パン屋さんのパンもカレーもサラダも食べ放題♪ : パスタマンジャーレ

＜料理＞
■日替りパスタランチ（ツナと白菜のクリーム）+パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題＋手作りデザート…1690円
・ツナと白菜のクリームパスタ
生パスタを使用したクリームソースのパスタ。
タリアテッレと思われる幅広パスタはもちもちとした食感。
クリームソースは濃厚で、アクセントとしてなのか酸味の効いたトマトソースが掛けてありますが、さらに粉チーズがかかっているのでやっぱり濃厚。
この日のパスタメニューの中で最高値なだけあります。
美味しいは美味しいものの、かなり胃にたまりますので、パンやサラダ等をたくさん食べたい場合には辞めた方が良いかも知れません。
（パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題、手作りデザートについては後述。）


■日替りパスタランチ（ベーコンとほうれん草の和風）+パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題＋手作りデザート…1490円
・ベーコンとほうれん草の和風パスタ
イタリアのDIVELLAを使用した和風パスタ。
メニューボードには"DIVELA"と書いてありましたが、イタリアでも珍しい製粉から製麺、パッキングまで全てひとつの工場で完了させ、イタリアでの全国消費者連合会のパスタ品質テストおいてはイタリア国内の主要パスタの中でも最高点を獲得している、"DIVELLA"と思われます。
アルデンテではないものの、プリッとした張りがあります。
さっぱりとした味付けですがベーコンはたっぷりのっていますので物足りなさはなく。
「ベーコンとほうれん草の和風」という料理名の割にほうれん草は少なくむしろ長ネギの方が多い気がしましたが、味においてはほうれん草より合うのでまぁいいかと。
（パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題、手作りデザートについては後述。）


■マルゲリータ+パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題＋手作りデザート…1650円
・ピッツァ マルゲリータ
メインのピッツァは、モッツァレラチーズとトマト、フレッシュバジルがのった王道のピッツァ。
自分でカットしていただきます。
もっちりとした食感のナポリピッツァで、モッツァレラもたっぷりのっています。
バジルもペーストで誤魔化さず、きちんと生の葉をのせて焼き上げているので香りも良し。
個人的には、今回いただいたメイン料理の中ではこのピッツァが一番満足度高かったです。
（パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題、手作りデザートについては後述。）


・パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題
この日のパンは、カレーパンやメロンパン、チーズ入りパン、ウインナー入りパン、ピザパン、レーズンパン、デニッシュ、バゲット、ライ麦パン…等々。
塩気のある食事パンから甘いデザートパンまで色々。
以前は、ランチタイム後半は食パンやバゲットのみ…なんてことがありましたが、少なくともこの日は退店する頃まで次々と美味しそうなパンが補充され続けていました。
基本的には1階で販売しているパンと同じものと思われますが、少しずつ色々食べられるようカットしてあるので、味見を兼ねて色々いただくことができます。
パンコーナーにはオーブントースターもありますし、マーガリンもあります。
ライスとカレーは今回いただいていないので詳細不明ですが、どちらも1種類ずつありました。
スープはベーコンやキャベツ、ニンジン入りのコンソメスープ1種類。
サラダは、水菜やキャベツ、トマト、コーン、ワカメ、春雨、サツマイモサラダ…等々の他、パイナップルとオレンジも。
それとかき氷（イチゴ、ブルーハワイ等）もありました。
ドリンクは大手飲料メーカーのソフトドリンクサーバーとホットコーヒーやエスプレッソ、紅茶のティーバッグが数種類。
ハーブティーはなし。
サングリアは変わらずありました。
また、子どもは食前にラッシーのサービスがありました。


・手作りデザート
ショーケースに並ぶデザートの中から1つ、ソフトクリームとの盛り合わせで配膳されます。
選ぶことはできませんが、配膳前に苦手な食材の確認がありますので、好き嫌いがある場合はその際に伝えておいた方が良いです。
今回、特に苦手なものはなしということで出てきたのは、ガトーショコラ、チーズズコット、苺のロールケーキ…と思われるもの。
配膳時に説明がないので、正式な商品名は不明。
子どもが食べないというので3つともいただきましたが、どれもそれなりに美味しく、このお値段のランチに付くデザートとしては十分なものだと思います。
ただ、以前、ディナータイムに訪問した際は食後に好きなデザートを好きなだけいただくことができ（と言っても10個でギブアップでしたが）スイーツ好きとしてはとても幸せでしたので、個人的にはランチタイムもプラス料金でスイーツ食べ放題という選択肢があれば尚嬉しいです。


■キッズパスタ（パン、ライス、カレー、スープ、サラダ、ドリンク食べ飲み放題、手作りデザート付き）…630円
小学生限定のランチメニュー。
小学生未満は、同じものがさらに400円台くらいの価格設定だったかと。
パスタは黒板記載のパスタより1品選択。
但し、値段の高いパスタを選択した場合は+100円となり、いくらから差額が発生するのか基準が不明ですが、少なくともこの日は「ツナと白菜のクリーム」が+100円でした。
ちなみに、「キッズピザ」という選択肢はありませんでした。

2011年1月訪問

ランチの利用は2年ぶりくらいでしょうか。
パスタランチが1000円だった頃は頻繁に伺っていたのですが、
1180円に値上げされてからは足が遠のいていました。
平日の12時少し過ぎの来店でしたので並ぶことを覚悟していたのですが、全く並ぶことなく入れて拍子抜け。
この日がたまたま空いていたのか、最近の平日ランチはこんなものなのか…
以前は11時半の開店前に並んでいないとだいぶ待つことになったのですけどね。
まぁ…並ばずに済んだのでよかったです(⌒⌒;)

席はカウンター席が8席くらいと、2人掛けや4人掛けのテーブル席がメインで、
ガラス戸で区切られた個室のような部屋も2つあります。


ランチは

☆パスタランチ…1180円
☆ステーキ・ハンバーグランチ…1233～2856円

の2種類で、どちらを選んでも

・サラダ
・フルーツ
・スープ
・ご飯
・カレー
・パン
・ドリンク

が食べ飲み放題（制限時間90分）。
今回頼んだのは「パスタランチ」です。


☆パスタランチ…1180円

このパスタランチのパスタは、麺量80g・100g・140g・200gから選択できもちろんどれを選んでも料金一律。
パスタは、オシャレなお店ですと一人前80gのお店もありますが、大抵は1人前100g。
ですので、200gはほぼ2人前…これでもお値段変わらないのですから、大食漢にももってこいのお店です(⌒⌒;)
選べるパスタは日替わりの5種類から選択する形で、大抵、

・トマト系
・明太子系
・ペペロンチーノ系
・クリームソース系（+100円）
・創作系

の5系統から1種類ずつ出ている気がします。
うちの子は「たらこ・明太子系」が好きなので、明太子系である「明太子と葉大葉」を“葉大葉抜き”でお願いしました。
私は大葉好きなんですけどね…子どもは大葉が苦手なのでやむを得ず。
麺量はもちろん、最大の200gで。

連れはトマト系の「若鶏とオニオンソテーのトマトソース」を、やはり麺量200gで注文。

パスタが来るまでの間、各種バーを利用して待ちます。
本日の各種バーの献立は覚えている限り以下の通り。


【サラダ＆フルーツ＆デザート】
　・水菜
　・レタス
　・千切りキャベツ
　・キャベツのツナマヨ和え
　・千切り大根
　・貝割れ大根
　・わかめ
　・コーン
　・春雨サラダ
　・ジャガイモのポテトサラダ
　・サツマイモのポテトサラダ
　・もやしのナムル
　・大根のキムチ和え
　・トマトソース風味のコンキリエッテ
　・カレー風味のフジッリ

　・オレンジ
　・みかん
　・パイナップル
　・杏仁豆腐
　・かき氷


【カレー＆ご飯＆スープ】
　・豚挽肉のカレー（中辛）
　・白飯
　・麦飯
　・ワカメと水菜のコンソメスープ


【パン】
　・バタール（通常価格1つ220円）
　・めんたいフランス（同120円）
　・超ロングウィンナー（同299円）
　・ベーコンクロワッサン（同130円）
　・トマトとチーズのバトン（同180円）
　・超ロングウィンナー（同299円）
　・くるみパン（同60円）
　・レーズンロール（同60円）
　・胚芽ロール（同60円）
　・雑穀ロール（同60円）
　・サクサクショコラ（同115円）
　・おぐらあんパン（同80円）　
　・メープルウォルナッツ（同140円）
　　…等々10種類以上

　・バター
　・苺ジャム


【ドリンク】
　・サングリア（2種類）

　・烏龍茶（煌）
　・爽健美茶
　・HI-C
　・炭酸飲料各種
　・ホットコーヒー
　　…等々コカ・コーラ社のドリンクバー


サラダコーナーは特筆すべきものは特になく、よくあるサラダバーのレベルです。
カレーは、姉妹店であるスパイシータンドールのインドカレーではなく、
普通の欧風カレー。
1階のレフィーユブティックで売っているお弁当のカレーライスと同じかと。
具らしい具は豚挽肉のみで、少し辛めですので小さなお子様には厳しいかと思います。
スープは、こんなものでお腹を満たしてしまってはいけません…というレベルのスープ。
ドリンクは、サングリア（フレーバードワイン）が2種類あるのは珍しいので、
昼間からアルコールを飲みたい方にはお得なのかも知れませんが、
それ以外はファミレス並のドリンクバーです。

食べ放題メニューの中でのオススメはやはりパンでしょうね。
食べ放題専用のパンもあるのかもしれませんが、
基本的には1階のレフィーユブティックで売られているパンがカットされて並んでいます。
お店がオープンした当初はスライスされた食パンしかないとか、
お総菜パンは11時30分のオープン時だけで、なくなり次第あとはかたくなったフランスパンのみ…とか、
パン食べ放題って言われてもねぇ…(＝＝;)
というあまりにお粗末な内容だったのですが、最近は改善されたようで、
今回も種類豊富でしかもこまめに色々な種類のパンが補充されていて、食べ甲斐がありました。
補充する際にはパンを温めてから出してくれるので、補充したてのパンは温かくてふんわりしていて美味しいです。
店員さんが補充している様子が見られた時がパン取りのチャンスです。
…と狙い撃ちしていたら食べ過ぎてしまいましたが(￣▽￣;)ゞ


サラダ、スープ、カレーライス、そして大量のパンを食べ過ぎて早くもお腹いっぱい…となった頃に、
メインのパスタの登場。
最近はパンが充実していると最初から知っていたら、麺量200gにしなかったのですが、
頼んでしまった以上は責任を持っていただきます。
残したら罰が当たりますから☆

☆明太子と葉大葉（葉大葉抜き・麺量200g）

　「明太子と葉大葉」のパスタ“葉大葉抜き”ですので、簡単に言うと「明太子」のパスタと言うことになります。
　麺はスパゲッティーニ。
　濃厚なカルボナーラを頼もうが何を頼もうが、こちらのお店の麺は全てスパゲッティーニ。
　個人的には明太子のパスタにはスパゲッティーニよりもスパゲッティーの方が合うと思うのですが、仕方ないですね。
　明太子とバターで和えたスパゲッティーニの上に刻み海苔がかかっています。
　明太子の量が少なめですので辛さもほとんどなく、1000円超のパスタの味でないのは確かですが、
お陰で幼稚園児の我が子でも食べられるのは良いです(⌒⌒;)
　麺の茹で加減はアルデンテではなかったものの固茹ででしたので、まぁまぁ好みの茹で加減。
　50g程を子どもが食べ、残りは私が完食。


☆若鶏とオニオンソテーのトマトソース（麺量200g）

　鶏肉とタマネギ、マッシュルームが入ったトマトソースのパスタで、麺はやはりスパゲッティーニ。
　このソースにはスパゲッティーとかリングイネだと嬉しいかな～。
　卓上にはパルメザンチーズがありませんので、店員さんに言って持ってきてもらいます。
　するとディナーメニューにパルミジャーノ・レッジャーノを使ったメニューがあることもあり、クラフトのパルメザンチーズではなく、
削られたパルミジャーノ・レッジャーノが器に入って届きます。
　連れが1/3程残したところでギブアップとなりましたので、残りは私がいただいきました。
　うーん…相変わらず、こちらのお店のトマトソースはコクが足りなくて今ひとつ。。。
　チーズの力で何とか完食しましたが、個人的にはトマトソース系はオススメしません。


☆デザート

　ディナータイムはショーケースの前に言って、好きなケーキを好きなだけ取ってもらえるのですが、
ランチタイムは店員さんにおまかせでワンプレートのみいただけます。
　但し、事前に店員さんに苦手なものを話しておけばそれ以外のケーキを持ってきてくれるので、
チーズ系はダメとかチョコ系はダメとか希望がある場合は先に話しておきましょう。
　我が家は特に嫌いなケーキもないので、希望なしでおまかせして届いたのがこちら。

【私の分】
　・ブルーベリーレアチーズケーキ（ハーフサイズ）
　・フルーツロール（ハーフサイズ）
　・バニラアイスクリーム

【連れの分】
　・ストロベリーショートケーキ（ハーフサイズ）
　・葉もれびロール（ハーフサイズ）
　・バニラアイスクリーム

以前は、ハーフサイズのショートケーキにデコレーションが施されただけのワンプレートだったのですが、
現在は「ショートケーキ＋ロールケーキ＋バニラアイス」でワンプレートのようです。
最近はタルトだけではなくロールケーキにも力を入れているようなので、宣伝を兼ねているのかな。

・ブルーベリーレア（472円）のハーフサイズ
　1階のレフィーユブティックで、「ブルーベリーレア（472円）」という商品名で売られているタルトケーキのハーフサイズ。
　底はタルトで、その上にカスタードクリーム、スポンジ、ブルーベリージャム、生クリーム、レアチーズという順に重なっています。
　見た目はブルーベリーの紫色が綺麗で美味しそうなのですが、
レフィーユのチーズケーキはどれもチーズが控えめと言うか濃厚さが足りず、
まったりとしたチーズ多めのチーズケーキが好きな私には物足りないチーズケーキが多く、
このブルーベリーレアもやはりチーズ少なめのさっぱりタイプ。

・フルーツロールケーキ（220円）のハーフサイズ
　こちらも、1階のレフィーユブティックで売られているロールケーキ1カットをさらに半分にカットしたケーキ。
　いたって普通のスポンジで苺と黄桃が入った生クリームを巻いたロールケーキで、
スポンジもパサパサでこそありませんが、
“フォークで切ったり、口に入れて歯で噛んだときに、
スポンジとクリームが一体化していてその境界線を感じないような、ふんわりしっとりとしたスポンジ”
という程のものでもなく、とりあえず、この「フルーツロール」を1階で買うことはないな…と言うことがわかったので良しとします。

・ストロベリーショートケーキ（330円）のハーフサイズ
　スポンジとスポンジの間に苺入り生クリームが挟んであるオーソドックスな苺のショートケーキ。
　クリームが2段挟んであるので、お店によっては“スペシャル”なんて付いていたりもするタイプ。
　スポンジ、クリームともに可もなく不可もなく。
　苺も大きめで、それなりに美味しいショートケーキでした。

・葉もれ日ロール（1本1050円）のハーフサイズ
　昨年からレフィーユブティックで販売され始めた「葉もれ日シリーズ」の1つ、「葉もれ日ロール」。
　同シリーズの「葉もれ日バウム」がとてもしっとりとしていて濃厚でお気に入りなのでこちらも気になっていたのですが、
食べたことがありませんでした。
　試食を兼ねて今回デザートでいただけたのはラッキーです☆彡
　いただいてみると、予想通りとてもしっとりとしたスフレタイプの生地のロールケーキ。
　本物のスフレ程ではないもののしゅわしゅわ～っと口の中でとけるような感覚さえあり、とても食感が良いです。
　そのスポンジで包まれているのは生クリームとカスタードクリーム。
　カスタードクリームはバニラビーンズ入りの濃いめで美味しいクリーム。
　とても美味しいロールケーキです♪d(≧▽≦*)
　1階のレフィーユブティックでは、秋にはクリームに栗が入ったタイプがありましたし、現在は苺入りタイプも売っていますが、
今回いただいたのはクリームだけのオーソドックスなタイプの「葉もれ日ロール」。
　シンプルですがその分素材の味が味わえます。
　好みにもよるのでしょうが、私は「フルーツロールケーキ」よりもスフレタイプのこちらの「葉もれ日ロール」方が好きですね。
　「葉もれ日バウム」程は日持ちしませんが、専用パッケージもありますので、
お茶請けとしてだけでなく手土産としても使えそうです☆彡

・バニラアイスクリーム
　可もなく不可もなく。


メインのパスタは1000円を超えるお値段のパスタとは言い難いレベルであるのは確かですが、
パスタが200gまで無料で増量できる上にサラダ、パン、カレー、ドリンク等が食べ飲み放題で、
最後にはケーキのデザートまで付いて1180円ですので、コスパと言う意味では悪くないと思います。
以前と比べてお客さんの数が減った割りにパンやケーキの質が上がっていたので、
また“質より量”な気分になった時は利用したいと思います。


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2010年3月

値上がりしたこともありしばらくご無沙汰していたこちらのお店。
今回は、情報誌に載っていた「世界最強のカルボナーラ」が食べたくてディナータイムに来店。
小さな子どもがいるのでランチタイムの方がありがたいのですが、
「世界最強のカルボナーラ」はディナータイムのみの提供だと言われたのでやむを得ず。

情報誌には、「パルミジャーノのチーズの器で直接パスタを和えたカルボナーラ」のような記述。
私、大のカルボナーラ好きで家でもよく作るのですが、家には当然そんな巨大なパルミジャーノ・レッジャーノはないので、
作りたくても作れません。。。
以前都内のイタリア料理屋さんで、
くり抜いたパルミジャーノ・レッジャーノの中に茹でたてのスパゲッティーを入れて和えたカルボナーラをいただいたことがあり、
とても感動しました。
でも日本のイタリア料理屋さんで提供されるカルボナーラはほとんどがクリームソースが入ったカルボナーラで、
パルミジャーノ・レッジャーノと卵と黒胡椒だけで作る本来のカルボナーラには滅多に出会えず、
茨城では家で作る以外一度も出会っていません。。。
それが、現在こちらのお店で期間限定でいただけると知り、これは行かねばっ！
と行ってきたわけです。

サラダバー等については「2011年1月」を参照。
制限字数の関係もあり、ここでは割愛します。


☆パスタセット（世界最強のカルボナーラ パルミジャーノのチーズの器で）…2295円

テーブル席の脇に、大きな樽型のパルミジャーノ・レッジャーノと石焼きビビンバ等で使う石鍋が乗ったワゴンが運ばれてきます。
濃厚なカルボナーラが冷めて食べにくくならないよう、熱々の石鍋に入れてでの提供されるようです。
…と、そこで石鍋をよく見てみると、中には白色のソースが入っているもよう。
…まさか、クリームソースが入っている？？？(￣△￣;)
私の不安をよそに店員さんは慣れた手つきで料理を開始。
茹でたてと思われるパスタを、真ん中をくり抜いたパルミジャーノ・レッジャーノの中に入れてよく和え…
と思いきや和える時間は予想以上に短時間。
それからパスタの余熱で溶けたチーズがしっかりと（?）絡んだパスタを石鍋に移し、その上から卵黄を落とし、
粗挽き黒胡椒を振って和えれば、マンジャーレの言うところの「世界最強のカルボナーラ」の完成です。

…が、いただいてみるとやはり私の不安は的中し、石鍋にはクリームソースがたっぷりと入っていたようで、
せっかくの濃厚なパルミジャーノ・レッジャーノがクリームソースで薄まってしまっており、
私が求めていた濃厚なカルボナーラではなく、日本風のよくあるカルボナーラになってしまっています。。。(T△T)
しかも、麺はやはりスパゲッティーニ。
器が熱々の石鍋ですので、細麺なこともありあっという間にパスタはやわらかく煮込まれていき、
アルデンテでも何もないやわわかい煮込みクリームソースパスタに。。。

それと、私は麺量140gでお願いしたので大丈夫でしたが、器である石鍋の大きさは麺量が変わろうが同じなので、
隣の席で麺量200gで注文した方はパスタを石鍋に入れた際に、
元々石鍋に入っていたクリームソースが大量にこぼれてしまい、
それでも強引にそのまま卵を入れて混ぜたので、石鍋にパスタが山盛りでしかもソースがこぼれまくっている、
見た目に食欲がそそられない一品となっていました。
器のサイズが変えられない以上、その器を使用したパスタに限っては200gにはできない等の対策を講じた方が、
結果的にはお客様のためになるのではないかな…と思った一幕でした。

高級なパルミジャーノ・レッジャーノを使ったパスタが200gまで増量無料でいただけるのは凄いことだとは思いますが、
通常量（80gや100g）で食べる人にとってはいくらバイキングがセットとは言え、2295円の価値はないと思います。


☆窯焼きナポリピッツァ（マルゲリータ）セット…1995円

この日のランチは、つくばにあるナポリピザの名店TRATTORIA E PIZZERIA Amiciでピザをいただいていたので、
比較する意味もありこちらのお店でもピザを注文。
注文したのは王道のマルゲリータ。

“400℃以上の窯の中で一瞬にして焼き上げるから、生地はパリッとしていて、中はふんわり、もっちりとした食感”
との触れ込みですが、果たして？？？

出てきたのは直径30cm程のピザ。
生地はきちんと手で延ばしているようで、薄焼きでコルニチョーネ（額縁）もあります。
具は、イタリアの国旗の色であるトマトソース（赤）とモッツァレラチーズ（白）とバジルの葉（緑）。
バジルペーストではなくバジルの葉がのっていたのは良かったのですが、全体的に少し焦げ気味。
でもいただいてみると、外側はパリッと、中心部はふわっとやわらかくなっており、
食感的にはナポリピザとしては上出来な方だと思いました。
但し残念ながら味の方は今ひとつ。
トマトソースが美味しくないのです。。。(￣￣;)
こちらのお店、パスタもそうですが基本のトマトソースの味が今ひとつなのですよね…。
水っぽくてトマトの味が薄いトマトソース。
ピザ生地自体は美味しいものでしたので残念です。


☆デザート

ディナータイムはデザートも食べ放題。
入り口近くのショーケースに行って食べたいケーキをオーダーすると、店員さんがお皿に取ってデコレーションしてくれます。
サイズもある程度指定できますので、お腹はいっぱいだけど色々なケーキを少しずつ食べたい時は、
1カットを半分にとか、さらに半分（1/4）に等注文すると良いです。
基本的には1階のレフィーユブティックで販売されているケーキですが、バイキング用のオリジナルケーキもあります。
ショートケーキやタルト、ロールケーキ、うっふプリン等の生菓子の他に、
ディナータイムはフィナンシェやクッキー等の焼き菓子もありますので、
味見を兼ねていただけるのでお得感は高いです。

ただ、こちらのお店のショートケーキやタルトは、
基本的にはフルーツやクリームがたっぷりの昔ながらの甘くて単純に美味しいケーキで、
コサイやパティスリーシュールのような凝った作りの深い味わいのケーキはないので、
残念ながら感動できるようなケーキは「葉もれ日シリーズ」を除きないのですが、
この価格で食べ放題という点は素晴らしいと思います。