上質な　蕎麦とつまみは　酒の友 : 蕎麦処 みかわ

【副題】　第二の故郷茨城水戸ツアー①

【あちき的オススメ】
・ローズポーク豚ざる

【お会計】
・合計　・・・　約1万円弱

【あちき的シチュエーション】
・水戸で美味しい蕎麦とつまみで酒を愉しみたいとき

【内容】
・茸のソテーと目玉焼きのサラダ　（650円）
・蕎麦味噌のへら焼き　（450円）
・もつ煮込み　（550円）
・穴子天ぷら　（750円）
・豚ざる　（1050円）
・奥久慈御膳　（1350円）
・ざる蕎麦　（680円）

・琥珀の時間　（480円）
・スーパドライ　（450円）
・ももジュース　（280円）
・猫また焼酎　（2600円）　蕎麦湯割り

【詳細】
勤続25年のお休みがあと2日残った・・・
そうだ、あちき達の第二の故郷「茨城水戸」ツアーをすっぺよぉ～
と、決めれば早い！
2泊3日、水戸の懐かしのお店を巡る旅！
昼、夜、昼、夜と4店舗をテンポ良く予約（笑）
そして茨城在住のお友達にツアーの連絡をすると快くご一緒して頂くことになりんしたぁ☆
感謝★

まずは上野駅へ・・・
16番線から10時に出発するスーパーひたちに乗車し、いざ水戸へ！
ノンストップで水戸に着いたのは11時5分、あっという間でやんすねぇ～
今回のお宿は再開発した水戸駅南口直ぐそばにある「ダイワロイネットホテル」でやんす。
荷物を預けて、お友達との待ち合わせ場所である水戸駅北口へ向かう・・・
何だか懐かしい景色が広がりまするねぇ～
水戸の守り神、黄門さまの銅像も健在！

さて、無事にお友達とも再会し、お友達の車で向かう最初の目的地がこちらでやんすよぉ～
水府橋のたもとを那珂川沿いに行くと左手に見覚えある大きな看板が・・・
その名は「みかわ」。

以前住んでいた水戸の社宅から散歩がてら毎月2回程度通ってた懐かしいお店でやんす。
暖簾をくぐっていざ店内へ・・・
靴を脱いで上がります。
いつも使ってた奥の座敷は今回団体さん利用とのことで、手前のテーブル席にご案内。

まずは再会を祝して乾杯！
あちきは「スーパードライ」、相方は「琥珀の時」、お友達は「モモジュース」・・・
すみません、思う存分呑ませて頂きますねぇ（笑）
お通しには蕎麦味噌、これをつまみながら呑むのがいいんでやんすよぉ～

メニューの内容は概ね以前と同じ。
結局好きなつまみをチョイスしてしまうんでやんすよねぇ～

「茸のソテーと目玉焼きのサラダ」、以前は目玉焼きがウズラの卵だったが今は普通の卵に。
胡椒が効いてて、このドレッシングが美味しいんですよねぇ～

お友達がぜし、とチョイスしたのが「蕎麦味噌のへら焼き」、香ばしく焼かれた蕎麦味噌の香りがいいっすね☆
そのままでもいいっすが、こうして焼くとまた格別。
それを箸でつまみながらちょびちょび呑む酒が何とも心地いい！

あっという間にビールが無くなったんで、次は焼酎へ・・・
色々種類があるんですが、ここは大好きだった「猫また焼酎」を蕎麦湯割りでお願い。
旨いねぇ～

さて、おつまみは温かい一品の「もつ煮込み」、中に豆腐が入っており、これがまたい～い味なんですよぉ～
うんうん、変わらぬ味わいっすね。

天麩羅も色々な種類がありますが、ここは「穴子」がオススメ☆
さくっと揚げられた胡麻油の香りが食欲をさそう穴子天・・・
あぁ、大満足っすよぉ～

さぁ、そろそろ蕎麦の時間にしましょかねぇ？？？

あちきはメニューを見た瞬間に絶対コレ！！！って思った「豚ざる」に決定！
以前無かったメニューですが、だって大好きな「ローズポーク」利用と言われちゃねぇ？
つけ汁にローズポークと牛蒡、三つ葉が入る濃厚な汁☆
これに美味い蕎麦をさっとつけて喰う・・・
ん～～～～～～～んまい！
ローズポークの甘みを感じる素晴らしい逸品っすよ☆

そして相方チョイスの「奥久慈御膳」、これはつまみ系としても最適っすよ！
蕎麦はかけかざるをチョイスできますが、今回はかけにして汁を味わう。
蕎麦の他に湯葉刺し、コンニャク刺し、豆腐、蕎麦の実御飯、お新香と盛り沢山なんですよぉ～
奥久慈の豊な食材が色々と味わえるお得なセット☆
蕎麦の実御飯が何だかホッとする味わい・・・

お友達は「ざる蕎麦」。

あぁ、美味しかったぁ～～～
茨城には素晴らしい蕎麦屋が多いっすが、やっぱお気に入りのこちらは落ち着きますねぇ。
蕎麦は当然でやんすが、つまみが充実しててしかも美味☆
酒が進みまするよぉ～

さて、〆ますかね。
詳細は忘れましたが、3人合計で1万円弱。
ここはポイントカードもあるんで、地元にいればめっちゃお得感がありんすぇ～
やっぱいいなぁ・・・水戸って☆
良かっぺよぉ～

外は小雪が舞います・・・
では、あちきはホテルに行って夜の部に備えますかな（笑）
相方とお友達は元気に街中へ！
つづく・・・

・・・・・・・・・・

＜22年6月＞

あちきの第二の故郷みたいな、水戸のお店をご紹介。
今から10年位前に初めて転勤でお江戸を離れた地が水戸でした。
茨城県は海、山の幸に恵まれ、あちき的には茨城の銘柄豚ローズポークは豚肉の中で一番美味いと思う。
特に厚切りのロース肉を揚げて塩で喰ってのは最高（レストラン イイジマのコメントにも書いてしまってますが）。

あっ、横道にそれたが今回はやはり地元茨城で絶品、というか既に全国区の「常陸秋蕎麦」を使う旨い蕎麦屋みかわをご紹介。
江戸に戻ってから水戸に遊びに行った際に久しぶりに再訪。
場所は駅からは遥かに遠いからバスかタクシーが無難（飲まないならば車でもＯＫ）。
二十三夜さんの境内の中を抜けて遊歩道の斜面を下り、養殖金魚の池脇を過ぎればもう目当ての店はすぐそこ。
ほんのりごま油が入る天ぷらの香りが食欲を引き立てます。
丁度那珂川っぺりの道沿いにあり、車やタクシーなら独特の字体で店名が書かれた大きな看板が目印です。
水戸にいた頃は社宅から徒歩15分位だったんで、ほぼ月二回ペースで通いました。
何がイイかと言えば、当然蕎麦は三たてで旨いのは勿論だが、外せないのが酒とつまみ。
酒はビール、地酒、焼酎等酒類も種類も豊富でしかも安い。
いつもは焼酎ボトルをチョイスして残りは持ち帰りでしたが、大体2000円位（お気に入りは黒さそりや猫まただった）。
そしてつまみはサラダ、湯葉、鴨焼き、揚げ出し、天麩羅等どれも旨い一品揃い。
特に穴子天は大振り穴子がサックリ揚がり、ちょいと塩を振って食すと絶妙。
サラダは3種類位あるが、いつもチョイスするのはきのことウズラのサラダで、イイ味付けのドレッシングで和えてありサッパリとした味わい。
揚げ出し豆腐はだし汁が何とも美味い。
ワサビの花芽付けは箸休めに最適。
全て酒に合う。
それらをつまみに酒を楽しんだ後に、締めには壁に掛かるお薦めメニューの中から季節のセットや鴨南蛮、奥久慈軍鶏南蛮、涸沼しじみ蕎麦なんぞをその時の気分でチョイス。
セットものには蕎麦の実ご飯や季節の天麩羅、温かいのか冷たいのが選べる蕎麦も付くんで、酒のつまみがてらオーダーするのに丁度イイ。
雰囲気も明るく綺麗な店内で、入り口では店主が蕎麦を打つ姿が見られる。
席は手前に大きめのテーブル席（相席になる）、その横と奥に座敷の席があり、奥の座敷は宴会や貸切等にも出来るもの。
店内に流れる音楽もジャズっぽい感じであり、気楽に酒と蕎麦を愉しめるイカス店。
大体いつも二人で呑んで食べて6～7千円代だったかと思う。
ぜしここは酒とともにつまみと蕎麦を堪能して欲しい場所です。
次回水戸に遊びに行く時はまた行きたい。
ちなみに1000円ではんこひとつ押してくれるが、10個貯まると1000円券に交換してくれる。
これがまたお得感があり、通ってしまう秘訣かも。
酒をもっと主体に愉しみたいならば、大工町という繁華街に「ミカワ屋」という蕎麦居酒屋が支店としてオープンしてます。
何度か行きましたが、あちき的には本店の方が遠くて不便だが、リラックスして旨い蕎麦・つまみと酒を堪能出来ると感じる。

水戸には当時贔屓にしていたお店がいくつかあったが、その内のひとつが泉町にある鰻の名店ぬりや 泉町店。
本来であれば絶対に紹介してコメントすべき店のひとつではあるが、あちき達が水戸を去った後に残念ながら鰻の脂が原因で出火。
全焼は免れファンの応援もあってその後に再開され、勿論あちき達もその再開を祝って訪問したが、当時の味とは程遠いものになっていたんでそれ以来足が遠のいてしまった。
これは火事で代々引き継いだ鰻のタレが消失してしまった事が要因だろうと思う。
タレの味はおいそれと同じもの同じ味わいを取り戻す事は出来ない歴史だと思うので大変残念。
しかし数年経てばまたそれに近い味も出来てくるとの期待を持ち、またいつか検証の為に訪れてからコメントを書くか決めたい。
ここは3000円台のセットが大変お得です。
タレはともかく鰻そのものやつまみはイイんで、鰻は白焼きで愉しみ酒を飲む、ってな感じも相応に満足は出来ると思いますが。