ランチからカフェタイム、ディナータイムまで利用できるフレンチイタリアン : ヌーヴォー

＊しばらく前から休業していて、2019年７月に再開予定とのことでしたが、１０月になった現在もまだ営業再開していません……。

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　観光客というよりは、地元、大洗の方々から人気のレストラン。

　フレンチとして紹介されているのも見かけますが、メニュー等を見る限りイタリアンの方がベースになっているかなと思います。
　とは言え、醤油味のパスタや、カレーやハンバーグといったメニューもあり、本格イタリアンというよりは、おいしければ何でもやるというスタンスなのだと思います。

　ランチとディナーでメニューが変わる点と、カフェ利用も可能ということをおさえておくと、何かと利用しやすいお店だと思います。


　　　＜ランチ＞

　１１時半の開店から１４時まではランチタイムとなっており、ランチメニューのみの営業になっています。
　Ａランチが日替わりで997円、Ｂランチがやはり日替わりの肉料理で1396円。
　他にシーフードランチなどもあるようでしたが、基本的にはＡかＢか訊かれるような感じでした。

　ランチは注文した品物の他にスープ、サラダ、デザート、コーヒーor紅茶がついて、けっこうお得感があります。

　こちらのお店は野菜をふんだんに使ってくれるのが嬉しく、サラダのドレッシングもおいしいし、この日注文した“ポークソテーの地中海風”にもトマトやナスがモリっと乗っていました。
　個人的にはこのお店は、パスタより肉料理の方がおすすめかなと思っています。


　　　＜カフェ利用＞

　ランチタイムが終わると、通常メニューからの注文も可能になりますが、コーヒーやデザートのみのカフェ利用も可能です。
　一度１５時頃に利用したことがありますが、この時間だとさすがに客の姿はまばらながら、食事している家族連れの姿も少々。

　ケーキ類は、店に入ってすぐのショーケースに展示されていて、その中から食べたいものを選ぶ形式で、だいたい400～450円程度の値段設定。
　ケーキ類は全て自家製のようで、季節の果物を使ったものも多く、どれも高クオリティ。
　特に冬期にあった、地元特産の干し芋を混ぜ込んだブランデー風味のパウンドケーキは最高のおいしさでした。

　周辺には喫茶店などもあまり無いので、ここをカフェ利用できることを覚えておくと、何かと使える場面はあるかもしれません。

　ちなみにケーキはテイクアウトも可能なようで、店内で食事をせずケーキだけ買いに来ることもたぶんできると思います。


　　　＜ディナー＞

　ディナーメニューはランチに比べて一気に種類が豊富になり、パスタや肉料理の他にカレー、ピザ、ハンバーグ、ドリアなども登場し、さらに季節メニューも多く、品数だけみるとまるでファミレスさながら。
　じっさい、おしゃれな店ながら家族連れ利用も多く、繁盛しています。

　旬の野菜を使った前菜やスープ、大洗産の魚介を使ったペスカトーレなど心惹かれるメニューが多く、何を頼むべきか思わず悩んでしまいます。

　周辺のオーダーに気を配ると、さりげに「カレー」を注文している客が多く、これは家族連れ利用も多いことが原因かもしれません。
（辛さはそれほどでもない、子供でも食べられる味ながら本格的な欧風カレーで、かなりのおいしさです。おすすめ）

　特に目を惹くのは茨城産のブランド牛“常陸牛”を使った料理で、こちらの常陸牛のローストは、肉だけでなく旬の野菜をたくさん盛り合わせ出してくれるので、肉の脂っぽさをうまい具合に洗い流しながら食べることができるのが大変嬉しい。
　といっても野菜でカサ増ししてるわけでもなく、肉もちゃんと沢山入ってます。（一人前150ｇらしいです）

　肉の焼き加減やソースの味付けも素晴らしく、野菜たっぷりながら「肉を食った！」という満足感も得られ、本当に絶品、文句なしの一皿で、「大洗で常陸牛を食べるならどこがいいか」訊かれると、大体ここをおすすめしています。

　イタリアンらしくピザの用意もあり、生地は厚めですがサクっと焼き上げられていて、こちらもかなりのオススメです。


　値段は、店で一番高いメニューである陸牛のローストなんかを注文してしまうとけっこうな値段になってしまいますが、カレーやハンバーグといった比較的リーズナブルなメニューや、サラダやライスなどを付けられるセットメニューの用意もあるので、通常利用なら1000～3000円程度で十分満足できるかと思います。