
オススメです!
このお店に関する僕のブログ記事はこちら↓
http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/39818