笠間産の栗「ぽろたん」を使用した店舗限定販売の焼栗 : 笠間の焼栗 愛樹マロン

＜商品＞
■焼栗　ぽろたん
・重さ…約355g
・消費期限…購入日を含め3日
特許を取得している矮化栽培で採れた笠間産の栗「ぽろたん」を使用した焼栗。
なお、「愛樹マロン」等他の品種の栗を使用した焼栗は通販でも購入可能ですが、「ぽろたん」の焼き栗は店舗販売のみ。
「ぽろたん」は加熱することによりぽろっと鬼皮と一緒に渋皮が剥けるのが特徴の栗。
一般的な栗と比べ大粒で、収穫時の糖度が11.27％と甘いのも売り。
元々甘い品種の栗ですが、焼栗については収穫後に1か月低温熟成することによりさらに糖度を高めてからじっくりと焼き上げているのだとか。
なお、栗本来の味、安心安全のため燻蒸処理はしておらず、甘味料や保存料、防腐剤等の添加物も未使用。
焼栗は年によって販売開始日が異なり、2021年は9月18日より店頭販売を開始。
ぽろたんの焼栗については、熟成具合の関係で早ければ10月5日、遅くとも10月10日には店舗にて販売を開始する旨が公式HPに掲載されており、10月16日訪問した際には販売されていました。
自分で購入してきたわけではないのでお値段不明ですが、公式HPによると栗型の箱に入ったものが1箱300g入りで税込1512円。
開店前に並んでの訪問でしたが箱入りは売り切れだったそうで、今回いただいたのは紙袋入り。
実測355gでしたが、300g入りとして販売されているものと思われます。
紙袋は栗のモチーフと屋号が入ったオリジナル紙袋で、栗の品種名はシールで貼り付け。
袋の裏面、折り返した部分に「要冷蔵」と書いてありましたが、常温で販売されており、添付されていた「焼栗のおいしい召し上がり方」に「電子レンジで温めてください」と書いてありましたので、すぐにいただくのであれば常温で問題ないと思われますがそこは自己責任で。
1袋15粒入りで355gでしたので、1粒24g程。
なお、写真を撮る前に4粒程いただいてしまったので写真は11粒しか写っていませんが15粒入っていました。
大粒で座（底の部分）がぱっくりと割れた愛らしいビジュアル。
割れた部分から見える濃いめの黄色い身の部分もこんがりとした焦げ目が付いていて、見た目に美味しそう。
「焼栗のおいしい召し上がり方」に記載の通り、お皿に移してラップをしてから軽く電子レンジで温めていただきました。
皮の割れ目に指を掛けて剥がすと気持ちよい程綺麗にぽろっと、鬼皮と一緒に渋皮も剥けます。
栗は渋皮を取り除くのがなかなか手間なので、これは素晴らしい。
ほくほくとした食感で、しっかりとした甘さのある栗。
ゆで栗にするより香ばしくて味がぎゅっと詰まっていて美味しい。
剥きやすいこともあり、食べ始めると手が止まりません。
この季節しか食べられない添加物不使用の天然スイーツ。
県外ナンバーの車ばかり止まっていたというのも分かる美味しさです。

＜お店について＞
2008年創業の栗専門店。
創業者稲垣繁實氏が経営していた装置設計と機械部品加工を主とした会社のもとに、焼き栗マシンを製造してほしいという依頼があり、新規事業として立ち上げた「栗事業部門」がこちらの原形。
2014年、栗事業部を発展独立させ、あいきマロン株式会社に。
自社で栗の栽培もしており、創業者の友人の果樹専門技術員の協力を得て、「栗の矮化と結果母枝更新化方法」と言われる木を小さく仕立てる方法で高齢者や女性でも脚立を使わずに世話ができ、大粒で糖度の高い栗の生産が可能となる独自の栽培技術を生み出し、2011年には特許を取得。
2014年には国産農産物の消費拡大に役立つ優れた取組みをおこなった事業者などに贈られる「フード・アクション・ニッポン アワード」において審査員特別賞を受賞。
現在の当主は、創業者稲垣繁實氏の娘にあたる西野歩氏。


＜商品＞
■梅干豆
・原材料名…落花生、もち粉、小麦粉、砂糖、米油、黒ゴマ、食塩、全卵粉
・内容量…50g（実測49g）
直径1.5～2cm程の梅干しのようなかたちをしたお菓子。
愛樹マロンで製造しているわけではなく、東京にある小林製菓が製造したものを、愛樹マロンが販売者として販売。
ちなみに、小林製菓での商品名も「梅干豆」。
核となるピーナッツを、もち米粉と小麦粉、黒ゴマをブレンドした衣で包んで梅干しがたに成形しているようで、カリカリコリコリとした食感。
無論、梅は使用していないため酸味はなし。
甘く、ピーナッツのコクもあり、食べ始まると止まらなくなるお菓子でした。


■胡麻ピー
・原材料名…小麦粉（国内製造）、落花生、白胡麻、でん粉、砂糖、醤油（小麦・大豆を含む）、食塩／増粘剤（加工デンプン）、膨張剤、カラメル色素、調味料（アミノ酸）
・内容量…50g（実測48g）
直径1.7cm程の球体型のお菓子。
こちらも、小林製菓が製造したお菓子ですが、小林製菓での商品名は「丸ゴマピー」。
核となるピーナッツを、白胡麻をブレンドした小麦粉で包んだお菓子。
こちらもカリカリとした食感で、甘じょっぱい甘醤油味。
「梅干豆」程のピーナッツ感はないものの、こちらも美味しいお菓子でした。


■結び豆
・原材料名…花豆、塩、食用油
・内容量…50g（実測49g）
ソラマメを油で揚げた豆菓子。
『食品成分表』2015年版では食品名「フライビーンズ」となっており、別名が「いかり豆」。
関東では「花豆」と呼ばれることもあるそうですが、茨城の片田舎に住む私にはあまりピンとこない名前。
なお、原材料名に花豆と書いてありますが、ここでいう花豆はベニバナインゲンではなく、ソラマメを油で揚げた菓子である、「フライビーンズ」の別名「花豆」を指していると思われます。
なお、こちらはアリックス株式会社が製造したものを、愛樹マロンが販売者として販売しているもの。
シンプルな塩味で、食べ始めはスナック菓子のようですが、後味はしっかりとした豆の味。
塩加減もちょうど良く、美味しい豆菓子でした。