本当は教えたくない鰻の旨い店 : 篠塚敏雄商店

久々にこちら「篠塚敏雄商店」さんを利用しました。と言っても実は久々にアップしたと言えます。鰻が無性に食べたくなったらこちらのお店で鰻の生きを確認、その場で割いてもらった鰻さん(目の前で見ると大事に食べさせていただきます、ナームー・・)の合掌したくなるようなｼｭﾁｭｴｰｼｮﾝに出くわした後は即、焼きに入ります。いつもの白焼きにしてもらい(蒲焼きもリクエストに応えてくれる)お持ち帰りにしてもらったら大体一匹1400円前後です。その時の大きさ、重さによる訳ですがとにかく最高の旨さとコスパを味わう事ができます。

誤解の無いよう再度の紹介になりますがこちらは佃煮、鯉コク、海老、川魚の持ち帰りのみのお店になります。鰻重やご飯は売っていませんので写真は自宅で作った写真です。

という訳で色々研究した結果、白焼きをお持ち帰りして帰ってからフライパンを使用、少しの水とお酒で好きなやわらかさまで蓋をして蒸し焼きにしたらタレを浸るところまで入れて再度少々煮込みます。すると最高の美味！自分はせっかくなので少し硬めの関西風で食べたいのでこの工程を短めにします。実はかなりディープなお客さんの付いているこちらのお店、まだまだ頑張ってほしいものです。

2016年11月<再訪>
どうしてもこちらの白焼きが食べたくてたちよりました。この時期しっかりと油を蓄えた鰻は一匹1300位からで肝を付けたり、蒲焼きにしたりも要望に答えてくれます。

しかし個人的に大好きなのはこちらの白焼き。細かく切ってわさびを添えながら酒の肴もいいのですが、持ち帰りフライパンに少々の油をひいて鰻を敷いたら、気持ち日本酒で蒸し焼きにしながらタレをからめふっくらさてでき上がり、、あとはホカホカごはんの上に乗せて食べるだけ！それはそれは例えようもない鰻本来の旨さが口いっぱいに広がります。あっとゆうまに丼ぶりがきれいになってしまうでしょう。

こちらのお店、今は看板もありませんが良く見ると佃煮の配送を受けるヤマトののぼりなどがあるので気をつけて見ていれば気づく事が出来るでしょう。

2010年＜投稿＞
少しこちらは創業も古く、佃煮,活魚(うなぎ,鯉,えび 等),最寄品(漬物,煮干,たれ 等)の専門店。その功績は農林水産大臣賞をはじめ茨城県知事賞など数々受賞暦をもった老舗ですが今回はそのお店の「うなぎの白焼き」を紹介します。

実は私もこのお店の客としても古く、もしこの食べログを見て来店される方がいらしたら、一番満足して口にするまでのベストな流れをご紹介させていただこうと思います。

まず来店、看板も落ちちゃってやってるのかこの店？というタイミングで来店するあなた・・ノープロブレム。後ろが自宅ですから必ずおじさんかおばさんがでてきます。そしたらこういいましょ。
「うなぎの白焼きがほしいんですけど・・」またはバーベキューなんかでみんなの話題をかっさらいたい方は開きのままのお持ち帰りもいいでしょ（炭にこだわればさらに極上の蒲焼が食べれます）
話を戻すと「どのくらい？」と聞いてきます。そこであなたはどんな食べ方をするのかを考えましょう。
ワサビ醤油で白焼きを肴にお酒をやるのであれば中くらいで油の乗ったフワフワのが食べたいのか、タレに絡めた大振りのを蒲焼をアツアツご飯にのっけてガッツリお替り自由でいきたいのか・・・・
そうです。その辺をお店側とディスカッションするところからあなたの夕食は始まるのです。
次に考えがまとまったら早速本日のうなぎさん達を見せてもらいましょ。この辺で変なウンチクは無用。このお店、シーズン内で一番ベストなうなぎを仕入れている（近隣の専門店にも卸している）ので安心してコレ→って好きなのを御指名してください。

そこからはおじさんにバトンタッチです。たちどころにさっきまで元気いっぱいのうなぎさんは流れ作業でプロの手さばきにより自分がいつ成仏したのか気づかないくらいのスピードでヒラキになります。大切にいただかなくては・・・
基本キモも付けてくれますが今度はロースターの上で焼きが入るわけです。見ていても楽しくなってきます。

うなぎの選択から10分もすると全工程が出来上がりますが一匹につきタレ一袋が標準セットなのでうな丼を予定する方は一匹につきもう一つタレを買いたすとベストです。家族で量の多い方は奥にあるタレの小ボトルを買うと一本もあれば十分です。

たれの量も決まったらこの時点で「いくらですか？」と聞いちゃいましょ。基本100グラム３００円ですが（中なら３本で2000円位、大なら２本で2000円位が目安です。）ＣＰには十分満足すること間違いなしです。お店から出るあなたはもう自分の選んだうなぎ料理に大満足を想像すること必至です。

※ちなみにこれをうな丼予定のかた・・帰宅してこんなうなぎで調理に失敗したらどーしよ？なんてお嘆きの貴兄へ簡単アドバイス。
あの名店のこのフワフワで濃い味・・を求めている方は鍋でお好きなように煮込めば良いのですがせっかくの白焼きです。フワフワもモッチリもを求める方はこちら新鮮なので5分で丼にできます。
まずフライパンに薄くサラダ油をひいてしっかり中火であたためます。しっかり温まったフライパンの上に白焼きの皮の面を下にしてジュー！というタイミングで投入。しばらくパンを回しながらちょっとこがす感じですね、頃合いを見計らって日本酒を大さじ２～3杯位投入、続けざまにタレを身が上に浸る程度まで投入、そして蓋（又は落し蓋）をして待つこと４～５分。タレが無くなりかけたか、トロミがでたら出来上がり。
これであなたも極上うな丼を炊きたてのご飯ののっけて「お替りあり」のうな丼を食すことができるのです。
ぜひ至福に浸ってみてください。

※大型店でないためか土用の○○の日などは外したほうがよさそうです。数合わせのしょうがないうなぎさん達が入ってきますので・・