海&山の幸釜めし、見た目も綺麗で味も抜群！ : 釜めし処 みなみ

4連休の土曜日、両親も少しは外に連れ出そうかと日立市川原子(かわらご)町の川原子海岸沿いの『釜めし みなみ』さんにランチで伺いました。

「みなみ」さんは川原子海水浴場が目の前のロケーションで、元々は旅館だったらしいのですが、2011年の東日本大震災の津波で大きな被害を受け、旅館を閉鎖して7年前にこの「釜めし みなみ」さんを開業されたそうです。

近くの国道はR245なのですが、海からはかなり高いところを走っており、「釜めし みなみ」さんに行くためには、海岸の方向に暫く下っていかなければならず、中々分かりずらい場所にお店があります。

水戸から約1時間弱のドライブ。小雨の降る生憎の天気でしたが、海の見えるドライブは気持ちのいいもんです。

お店に着いたのは12:10頃。母が足の悪いのを見て、入口から近い窓際のテーブル席を用意してくれました。席に付いて今回注文したのは、

• 「アサヒ生ビール(中)」@580 《親父殿》
• 「アサヒドライゼロ」@400×2本
• 「枝豆」@350
• 「特上釜めし」@1700 《又三郎》
• 「ウニいくら釜めし」@1800 《親父殿》
• 「ほたてイクラ釜めし」@1200 《母》
• 「オレンジシャーベット」@200×3 (全て税込価格)

です。釜めしは、出来上がりまでに30分位掛かるので、「蕎麦前」ならぬ「釜めし前」が重要です。本来は夜専用メニューの「枝豆」も作って頂き、対応に感謝です！

この「釜めし前」のビールやノンアルがやけに美味いんです。店内から海は防波堤で隠れてあまり見えないのですが、何となく開放的な気分があって、格別に美味いですね。

「釜めし前」タイムも終わった頃、待望の釜めしが出来上がりました。「みなみ」さんの全ての釜めしには、茶碗蒸し、野菜サラダ、小鉢、みそ汁、漬物、杏仁豆腐などが付き、かなり豪華な感じです。

早速釜めしの蓋をオープン！お〜、キレイ！
「みなみ」さんの釜めしの特徴は、釜めしが炊けた頃にイクラやうになどの魚介類をたっぷりトッピングする点だと思います。

釜めしは「峠の釜めし」に代表されるように、山の味覚を中心に炊き込むものと思いますが、「みなみ」さんは、更に魚介類をトッピングする事で、見た目に豪華でかつとても美味しい「海の釜めし」になります。

さて、私が頼んだ「特上釜めし」をまずはよ〜く釜の中で攪拌してお茶碗によそい、頂きます。

あ〜、めっちゃ美味い！やっぱり、炊飯ジャーで炊いたご飯とは味も食感も大分違いますね。干し椎茸や鶏肉、切り昆布などの旨味がご飯に染み込んでいて、それとイクラやウニ、三ツ葉などと混ぜて食べるわけですから、美味いに決まってます。山の幸と海の幸のコラボ釜めしですね。

釜めしは大体茶碗で2膳半程はあり、結構なボリュームです。段々満腹になるのですが、最後の釜の内側に付いたおこげを食べなければいけません。おこげをこそげとって、芳ばしい味を堪能。あ〜、日本人で良かったと感じる瞬間です。

また、釜めしを食べながら、茶碗蒸しや野菜サラダ、こうや豆腐や漬物も美味しく頂きました。

両親もさすがに全量は食べられませんが、いつもの食べる量よりも沢山食べました。大満足だったようですね。

今回、1年振りの訪問でしたが、やはり「みなみ」さんの釜めしはめっちゃ美味いです。お客さんもひっきりなしに入ってきて、人気のお店です。特に女性客が多いように感じました。

是非また伺いたいと思います、ご馳走様でした〜！

この日は時折青空が覗く、梅雨の中休み。久々に愛車に乗って山から海へのプチツーリング。そんなこの日のランチは、日立市河原子(かわらご)町にある「釜めし処 みなみ」さんに伺いました。

「釜めし みなみ」さんは、河原子海岸(海水浴場です)がすぐ目の前という、絶好のロケーションのお店。とても綺麗なお店なので、お店の方にいつ出来たのかお聞きした所、元々は旅館だったらしいのですが、2011年の東日本大震災の津波で大きな被害を受け、旅館を閉鎖して6年前にこの「釜めし みなみ」さんを開業したそうです。

私自身は震災に時、西日本に赴任していてリアルな体験をしていないので、こう言うお話をお聞きすると胸が痛みます。何か出来るわけではありませんが、せめて時々お店に伺いたい気持ちになります。

さて、お店に到着したのは11:45頃。お客さんがまだ誰もいません(12時過ぎると徐々に増えてきました)。好きな席に座って下さい、との事なので、明るい窓際の席に座ってメニュー表を頂きます。写真付きのメニューは料理のイメージが良く分かって良いですね。どれも彩りが綺麗で美味しそうです。しばらく悩んだ末、「アサヒスーパードライ ゼロ(ノンアルコールビール)」@400と、「五目釜めし」@1300をオーダーしました。

釜めしは注文を受けてから作るので、ちょっと時間が掛かるんですよね。待っている間、のんびりとノンアルビールでも飲んでいようと、お願いしました。

ノンアルをまったりと飲んでいると、意外に早く「五目釜めし」が着膳です。メインの「五目釜めし」の他に、野菜サラダ、小鉢(ひじき)、茶碗蒸し、漬物、味噌汁、デザート(ババロア)が付いている中々豪華な御膳です。

女性の店員さんが「お昼は茶碗蒸しがサービスです！」と教えてくれました。これは嬉しいサービスですね〜。

まずは釜めしの蓋を開けて食べるための準備です。しゃもじを使って良く掻き混ぜます、、、が、中々難しく途中で具が溢れそうになります。何とか大まかに混ぜ終えたので(O型ですから)、茶碗によそって準備完了。早速頂きます！

五目釜めしの具は、海老、鶏肉、タケノコ、切り昆布、人参、錦糸卵などが入っていて、三つ葉が香り付けにのっています。やっぱ、炊きたては香りがとても良いですね。

食べてみると、さすが、火で炊いたご飯は美味いですね〜。少し硬めの食感で、お釜の内側の芳ばしいお焦げもサイコーですね。味付けは濃すぎず、具材の味が良く分かるような味付けです。具は色々入っていますが、特に鶏肉とタケノコの旨味が良〜く出ていて、大変に美味いです。

カラフルで綺麗な野菜サラダは、野菜自体がシャキシャキと新鮮ですが、ドレッシングも美味い。みなみさんの調理のセンスの良さを感じます。

茶碗蒸しも出汁が絶妙で、とても美味いですね。釜めしの量は、ご飯茶碗で約2.4膳分と言ったところ。十分満足出来る量でした。

大いに釜めしに満足した後は、河原子海岸を散歩。津波の教訓から高さを上げたと思われる頑丈な堤防の階段を昇ると、海岸はすぐ目の前です。この日は小学生達のビーチサッカーをやっていて、沢山の子供達とお母さん・お父さん方が砂浜にテントを張って想い想いに楽しんでいました。

震災の時は大変だったでしょうが、すっかり綺麗な海水浴場に戻った河原子海岸。美味しい釜めしを食べて綺麗な海も楽しめる。これが「釜めし処 みなみ」さんの一番に素晴らしい所だと思います。