空振りですけど(^^;) : 魚住

イワシって大衆魚の最もで年を通して出回っているイメージなのですが。
「入梅イワシ」を呼び、今の梅雨時期がイワシの旬だそうです(´ρ`)
梅雨で川から豊富な栄養分が海に流れ込みと共に産卵前であり身に栄養を貯め込んでいるとか。身はふっくらと1年の中で最も脂が乗って美味しいといわれています( *´艸｀)

理想は千葉の県境にある「銚子」なのですが
チョッと遠いので(^^;)
こちらはそもそもが魚屋ですし過去に何度もイワシの刺身は食べているので、入梅イワシあるだろうの訪問です！

「イワシの塩焼き定食」に、単品で「イワシの刺身」「イワシの天ぷら」をオーダーしましたが、料理に叶うイワシがないとかで空振りでした(*_ _)
ただサービスメニューの中に「イワシのフライ」と「刺身の盛り合わせ」があり、こちらは提供可能ということでオーダーしました(*^^)v
それに「カツオのあら汁」☆彡
あら汁が食べれれば不満はありません(^^)！

イワシのフライはやたら大きいのが1枚。イワシだけをモグモグ食べる天ぷらもいいですけど、野菜タップリの中で食べるイワシフライも美味しいですよね。
イワシの身も当然美味しいですけど、イワシの脂が滲みた衣も美味しいです。

刺身はカツオにマグロ系が多め、アジ、白身魚で、厚めの切り身です。またマグロも裁断の仕方を変えて配膳してあって客を飽きさせません(≧▽≦)。
イワシの刺身は食べれませんでしたけど、これだけの刺身を食べれたのだから逆に良かったのかななんて( *´艸｀)
それにサービスメニューなので価格的にもお得感がありますし！

そして大好物の「カツオのあら汁」は、やっぱり美味いですよね。
カツオの血合いの部分って苦手なのですが、あら汁にすると血合いのほろ苦い身と、エグミが旨味に代わっていいですね。
今や茨城でさえあら汁を出す店がめっきりと減ってしまいましたが、こちらは魚屋だけにあら汁は健在です٩( ''ω'' )و

異常気象とも呼べる、この暑さ:(；ﾞﾟ''ωﾟ''):
日本だけではなく、北半球全体が暑いらしいですね。

熱中症予防のためには体力の増進。そのエネルギーチャージをするならミネラル分たっぷりの『あら汁』が一番です。

夏は流石にあら汁は止める飲食店が多いのですが、ここは魚好きのために年間を通して『あら汁』を出してもらえますヾ(o´∀｀o)ﾉ
それも格安で！
店内で出た様々な種類のアラをごった煮にしたものではなく、この店の拘りなのか「かつお」と「鯛」に限定した２種類のあら汁を味わうことができます。

かつおの血合いの部分って、栄養分はタップリなんですが刺身などで食べると生臭く(◎_◎;)微妙…(汗)
でもあら汁にすると血合いの身の部分が苦み走った良い味になり、出汁も良いのが出るんですよ。
その他の部位も骨を手に取り、肉のステアリブじゃありませんが骨から肉をそぎ落とすワイルドさが好きです(^^)

「鯛のあら汁」は潮汁で出すことが多いのですが、ここのは味噌仕立てです。
味噌でワイルドさは若干あるのですが、それでも淡泊で上品な感じ。添えられる薬味はかつおはネギに対し「三つ葉」で治めてかつおのあら汁とまた違ったうま味が(≧▽≦)！

どっちにするか…Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)
結局「なら、どっちも！」で
「あら汁が好きなんで両方お願いします」m(__)m
で両方オーダーです。
定食の方も刺身と焼き魚(その他の料理)で決めかねるので「なら、どっちも」の定食『魚住定食』にしました(^^)！
この魚住定食の焼き魚は日替わりではなく自分で選べます。
「まぐろかま」「タイ頭」「マコガレイ」「まぐろ生姜焼き」「かつお生姜焼き」から
マコガレイって煮魚などでは数回あるけど、焼き魚ではないよね…と「マコガレイ」をチョイスです。

刺身は日替わりで若干変わります。でもそれが「今日は何？」と楽しみの一つでもあります。
そして刺身は若干肉厚に切るので食いでがあります。
その他は奇を狙ったところがなく、ここに来るたびに思うのですが「誠実さを料理にするとこんな感じです」の定食を味わうことができます(^^)

これで熱中症に向けた体力増進。エネルギーチャージは完了！
明日からまた頑張ろう(≧▽≦)！

寒い日中。「何を昼飯に？」ってことで『あら汁』を食べに行ってまいりました。
同村の海側に魚康という有名店がありますが、あら汁に関しては魚住のが好きです。
私感ですが魚康は料理屋の食堂、魚住は魚屋の食堂って感じがします。

この手の店って、だいたい海鮮丼って相場が決まっていますが、周りのテーブルを見回しても、今まで海鮮丼なんて見たことありません(当然メニューに海鮮丼はあります）。魚好きが集まってそれぞれに好きな魚を食べているって感じです。
そんな中で、自分は刺身の盛り合わせと焼き魚が一緒になった「魚住定食」をだいたいは、オーダーしています。
焼き魚はメニュー帳の中から選べます。(高い魚を選んでも均一料金)。寒ブリの旬ではありますが、『鯛頭』をチョイスしました。餌を夢中で食うために筋肉を活発に動かすということでしょうか、柔らか目の鯛の身とは違った美味さがあります。
刺身の盛り合わせは、その日によって内容が極端に違うということもあり、「今日は何が出るか？」という宝くじ的な楽しみもあります。今日の特筆すべきは、食わずとも美味さが分かる中トロと、生臭さがまるでないホタルイカが含まれていました。
付け合せの漬物も、オマケの如く付いているのではなく白菜、ラッキョ、赤カブ、古漬けなど一品料理になっていました。
確かに手の込んだ料理ではありませんが、真面目に誠実な料理って大事なことではないでしょうか。