早いうちに行かれることをお勧めしたい水戸フレンチ : レストラン オオツ

訪問を考えてる方は。
シェフがお元気なうちに。
再訪になります。いつも参考にさせていただいているレビュアー様が行かれたというレビューをみて、行きたくてたまらなくなりました。

ランチはいつでもやっているわけでもないので、要確認です。
この日も、たまたまとのことで。空いてて快適。
今日は真ん中のコース。

こちらがお酒の好みを伝えようかとしていると、甘いのでしたらーと、説明してくださり、なんとなく覚えてくださってる！？
すごいわ、マダム！！

○ウニとカリフラワーとジュレ

函館の殻のウニ
むらさきウニですって。それとカリフラワームース、甲殻類のジュレ。
絶対好きだわ。
甲殻類の旨味がじゅわああん！
ウニがちとウニのくささがあるが、甘味もあって、このクリーミーさと旨味はやっぱ素敵ねぇ。

○鱧のフリット　トリュフのせ
下のソースはトマトベースで、気持ち的に梅肉を洋風に。とのこと。
鱧がサクフワ。ちょっと臭みがあるかなぁ。
トマトベースは、なるほど。酸味といい、たしかに梅肉っぽさを感じます。

○パンプリーバターとパン
うんまぁいです。
パン一個なのに、バター半分近く消えたのですが、妖精さんがいるのかしら？

○前菜
ここからが前菜ですって？！
蟹をシンジョウ風にしたもの、下はガスパチョのゼリー。
お花は矢車草とアニスですって。
あー、蟹うまぁ。甘味と旨味があります。
ガスパチョも茄子やトマトの風味を感じます。


○鮎
そろそろ終わりの季節。
長良川のあゆです。それを4時間かけてコンフィに。
下は、ウリやセロリ、ピクルスなど。
蓼の葉ソース
身のふっくらぽっくりと加減と内臓のうまさが良いですね。ピクルスなどの酸味もぐっと。

○アワビ
分厚いアワビと肝ソース、ペッパーでアクセント。
ジロール茸、アンティチョーク。
アワビが分厚いし、旨味はあるしでたまらんですなぁ。
肝ソースは鉄板ですね！
お野菜たちの食感も楽しめますね。

○甘鯛
常連様も絶賛とのこと。
麹でつけた鯛、ソースはアサリや蛤、鯛。
付け合わせはオクラとズッキーニ

京都、丹後の鯛なんですって。
これはたまらん！
ふっくらとした身に、麹の旨みがぎゅっと！
麹の旨味が染みたこのスープが、本当に美味しくて、パンにめっちゃ吸わせました笑

○肉
宮城のA5ランク、フィレの端の方ですって。
とうもろこし、イタリアンズッキーニ、枝豆。
山椒オイルで。
付け合わせは青森ハーブ。

ハーブ、前に食べた時にすごい苦かった記憶がありますが、ちょうどよかった。

フィレ肉って美味しいのじゃないかい？！
赤みの旨さ、柔らかでしっとり。脂抑え目なのに満足感。
山椒オイルがいいなぁ。
キミゴールドのとうもろこしなど、付け合わせがどれも良い。イタリアンズッキーニが、一瞬アボガドを連想しそうな。

○小デザート
冬トリュフのカキ氷
最近かき氷ばかり食べてるけど、こんなのはじめてぇ〜♪
オーストラリアなので、向こうは冬ですのでって。
クッキーアイスばりにトリュフが入って、さらに削りたてが！
トリュフの香りは仄かに。なんとも言えない。やや舌触りがあれかしら。
塩とか入れても美味しいかも。

○大デザート
シャインマスカット
ハーブのゼリー
中にはクリームチーズのムースとピオーネのソルベ

シャイン甘い。ソルベもジューシィ。ハーブゼリーも爽やか。
クリームチーズの酸味も良き。

○お茶菓子
パイナップルのゼリーがやわんやわんで、口の中でパインー！と広がり、とっても好み。
売ってくれんかな、お土産として笑
チョコとかも全部しっかり美味しいのですよ。
もし、アフタヌーンティーとかあったら、絶対楽しい。
お茶は選んでハーブティー。
こちらも、やたらとレモングラスとかでなくて、程よくて飲みやすい。

マダムは相変わらず素敵でカッコ良いです。

臭み云々書いたところもありますが、前日に鮨屋に行ったばかりな体勢なので、余計に感じてしまっただけだと思いますが、旨味もあるので全然許容範囲です。

多分、パンは5、6個食べた。バターは2つほど消えた。…うまいから仕方ないね、
まんぞーく！笑

久しぶりにきましたが、高級食材たっぷりで、幸せランチでした⭐︎

ドリンク一杯飲んで、21000ちょい。
食材にも恵まれている内容でした。
東京なら、多分三万はかるくこえて行きそうな気がする。
シェフが今年72歳なので、それが本当に心配なんですわ。
元気でやっていってほしいです。

茨城の食べログで調べてみると1位だったのと、駅から近めのため、平日ランチ使用。


事前にコースを電話で決める形式。上から2番目の2万ちょいのコースに。


駅から南へ。手前の信号を渡っとかないとめんどう。右手の建物。車庫つき。
やや年期を感じる建物。

ボルドーだけど後味さっぱりとしたアルコールをお供に。

群馬の枝豆のムースと、上はトマトですって。
枝豆のこってりと、トマトの酸味
なぜか、卵サンドを食べてるようなきさえする

明石のタコ。ギリギリまで煮て、さまして、焼いたので、たこ焼きとよんでるそうで。
あったかい。柔らかいけど、ちょっとだけ歯切れが悪いかな。

青森のクリガニ。ギリの旬らしい。内子もはいってます。後味の滑りはないけど、ほんのり甘くて美味しい。

明石の鱧を衣で。なすと共に。バルサミコのソース。
軽い衣にほんのり塩あじもあって。京都の錦市場で鱧の天ぷらたべたっけなー。鱧の天ぷら好きだなぁ。と懐かしく。

勝沼グレープは、ジュースですが甘くなくなく、ほんのり渋いわ。

パンは、ごく普通の感じ。
でも、バターもおかわり持ってきたりと大盤振る舞い。

びわ素麺とキャビア。もちもち麺だけど、喉越しはたしかに素麺だ。
異様に海鮮風味が強い。ちょっと脂っこいかな。山葵がないときついかも？


白身魚かぁと思ってたら、のどぐろ！
のどぐろ大好き、のどぐろちゃん！
これだったら、白身魚でも歓迎です。
悪天候だったため、青森からしかなかったそうです。茨城でもとれるそうですが、脂のノリがちがうとのこと。
あさりのソースに、ズッキーニのピューレ。
のどぐろの焼きもしっとり。パリッとさせてるのが好きな人には、物足りないかも。
東北の曲がり竹も好きー。瞬殺でした。

ここでようやく土地のもの。茨城産の牛のランプ。
万願寺とうがらしに、紫のはじゃがいもみたい。
A5ランクでも、ランプはちょっとかたいんですよねー。
青森農家のハーブサラダも来ましたよ。にっがい。

デザートは、小さいデザートにパイナップル。大きいデザートが選べました。
モモか、マンゴーか。
アイス好きなので、アイスがあるほうで、とお願いすると、「じゃ、桃の方で」と男性スタッフさん。
んー。サービス面は、期待しない方が良さそう。
シックなマダム以外のスタッフさんは、あまりしゃべらず。
確かに空皿なんだけど、パンにソースつけようかなーとかは思ってはいたので、ナイフとフォーク揃えてなかったんですけども、お皿を無言で下げられちゃったのはあらら。
かといって、水とか空なんだけど。ということはなく。まあ、客席が空いてましたから、この辺は読めない。

あら！！すごい！
目の前で液体窒素をつかって、出来立てパイナップルのシャーベット！
えー！こんな風にパフォーマンスしてくれるなんて、予想外！
ラスト際でテンションあげてくるとは、憎いわねぇ〜。
ゴールデンキウイも甘くて美味しい。
多分、料金ランク落とすとこの演出はないみたい。

桃のコンポートのデザート。コーヒーゼリーと合うわぁ。ちょっと綺麗に食べられなかったけど。

料理全体として、あまり軽い感じではないですけど、食いしん坊としては、満足感ありますねー。

地元のものを食べたい。となると、用途とは合わないかもだけれども、今、あんこうの時期でもないしー。と、旬の物がなんかないけれども美味しいの食べたいって時には、ありかもですね。

近場だったら、魚介に自信があるご様子なので行きたいお店ですねー。

マダムのトークは軽快で、情報通な感じでした。シェフにもお見送りしていただきました。
シェフの柔和で真面目そうな感じが素敵。
いつまでも元気で頑張っていただきたい雰囲気でした！
ごちそうさまです。