期待以上に美味しいにぎり寿司でした。 : 千両 水戸堀町店

お正月を前に、父親に会いに茨城の実家に行きました。
昼食は、いつものように父親の好きな回転寿司。
食べログで検索してみると、茨城で最も信頼しているマイレビュアーのりす３さんがレビューしている「回転すし まるくに 住吉店」の点数が3.40と高く、りす３さんのレビューの点数も、4.00と高かったので、こちらに行こうかなと思いました。
しかし、全品均一104円という、俗にいう「100円寿司」でしたので、もうちょっと奮発しようということになり、同じくりす３さんがレビューしていた、こちらの千両 水戸堀町店に行くことにしました。

食べログの点数的には、3.07と低く、りす３さんもそれ程良い評価をしていなかったのですが、「元気寿司グループが運営する高級回転寿司店」というのが気に入りました。
元気寿司は、元気寿司 ロックシティ水戸南店で食べたお寿司が美味しかったので、回転寿司の中では僕の評価の高い開店寿司チェーンです。

ところで、「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトホールディングスと元気寿司が、11月29日に「経営統合を視野に業務提携契約を締結する」と発表し、元気寿司の代表取締役社長である法師人尚史氏と取締役専務執行役員である須藤恭成氏が、カッパ・クリエイトホールディングスの社長執行役員および専務執行役員に就任しましたね。


回転寿司を美味しく食べるには、開店と同時ぐらいに、店内がまだ忙しくならないうちに行くことだと、今までの経験でわかっていましたので、今回も11時の開店に合わせて行きました。
開店と同時にぐらいに行くメリットは、
　　シャリや汁物が出来立てであること、
　　気軽に声をかけて、自分の好きなネタを握ってもらえること、
そして、
　　美味しそうな握りたてのお寿司をターンテーブルから取って食べられること
などでしょうか。

ほぼ、11時の開店に合わせて到着したのですが、既に、数組のお客さんが先に入っていました。
お寿司は、まだ回転していませんでした。

ボックス席に案内してもらい、まず、注文したのが、カツオと中とろでした。
父親は、マグロと海老しか食べませんので、中とろは父親のために注文しました・・・


千両の特徴は、大きなネタと、ふっくらと握られたシャリにあるように思えました。

シャリは、作り立てということもあり、また、僕らの前の寿司職人さんの腕も良かったのか、ふわっとした感じに握られていました。
握った時の、中に閉じ込められる空気の量が適量でだったのでしょうね、高級寿司店のシャリのにぎりに近い食感がありました。
高級寿司店との大きな違いと言えば、シャリのにぎりが大きかったことと、ネタの前処理と細工でしょうか（笑）。
ネタは、新鮮で、大きく、かつ、厚くて、食べ応えがありました。

メニューを見ると、『サーモンマリネ』、『まぐろたたき豪快盛り』などの創作的なにぎり寿司がある一方、『光り物味比べ』や、『まぐろ味比べ』などの味比べメニューもあり、一般的な握り寿司とは違ったメニューも楽しめるようでした。

元気寿司 ロックシティ水戸南店と比べても、寿司職人の人数が多いですね。
少なくとも３人の寿司職人が、変形U字型のカウンターにほぼ等間隔に位置し、カウンターのどの位置からでも、声をかけて注文出来るような体制になっていました。


父親と３人で行き、合計で20皿（ビール１杯、しじみ汁２杯を含む）で、丁度６千円でした。
思わず、レジで、「安いねぇ〜！」と言ってしまいました。

父親が食べた分の写真は撮りませんでしたが、我々２人が食べた分に関しては、食べたお寿司の写真を撮りました。

我々が食べたお寿司は、順番に、
　　カツオ　　　　　　¥ 120
　　本マグロ中トロ　　¥ 420
　　光り物味比べ　　　¥ 240
　　千両味比べ　　　　¥ 420
　　甘エビ　　　　　　¥ 180
　　ボタン海老　　　　¥ 240
　　えんがわ　　　　　¥ 240
　　活〆かんぱち　　　¥ 240
　　本マグロの赤身　　¥ 240
　　炙りとろさば　　　¥ 180
　　つぶ貝　　　　　　¥ 180
　　ウニ　　　　　　　¥ 540
　　いくら　　　　　　¥ 320
　　にしん　　　　　　¥ 240
　　生アジ　　　　　　¥ 180
　　　　　　　　　　　　　　でした。

ボタン海老は、頭を唐揚げにして、出してくれました。
このサービスは、中々粋ですね。

えんがわ・・・　甘みもあり、えんがわ独特の風味もあって、とても美味しいと思いました。

一番美味しかったのは、本マグロの赤身かもしれませんね。
中とろだと、少し脂が乗り過ぎていましたが、本マグロの赤身は、丁度良い脂の乗りで、しっとりした食感でした。

いくらも、新鮮で、美味しい下味がついていました。
新鮮ないくらは、弾力が違いますが、真に、一粒一粒にその弾力がありました。

にしんは、流れて来たのを取ってみました。
　初めてでした、にしんのにぎりは．．．
　　骨っぽい感じと、ちょっとパサッとした食感は、サンマに似ているかもしれませんね。
　　時には、こういった珍しいにぎりを食べるのも良いですね。


11時半ぐらいになると、続々と家族連れが入って来て、店内はほぼ満席になりました。

こちらの千両 水戸堀町店は、実家からは、車で40分ぐらいかかりますが、来て良かったと思いました。
父親も大変に満足で、「美味しかったので夕飯がいらないくらいたくさん食べた！」、と言っていました（笑）。

（2013.12.28 昼食 3.07）