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食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店
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店名 |
にのまえ
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受賞・選出歴 |
そば 百名店 2024 選出店
食べログ そば EAST 百名店 2024 選出店 |
ジャンル | そば、中南米料理 |
予約・ お問い合わせ |
029-303-6058 |
予約可否 |
予約可 夜のコース料理のご予約をお受けしております |
住所 | |
交通手段 |
水戸駅北口7番バス乗り場 茨城交通バス「栄町経由 茨大行」 上水戸入口(かみみといりぐち)下車 バスの進行方向100m先右側 常陸津田駅から3,127m |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
15席 (カウンター7席、小上がり4名掛け2卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 店舗向かって左側に5台分(No.1~5)乗り合わせでのご来店をお願いいたします |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
にのまえの蕎麦はたんぱく質の量が特に多く、旨味が強い反面アレルゲンの含有量も高いようです。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 |
駐車場は、隣接のNo.1〜5。茨城大学側、タイヤガーデンとの間。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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水戸市末広町は水戸から日立大宮方面を結ぶ国道118号線沿いにある町で
商店の数が多く、比較的に賑やかな一帯だ。
こちらのお店はそんな一画に在る。
水戸駅からは4kmほど離れているのでタクシーを利用した。
お店は小さなビルの2階にあり、階段を上って入口へ向かう。
店内は右手が調理場でその前にカウンター席があり
左側に和テーブルが置かれた小上がり席がある。
調理場の上には大量のワイングラスが下げられていて
夜は中南米料理を提供するスナックのような営業形態になるらしい。
ランチタイムのメニューだが蕎麦自体のメニューは一通り揃っているものの
一般的な日本蕎麦屋にあるような天ぷら、出汁巻き玉子、鰊の煮物等のメニューは無い。
ほぼ蕎麦自体に特化したようなメニュー構成だ。
しかし使われている玄蕎麦が稀少なもので詳しくは後述するが
その稀少な玄蕎麦を使って打たれているのが最大の特徴だろうか。
今回は赤土町産常陸秋蕎麦を使ったもり蕎麦、すけもり、追加で蕎麦掻きをいただいた。
蕎麦は切りべら20で綺麗に揃っている。
やや粗めの粉で若干外皮のホシも混じっている。
生粉打ちだが繋がり状態は文句なし。
常陸秋そばらしい上品な香りと雑味の無い独特の風味が押し寄せる。
正に常陸秋蕎麦の最高峰だろう。
汁は通常の辛汁の他に「すけもり」と呼ばれる白醤油を使ったオリジナルのものがある。
僅かに黄色味を帯びた透明の汁で塩分濃度は控えめ、醤油の風味や角
出汁の風味も飛ばして蕎麦の風味の邪魔をしないように作られた汁のようだ。
ちなみに一般的なネギ、山葵、大根おろし等の薬味は付かない。
常陸秋蕎麦は現在では他県や茨城県全域で栽培されているが
そもそもの発祥は金砂郷村(現在の赤土町)で良質な在来種だけを掛け合わせて
作られた改良種だ。
発祥の地だけで無く、地形や気候、地味等も関係していると思われるが
とにかく味の点では他の地域のものとは一線を画す非常に優れた蕎麦だ。
聞くところによると、この赤土町の耕作地だが傾斜地が多く
耕作機械が導入できないらしい。
必然的に手間がかかり重労働になる。
高齢化も拍車をかけ、今では栽培農家が10軒に満たない数になってしまったらしい。
そんな訳で全体の生産量も僅かで市場に出回ることは一切無く
昔から付き合いのある限られた蕎麦店だけに納入されているようだ。
もちろん手間暇かけて生産されたこの蕎麦は米の数倍はするほど高価だが
生産量が少ないため商売にはならないらしい。
商売にならなければ若い人も後を継がないだろう。
このままでは後数年もすれば赤土町の蕎麦は無くなってしまうかもしれない。
何とかならないものだろうか?
赤土町・常陸秋そば・生粉打ち
香り 3.8、風味 4.2、繋がり 3.8、のし・庖丁 3.8、水切り 3.7