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店名 |
そばの心 志茂部(シモベ)
|
---|---|
ジャンル | そば、揚げ物 |
予約・ お問い合わせ |
029-874-0392 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
牛久駅より車で5分。 牛久駅から1,744m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
50席 (小上がり、座敷あり) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗正面約4台、店舗隣3台 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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そばランチの2日目、2軒目でいきなりのパーフェクトを感じるそばに出会いました。もうちょっと、いろんな障壁があって、苦労の末やっとこれだと言う満足な一杯に出会えました、という流れにしたかったのにい。こんな見事な蕎麦が、こんな近くにあったのですか。ラーメンのお店しか見てなかったことが、つくづく分かります。すごい蕎麦です。
蕎麦がダイエットに効き目がありそうだ、と思ってカロリー表を見ると、まさにその通りでした。蕎麦を食べた日の夕刻、久しぶりに空腹感を感じました。効いてるねえ。会社、自宅近辺では、蕎麦屋さんの数は、ラーメン屋さんより多そうなんで、しばらくはご近所めぐりで楽しみましょう。
このお店、志茂部のことはグルメ本で知りました。こんな近くにこんなお店があったんだ。お店は国道408号線に面しているようなので、行き方も簡単。職場から10分かかんないかも。
予定をして行った日は、あいにく冷たい雨が降っていた日でした。こんな日ですから、おそらくお店も混んではいないでしょう、と思いながら。408号線を牛久方面に下っていくと、お店はすぐ分かりました。お店の前と横に駐車場があるので、車でも安心して行くことが出来ます。車から降りて、ほんの10mでしたが、傘をさしました。お店の景色がいいですねえ。味わいある切妻造りです。
入り口の右手は、蕎麦を打つ作業場になっていて、道路から見えるようにガラス張りにしています。入り口の左手には、シューケースのように陳列物が見えるようガラスを張ったディスプレイの空間がしつらえてあって、このときは、高そうな花器(壷)とそれとは別に花が生けてありました
昂ぶった気持ちを抑えつつ入店しました。真っ先に目に飛び込んできたのが、お店の中央に置かれた囲炉裏。これはこれは。筑波山麓にあるそば心ゐ田で見て以来です。囲炉裏を囲むようにして、まわりをカウンター席にしたような言わばテーブル席。それに小上がりの座テーブルがあります。ざっと30人くらい入れそうな比較的大きな店内です。お客さんは、このときいませんでした。店内は静まり返っています。お茶とお手拭が渡されます。お茶と囲炉裏を記念撮影。
メニューを見て、一番食べたかったのは、ブランド米の上に大きな天然海老を乗せた天丼。1700円だったかな。そばの部では、薬膳カレー(温かいカレーと冷たいそば)(1250円)なんていうのも吸引力がすごかったです。
だめだめ。ここは、もり(そばつゆ冷)(800円)で。
蕎麦屋さんでも意匠にすごく凝ったお店ですので、オーダーが終わると店内をきょろきょろと見ます。ラーメンのお店と随分と違いますね。雰囲気が違います。この雰囲気でいただくお蕎麦ってどんなのでしょうか。期待でわくわくしてます。
店主の所作は見えません。厨房が遠い感じがします。ラーメン屋の厨房とカウンター席のようにすぐ隣で接しているという感じではありません。店主がステンの冷蔵庫の扉を開けるが見えました。客は自分一人ですから、取り出したものはそば以外に考えられません。ああ、始まるな、と思いました。そのあとは見えませんので、目の前の囲炉裏で熾っている炭なんかを見始めていたら、おまたせいたしました。もう出来ちゃったの?早、っ。
うああ、きれい。本当にびっくりするくらい、美しいそばです。透明感があって、やや黄色い色を帯びた、細い蕎麦です。おおぶりの肉厚の皿の上に2山で盛られてきました。蕎麦がくったりしてませんね。びんびんしてる感じが伝わってきます。蕎麦がばねのような強靭さを持っているかのような、山盛りの風景です。くたっていない蕎麦。配膳されたのは、奥様でしょうか。配膳だけして、厨房の前に立ち、厨房側を見てこちらに気を遣われているようです。
そばつゆ、薬味の刻み葱、わさび。わさびをちょっと箸の先端につけて、なめます。お行儀よくないですが、こうやって味覚を目覚めさせます。
細い蕎麦ですねえ。箸でつまんで試食します。ふう、なんていう、うまさ。風味がすごい。なんか、野生の蕎麦、そんなの知りませんが、ワイルドな風味がなんともすごい。蕎麦ですから強烈ではありませんが、しっかりと土に生えていた蕎麦という風味がします。蕎麦粉が粗挽きと言うわけではないのに、この甘さとか風味とかは、どうしてなんでしょうか。最近蕎麦の冷凍貯蔵技術が長足の進歩を遂げて、1年中新蕎麦が食べられると聞きますが、この風味は新蕎麦由来なんでしょうかねえ。すごい蕎麦に会っちゃいました。ランチそばの2軒目なんですけど。
蕎麦のこしもしっかりしていて、これは十割ではないですね。こんな十割はないはずです。小麦粉の特性を生かして、蕎麦に芯を通したんでしょうね。これで、この蕎麦がへたれない理由がわかりました。外一か、それより少ないか。風味からして、ぎりぎりの少ない量で押さえているはずです。
また、わさびを箸につけて、なめなめ。蕎麦を箸でつまみ、今度はつゆにつけます。蕎麦の味がまた変化します。つゆは、きりりと甘くない仕上げ。これが、いいです。この蕎麦にぴったりの感じがしました。うまいねえ。蕎麦の風味や食感を楽しみながら、目の前に積まれているツインピークスを食べ進んでいきます。
蕎麦をすする音だけが店内に響き渡っています。落ち着いた調度品も、蕎麦に没頭して見えてません。この蕎麦は、陶器の皿の上に乗ってきましたから、ザルではないですね。やっぱり、もり、ですよ。いとおしんで食べたつもりでしたが、あっという間の終焉。途中持ってきていただいた蕎麦湯を蕎麦ちょこに入れます。この蕎麦湯はどろどろでした。このとき、使わなかった刻み葱を全部入れます。こうやって食べるのを、つくばのゐ田で教えてもらいました。
慈久庵の蕎麦と共通する蕎麦の透明感。なんともすごい、蕎麦の風味。こんなに近い牛久で、このようなすばらしい蕎麦に会えるとは。蕎麦転向は、いい方向に進みはじめました。