脂の甘さがたまらない常陸牛サーロインステーキ : レストラン　イイジマ

＜お店について＞
・前回訪問時からの変更点
床に直座りの個室だった部屋が絨毯敷にテーブル席という個室に変わりました。
それに伴いベビー布団はなくなりましたが、フルフラットにもなるスウィングベッド＆チェア（ベビーラック）が無料で借りられるようになりました。

・補足点
個別会計不可。
個室の予約は原則として8名以上から。
お冷やはレモン水。


＜料理＞
■常陸牛サーロインステーキ御膳…税込4500円（通常価格5500円）
・常陸牛サーロインステーキ(120g)　塩ポン酢おろし添え
・サラダ
・ライス
・味噌汁
・漬物
・フルーツ
通常価格5500円のメニューですが、訪問した7月は創業月であるため、39周年アニバーサリーということで、なんと1000円引き。
約20％OFF…かなりお得にいただけました。
メインは常陸牛のサーロインステーキ120g。
焼き加減はレアでお願いしました。
また、鉄板での提供かお皿での提供かを選べ、鉄板でお願いしました。
あらかじめカットされた状態で鉄板にて配膳。
ステーキと鉄板の間には、余熱で火が通り過ぎるのを防ぐため玉ネギが敷いてあります。
ステーキの上には大葉にのった大根おろし。
塩ポン酢は他のステーキソースや塩等とともに別提供。
結局、塩とわさびでいただいてしまったので、塩ポン酢の味は不明。
ミディアムレアな焼き加減な気もしましたが、歯で噛む必要もないくらいジューシーでやわらかい。
そして、常陸牛特有の甘さ…この口内温度で溶ける脂の甘さがとても美味しい。
個人的には、やはり塩とわさびの組み合わせでいただくのが一番良かったです。
添え野菜は、ポテトとコーン、パプリカ、それとインゲン豆もあったような。
サラダはレタスや千切り大根、ニンジン、紫キャベツ、トマトにもずくやワカメまでのったもの。
フルーツはメロン、グレープフルーツ、パイナップル。
ランチタイムでもランチメニューと違いドリンクは別注文になりますが、税込4500円でこの内容であれば十分満足です。

こちらは肉のイイジマが経営している洋食店。
ママ友との子連れランチなので、予約しての訪問。

予約したのは平日の12時。
駐車場は店舗前に10台分程と、道路を挟んで反対側にも広々とした第2駐車場がありました。
11時50分頃伺ったものの、店舗前の駐車場はすでに満車。
人気店なのですね。

何度か利用したことのあるママ友曰く、店舗前の駐車場は早々と埋まってしまうため、
12時以降の来店の場合は最初から第2駐車場にとめるつもりの方が良いとのこと。
店舗と第2駐車場との間の道路には中央分離帯があるため、一周館ビル方面から向かう場合は、
第2駐車場への駐車は楽で良いのですが店舗へは右折では入れず、
少し行き過ぎてからUターンしての入店となり、
せっかくUターンしてお店に行ったものの店舗前の駐車場が満車だと、
結局また右折して反対車線側の第2駐車場にとめねばならず、ちょっと無駄足に。
…って、私の説明の仕方が悪いので文字で書いてもわかりにくいですね。
地図で言うと、「水戸市見和市民センター」や「関表具店」の南側の何も書かれていないスペースが第2駐車場なので、
それを見て各自判断した方が早いかと(￣▽￣;)

店内入って右手には品の良いテーブル席がありましたが、案内されたのは左手奥のお座敷席。
私たちが案内されたのは4名掛けが4卓ある個室で、隣にも同じような個室があるようです。

こちらのお店、乳児連れの場合は希望するとベビー布団を用意してくれます。
もちろん、無料。
ブランケットを貸してくれるお店は多いですが、ちゃんとした敷布団まで準備してあるお店は珍しいかと。
予約時に話しておいたので、私たち大人が座る座布団の隣に、最初から布団が敷かれていましたが、
予約なしでも布団がまだ余っていれば対応できるとのこと。

ランチメニューは平日と土日祝日でメニューが違い、平日は1000円～2500円までの7種類。
肉のイイジマは常陸牛に力を入れいる会社で、
平日のランチメニューにも常陸牛を使用したステーキメニューがありましたが、
ステーキはステーキでモモ肉のカットステーキでしたので惹かれず。
平日限定、しかも1日15食限定の「本日の限定ランチ」（1100円）が気になりましたが、
こちらはフルーツは付くもののデザートが付かないため諦め、
スペシャルデザートとやらも付く1500円の「洋食ランチ」を注文。
この「洋食ランチ」は、季節に応じて献立が変わるようです。


★洋食ランチ…1500円

・国産豚ハンバーグ　グリーンピースソース
　2，3口サイズの小さなハンバーグには、マッシュしたクリーミーなグリーンピースソースがかかっています。
　特段美味しいハンバーグというわけでもない普通のハンバーグでしたが、旬のグリーンピースを使ったソースは洋食屋さんならでは。
　付け合わせも、ポテトフライや人参のグラッセ、茹でたいんげん豆…ここらまではありがちですが、
さらにマッシュポテトを絞り器で絞ったものに彩りの良い刻んだパプリカがほんの少し振りかけられていたりして、
特に高級な食材を使用しているわけではないのですが、一手間掛けているな…と感じました。

・国産若鶏のみぞれ煮
　大根おろしと一緒に煮た一口大の鶏のモモ肉が2つ。
　上には白髪ネギと小口切りの葉ネギがのっており、さっぱりとしていて美味しかったです。

・茨城豚のチーズ入りミルフィーユカツ
　チーズを薄切りの豚バラ肉で挟んで揚げたミルフィーユのようなチーズカツ。
　ミニサイズのカツですがさらに半分にカットされ、中が見えるようになっています。
　添えてあるレモンを絞ってさっぱりといただきます。
　うーん…個人的にはもう少し豚肉の量が多いほうが肉の甘味が味わえて良かったかな。

・本日のサラダ
　レタスやミニトマトに茹でた海老が1尾のったサラダ。
　別皿ではなくこれもワンプレートの1品ですので、量は少なめ。

・コーンポタージュ
　クルトンが浮いた生クリームたっぷりの濃厚で美味しいコーンポタージュでした。

・パン（ライスかパンから選択）
　パンかライスを選べ、パンを選択。
　バターロールが2つで、添えてあるのはもちろんマーガリンではなくバター。

・スペシャルデザート
　一皿に、ティラミス、ラズベリーアイス、苺、パイナップル、オレンジ、グレープフルーツ、
パイ刺しの生クリームが盛り付けられています。
　“スペシャル”と付くので粉物ケーキやムースが付く豪華なデザート盛り合わせを期待していたのですが、
唯一のケーキティラミスが小振りで、フルーツよりもケーキが食べたかった私には少々物足りないませんでしたが、
見た目にも美しい上品な盛り合わせでした。

・アイスティー（ドリンク）
　可もなく不可もなく。

品数は多いですが、一つ一つの量は少なめ。
私で腹八分目なので、男性だとこのランチメニューでは物足りないかと思います。
ただ、このお値段でもちゃんとコース形式なのは高ポイント。
しかも、小さな子連れでの来店だったため、ぐずる子どもに時間を取られて食事ペースがゆっくりな時もあれば、
子どもが遊んでいる隙に…と急いで食べてしまう時もあったりと食事スピードが滅茶苦茶だったのですが、
それでも料理を出すタイミングも良く、常に出来たての料理をいただくことができました。

スタッフの接客態度も良く、接客面は満点。
料理は洋食屋さんらしい正統派の洋食で、滅茶苦茶美味しいというものもありませんでしたが、
どれもそこそこ美味しく、ソースや付け合わせ等の細かいところまで手を抜いていないところに感心しました。

ベビー食器はもちろんベビー布団の準備があるくらいですので、子連れでも行きやすいお店。
隣の部屋からは幼稚園生くらいの子どもたちの激しいバトルが襖越しに聞こえてきましたので、
大人数でのママ会にも重宝しそうなお店です。