奄美大島産本マグロの中落ち丼が食べられるまぜそば専門店 : まぜめん91 水戸白梅店

＜お店について＞
2017年5月16日オープンのまぜそば専門店。
オーナーは市場にお店を持つ魚屋で、本店はまぜめん91 神峰店。
2号店はまぜめん91 多賀店でこちらは3号店。
父子ともになのかどちらかがなのか不明ですが、千葉のお店で修業されてきたとのこと。
場所は、以前らーめん福千があったところ。
株式会社A・C・Sがリニューアル工事を行ったようで、オシャレな内装。
お冷やは入口付近の給水器からセルフサービスで。
卓上に割りスープ入りポットと割りスープ用カップあり。

・駐車場
店舗裏に4台分（店名表記のある区画）

・席構成
カウンター席…コの字型に13席

・喫煙／禁煙
終日禁煙（屋外入口脇に灰皿あり）

・その他
紙エプロンあり（スタッフに口頭で依頼）
エコ箸が基本ですが、希望すれば割箸の用意もあり
ポイントカードあり（1杯で1ポイント）


＜料理＞
■肉盛りまぜめん+極盛+のり…税込1000円+300円+150円
羽を広げた孔雀もしくは扇を広げたような、はたまた後光がさしたような…様々な表現が一瞬で頭を巡るビジュアルの一杯がカウンター越しに配膳。
麺は菅野製麺所の中太ストレート麺。
まぜそばに合うもっちりとした食感。
以前まぜめん91（神峰店）でいただいた麺は、日清製粉の傾奇者を使用した中太ストレート麺で、もっとプリッとした食感でしたが、そこまでハリはなく…違う麺なのか茹で加減の違いなのかは不明。
麺量は、
・並盛（180g）…0円
・大盛（220g）…0円
・特盛（320g）…150円
・極盛（500g）…300円
から選べ、+300円で500gの「極盛（きわみもり）」にしたのでそれなりのボリューム。
無論、上記重量は茹であげ前の重量なので、配膳時（茹であげ後）重量はもっと多く…推定900g程と思われます。
具は、豚肉チャーシューと豚肉のソテー、鶏もも肉、肉味噌、メンマ、もやし、キムチ、焼海苔、長葱、浅葱、ゴマ。
豚肉のチャーシューは厚さ2,3mm程の茨城県産豚バラ肉製のものが3枚。
やわらかく、麺を混ぜ込む際に崩れて麺とほぼ一体化。
豚肉のソテーはまとめて作って冷蔵保存しておいたものをレンチンしたかのようなかたさと温度で…2枚か3枚程入っていましたが、個人的には、チャーシュを増してくれた方が嬉しい。
鶏もも肉はカレースプーン大のものが少なくとも4つは入っていたかと。
もやしは茹で置きもやしが肉の下に。
キムチはトップに白菜のキムチがのっており、これを混ぜ込むことでほぼキムチまぜそばな味に。
焼海苔は通常+150円（オープン記念サービスで無料）でトッピングとなる「のり」と思われ、全形1/4サイズが7枚。
底のたれだけでいただかなかったため、元（たれ）の味は不明ですが、キムチを混ぜ込んでも味噌味ではなかったので、醤油もしくは塩ベースのラード入りたれだったと思われます。
麺量500gだと流石にキムチの甘みで飽きがきたので、途中から酢を入れてさっぱりと。
おろしニンニクや一味唐辛子も合いそうでしたが、卓上に見当たらなかったため断念。
最後は卓上に置いてある割スープを、同じく卓上に置いてある専用カップにて堪能。
「肉盛りまぜめん」というメニュー名称から想像したものとは違いましたが、ボリュームはありお腹いっぱいになれます。

■醤油まぜめん+極盛＋チーズ…税込650円+300円+150円
「醤油」、「塩」、「味噌」から選べるオーソドックスなまぜそばで「醤油」を選択し、麺は「極盛」でチーズをトッピング。
なお、750円の「91まぜめん」はこの「醤油」に半熟玉子とニンニク、黒胡椒、ラー油が入ったものとのこと。
まさかのチーズ別盛りでの配膳。
こんな仕打ち…もとい、仕様は初めて。
麺は「肉盛りまぜめん」と同じ中太ストレート麺。
こちらも「極盛」にしたので麺量500g。
具は、豚肉チャーシュー、肉味噌、メンマ、もやし、焼海苔、長葱、浅葱、そしてチーズ。
麺が熱いうちにチーズを投入し、混ぜ込んで溶かしていただきます。
チーズはごく普通のシュレッドチーズ。
「肉盛りまぜめん」と違い肉が邪魔しないので混ぜやすい。
こちらの方が醤油たれにキレがあり、まぜそばとしては美味しい…と言うか王道の味。
ただ、個人的にはこちらも後半は刺激が足りないので、黒胡椒や一味唐辛子、おろしニンニクを追加したいところでしたが。
それでも、650円で麺量220gですし、500gでも950円と1000円未満。
あれこれトッピングを欲張らず安くお腹いっぱいまぜそばを食べたい場合にもおすすめです。

■ランチD…税込450円
餃子3ヶとまぐろ中落ち丼が付くランチセット。
麺類を食べ始めて数分後に餃子が、その後数分でまぐろ中落ち丼が配膳。
餃子は味付きなので何も付けずにそのまま食べるよう配膳時に指示があります。
コロンとしたちびでぶ系ですが餡量はそれ程でもなく。
手包み餃子だそうで、皮は薄皮で餡はたまり醤油味。
確かにそのまま食べても美味しい。
50粒2000円で冷凍餃子を販売していたので、こちらも冷凍餃子なのでしょう。
なお、餃子は店舗でいただく場合、単品注文だと5ヶで350円のものなので、単純計算で1ヶ70円…よって3ヶで210円。
つまりもう一つの中落ち丼は240円と言うことに。
メニューにある「本マグロ中落ち丼」は450円なので同じものとは考えにくく、おそらくミニ丼なのだと思われます。
と言っても、国産コシヒカリを使用した炊きたてご飯は茶碗一膳分よりは多く、中落ちは鹿児島県奄美大島産本マグロの中落ちを使用しているそうで色も鮮やか。
流石、市場にお店をもつ魚屋さんです。
焼海苔と白髪ねぎ、浅葱、ゴマがふりかけてあり、見た目に美味しそう。
まぜそばとの相性はさておき、これ単体で楽しみたい一品です。