金沢を代表する老舗料亭 : つる幸

ミシュラン☆☆獲得金沢老舗料亭
「料理の鉄人」で道場六三郎とあんこう対決
「情熱大陸」に出演（2016年1月17日放映）

2016/10
【北陸グルメ遠征④】
金沢グルメ遠征3日目。この日は楽しみにしていた金沢を代表する料亭『つる幸』に訪問します。

あきとん金沢に住んで居たにも関わらず未訪問(>_<)訪問出来なかったことがずっと心残りだったんです。今回念願叶いようやく訪問です。

2代目店主河田康雄さんは大阪「味吉兆」にて7年修業、その後「料理の鉄人」で道端六三郎と“あんこう“対決、また今年1月には「情熱大陸」に出演するなど金沢を代表する料理人です。うーん期待できそうです((((*゜▽゜*))))

お店は1965年創業、JR北陸新幹線金沢駅徒歩20分の場所にあります。近江町市場のすぐそば、文化財の市立玉川こども図書館前なので観光客でも訪問しやすいです。つる幸さんすごく趣のある建物、さすが金沢の老舗料亭ですね。料理は予約段階で決めています。

■ランチメニュー
ランチメニューは4種類。7500円、10000円、12000円、15000円。本日は12000円コースをいただきます。

■お昼の懐石コース　12000円（税・サービス料15％別途）
○香煎
⇒少しだけアラレが入った湯。喉の潤しに。

○蟹と焼き胡麻豆腐
⇒焼き胡麻豆腐は上品、ここ独自の胡麻豆腐ですね。蟹自体にも味が強めについており、上からかに味噌がかけられています。

○八寸①トリュフとチーズの茶碗蒸し（エリンギ、マッシュルーム、銀杏、トリュフ、百合根）、②里芋・枝豆③インカの目覚め④シャインマスカットの白和え⑤いくらの塩漬け⑥アンチョビ⑦カマスの燻製の棒寿司
⇒八寸、いろいろな味が楽しめるので僕好き(//∇//)出てきた八寸は・・・キレイや！どれも美味しいですが特にカマスの燻製の棒寿司、香ばしく良い焼き具合、脂ものっています。シャインマスカットの白和えは珍しく、それでいて美味しい(^^ )

○オマール海老のしんじょう
⇒いいお出汁、塩加減もちょうど良い。具材はオマール海老のしんじょう、玉葱、松茸、菊の花か散らしてあります。松茸旨っ。

○天然鮪、鰹、ひらめ、しま海老、さわら、ばい貝、甘エビラー油味つけ
⇒綺麗にいろいろな種類が盛られたお造り、嬉しい(//∇//)地物の魚介、縞海老、ばい貝などが楽しめるのが良いですね。どれも鮮度が良く脂がのった一流品。でも定番ですが鮪美味しかった♪

○甘鯛の西京焼き　たらの白子ソース
⇒これは西京焼きの味が強すぎ。素材の味が感じられない。白子ソースも味ボケ。

○海老芋と穴子の炊き合わせ　湯葉餡
⇒海老芋をいちど油通し。海老芋ホクホクながらも、旨みを引き出しています。穴子は良い粒山椒がアクセント。

○能登牛の鍬焼き
⇒柿の器に能登牛((((*゜▽゜*))))
能登牛は脂がのりながらも上品。ソースは酒・粒山椒・柿から甘みが混ざり合い、美味しいソースに仕上がっています。これは良い仕上がりです。

○蓮根餅　からすみ入り
⇒蓮根餅のなかにはたっぷりのからすみが入ってます。変わっていますね。

○松茸と秋刀魚ご飯
⇒お客様1組毎に炊き上げるご飯。松茸たっぷりのご飯の上には焼き秋刀魚が。やはり松茸ご飯は美味しいな。もちろんお代わりしました(^_^)b

○お漬け物
⇒カリフラワー、パプリカ、リンゴ、たくあん、きゅうり、茄子。変わりお漬け物。これは楽しい！味も美味しいのにはビックリ！

○赤出汁
⇒みょうが、豆腐の赤出汁。みょうがが香りが良い、旬ですね。赤出汁も美味しいですね。

○葡萄、メロン、梨、ざくろのゼリー寄せ
⇒フルーツたっぷりのキレイなデザート。サッパリします。

○練りきり
⇒金沢で幻の和菓子と言われる『吉はし』の和菓子。予約制で作り置きや店売りはしないそう。そんな和菓子が頂けるなんて嬉しいo(^o^)o本日出されたのは「秋の山」。上品な甘さの美味しい練りきりです。

○お抹茶
⇒日本料理、そして和菓子の後のお抹茶は格別です！ポイント高い！

■ドリンク
キリンビール（大）850円
⇒美味しい料理にはやはりビール。いつもより美味しく感じてしまいます☆☆☆

料理長河田氏の料理は「伝統が息づく中に、サプライズの味わいがある」と食通から評される。
確かに！独自性が豊かな料理です。この内容でこの価格は安いです。

これならまた再訪したいですね。でも・・・他にも行きたいお店も沢山。金沢グルメ奥が深く、困ります(>_<)金沢観光グルメにオススメします(´▽`)ノ

□評価　2016年10月時点
食べログ評価3.93　口コミ件数135件