静寂としていた駅前通りに、不釣り合いな行列現象が : コッペリ 結城店

【本日のオーダー】
　ホットドッグ　　３００円
　たまご　　　　　２６０円
　焼きそば　　　　２４０円
　唐揚げタルタル　３２０円
　ﾌﾙｰﾂｻﾝﾄﾞみかん　２８０円
　いちごジャム　　１６０円

【感　想】
　結城駅前のメインストリート「駅前通り」。
　メインストリートなんて持て囃されたのは、遠い過去のお話。
　せいぜい、３０年くらい前まででしょうね。特に、５０号バイパスが出来てからは、完全に生活圏が駅南になってしまいましたからね。
　当然の如く、駅前通りに軒を連ねていた商店などは、ことごとくシャッターズ。

　なので、道行く人もまばらで、3人以上の塊を発見することも困難ｗ
　それがどうしたことか、５月の中旬ごろから、行列を見掛けるようになったのです。
　何かのイベントか、はたまたキャンペーンか。とにかく、単発スポット的な集客ではなさそうです。
　いつも２０人以上の並び。それだけの人気店が、この結城、しかも北口商店街に居を構えることなんてあるのだろうか？
　が、実際に何度も行列を見ている現実を考えると、偶然でもなければ、たまたまでもないようです。
　情報を集めてみると、どうやらコッペパン専門店！！
　小山にあるお店の２号店らしい。

　コッペパンかぁ、、、
　わたしは、パンは守備範囲外。
　時たま、調理系のパンを食べることがあるくらいで、当然ながら味なんてわかりゃあしません。
　行列嫌いだし、パンも進んで食べるわけでもないし、そのうち話題性が少なくなったら、一回ぐらいは行ってみるかと。そのぐらいの感覚でした。

　とある土曜の昼下がり。やはり行列。
　１４時になろうかという時間帯。もしやと思って通ってみましたが、まだまだ話題性が高いようですね。
　となれば、平日狙いだな。
　休日出勤の予定もあるし、平日の代休の時でもトライしてみるか。

　で、平日の代休日。
　銀行に行く予定があり、１１時過ぎに通過してみると、待ち人なし。
　よし。これなら、銀行で用足しした後でも、たいしたことないかも。
　そして、１１時３０分。前客２人。これくらいならＯＫ。

　こちらのシステム。
　まずは、キャッシャーでオーダー。
　ベースのコッペパンは、
　①　プレーン　②　竹炭入りの「黒」　③　乳酸菌入りの「白」
　から選択。※中身によって、選択できないものも（あ、逆。パンによっては選択できない中身あり）

　次に中身。
　常時３０種類以上のメニューがあり、「おかず系」か「甘い系」から選びます。
　最後に、トッピングの有無。

　で、お支払い。
　レシートと一緒に、番号札をもらいます。
　そして、一個一個オーダーに沿って、塗り塗り詰め詰め。
　２人がかりで作っておりましたが、わたしの後客２人を捌いたレジ担当も加わり、ひたすらコッペパンを生産します。作るというより、マニュファクチュアリングの方が正解です。工業制手工業。
　惣菜系の「焼きそばパン」と「唐揚げタルタル」は作り置きしてありましたが、基本、オーダー後に作りますので、時間が掛かります。
　見ていると、ひとり約１０個近く購入していくので、この待ち時間が、行列を作る要因ですね。

　行列が苦手なわたしは、せいぜい前客２人までが限度ですね。
　今回は、前客２人、計１５個ぐらいで、わたしの手に渡るまで約１０分待ち。

　中には、空気を読まないおばちゃんが、オーダー後の変更を２回もしていて、現場は混乱ｗ
　お店側に比はありませんが、混雑時にそんなことされたら、いくら客商売と言えど、わたしならキレます（笑）

　で、お味は。。。
　パンは、プレーンを選択と。つーか、そのシステムを知らなかったので、特に指定はしなかったのですが、プレーンが用意されていました。コール無しは、自動的にプレーンになるのかもしれません。
　そのパンは、ふんわりと柔らかく、かなりソフトな食感で、甘みアリ。焼いた香ばしさは感じられません。
　わたしは、パンの極々仄かな香ばしさが好きなんです。ちょいと、残念。
　もしかすると、焼き立てだと、期待できるのかも。

　中身は、特筆するようなことはありません。
　ただ、おかず系は、マーガリンの量が多過ぎます。わたしとしては。
　せっかくのパンの甘みが、吹っ飛んじゃっていて、マーガリンのしつこさが残りましたね。

　ただでさえ、舌のスペックが低いわたしな上に、守備範囲外のパンとなれば、皆さんの参考にはならないと思います。
　いや、参考にしないでください。
　カミさんは、けっこう美味いと言ってましたからｗ

　種類が多いので、空いていれば、リピもアリかなぁ・・・・・・

　ごちそうさまでした。