バーボン主体のオーセンティックなBAR　“ John ” : John

豊岡の夜は
BAR　“ John ” さんへ伺います。

夜10時を過ぎたあたりだったのですが，
ほぼ満席状態になっています。

2014年に10月にオープンしており，
オーセンティックなBARのような感じですが，
基本的にショットバーというスタンスです。

店内は暗めで，路地裏のノスタルジックな雰囲気でしょうか。
カウンター席のみだったと思いますが，
訪れた人の心をそっと和らげてくれます。

店内はカウンター席９席ほど。
豊岡ではなんか落ち着ける空間です。
店名の由来は映画「セント・オブ・ウーマン」の中で，
ジャックダニエルのことを，
“ John ” と呼んでいたことから。

オーナー兼バーテンダーは沖野龍之さん。
ダンディでシャレた大人のかたです。
校長先生をされていて，ＢＡＲを勉強し尽くし，
定年退職後に第２の人生において，
こだわりのＢＡＲにしています。
ジャックダニエルが好きなマスターで，
数種類のジャックダニエルが置いてあります。

つまみは，
燻製ウインナーと自家製ピクルスでした。
口に入れた瞬間に燻製のスモーキーフレーバーに包まれました。
このツマミが自家製でけっこういいのです。

・生搾りグレープフルーツのカクテル
・エヴァン・ウィリアムス12年

・オールドクロウ
バックヤードから見つけた，昔によく飲んでいたバーボンです。
かつての名優の松田優作が愛飲していたことでも有名です。
色は少々濃いめの琥珀色，香りはエステリーさがあります。
口に含むと，アルコールの刺激と辛さ，
強い酸味があり，後味は苦さがあります。
大手の傘下になってからは，昔とは味が変わっているようです。

ここは，おひとりでも，団体でも，カップルでも，
どんな年代でも楽しめる魅力があります。

そして，誰にも邪魔されずに思いに深けたり，
バーテンダーとの何気ない会話を楽しむと良いと思います。

親しい人と他愛もない会話を交わして，
さりげない大人のサービス。
気のおけない親友とのシーンにも使え，
ここは普段使いにもイケるお洒落なBAR
豊岡の夜を楽しむことができました。

ごちそうさまでした。

（今回）
豊岡の夜は
BAR　“ John ” さんへ伺います。
深夜１時を過ぎたあたりだったのですが，
ちょうど満席が終わったところでした。

１年５ヶ月ぶりの更新アップになります。
写真１１枚追加しました。

店内はカウンター席９席ほど。
豊岡ではなんか落ち着ける空間です。
店名の由来は映画「セント・オブ・ウーマン」の中で，
ジャックダニエルのことを，
“ John ” と呼んでいたことから。

ここのツマミが自家製でけっこういいのです。
今回は自家製スモークソーセージと
自家製スモークチーズと自家製ピクルスでした。

・デュワーズハイボール
最近は暑くなってきましたね。
ウィスキーのハイボールが美味しくなる季節になりました。
最近はBARではモルトが多いので，
今回はハイボールにもよく合うスコッチウィスキーを。
日本ではイマイチなじみが少ないスコッチウィスキーですが、
販売数量は世界有数で、アメリカでは１番人気のブランドです。
ハイランド地方のアバフェルディをキーモルト（原酒）とし
４０以上のモルトウィスキーとグレーンウィスキーをブレンド。
ハイボールで割ったときの香り，飲んだときのコク，最後に残る爽やかさ。
マイルドな風味の中にスパイシーなアクセントが効いています。

・エヴァン・ウィリアムス12年
バーボンで2番目に売れているエヴァン・ウィリアムスの12年です。
スタンダードのブラックラベルは5～8年熟成の原酒を使っていますが，
このレッドラベルは12年熟成の原酒を採用しています。
スコッチに比べて温暖な気候のバーボン郡では，
3～4年熟成でスタンダードなウイスキーを出していることを考えると，
12年熟成のバーボンとなると，
18年熟成のスコッチに匹敵するレベルではないでしょうか。
いつものようにロックで飲んでみると，
バーボンならではの接着剤のようなエステリーな香りは少なく，
バニラやカラメルの香りが前に出て心地よさが出ています。
50度という度数の割にアルコールの刺激が少なくて，
甘さが前に来るまろやかなものになっています。

・ジャックダニエル（黒）
ジャックダニエルが好きなマスター沖野龍之さん。
「ジャック ダニエル（Jack Daniel）」というと，
蒸溜したウイスキーを木桶に詰めた楓の木炭，一滴，一滴，
手間のかかる濾過方法「チャコール メローイング製法」
で作られるテネシー ウイスキーです。
よくバーボンだといわれますが，それには属しません。
なぜなら、蒸留所はテネシー州のリンチバーグにあるからです。
バーボンを名乗るためには，
最低でもケンタッキー州バーボン郡に蒸留所がある必要があるのです。
グラスにジャックダニエルを注いでいると，
メロンのような甘い香りが先にやってきます。
メープルシロップ，接着剤，ウッディな香りがついてきます。
あとは，カラメルというよりもメープルに近い気がします。
全体的にはバーボンの傾向を持ちつつも，甘さと香りに特徴がありました。

・ジャックダニエルテネシーハニー（白）
数種類のジャックダニエルが置いてあり，
初めて白ラベルのストレートも飲んでみました。
「ジャック ダニエル ブラック」に
天然蜂蜜，メープルシロップ，ナッツ フレーバーを加えてあり，
天然の蜂蜜や、糖蜜、ローストナッツの豊かな香り，
蜂蜜の上品な甘みのある味わいがあり，
かすかなナッツのような香ばしさと，
芳醇な蜂蜜のなめらかな余韻があります。
私にとっては甘すぎる感がありました。

この手の個性が強いウイスキーに経験がない方は，
少しずつ慣れていくしかないです。
好奇心があれば，きっと好きになると思うよ。

昔の○○は美味かった・・・。
な～んて懐古する，語るオジサンたち。
若い子にとっちゃ，黙って聞くしかありません。
仕方ないよなあ。
古いお酒は出数が少ないし，
あっても値が張るから気軽に試せないもの。

メーカーが飲み手の嗜好に合わせて調整していることで，
昔の味が好きだったってこともある。
オジサンの時代は洋酒が高価でね，
ステータスがあったこともある。
まあ，古いお酒の話は，なんだかんだあるけどさ。

もう一杯，飲んでいきますか！！


（前回）
今回は豊岡にあるオーセンティックなBARを
新規開拓してみましょう。

中央町の路地裏にある
　BAR　Ｊｏｈｎさん。

２０１４年に１０月にオープンしており，
まだ，できたてのオーセンティックなBARですが，
基本的にショットバーというスタンスです。

BARの楽しみはさまざまありますが，
私はまずBARの扉の前に立ち，
それを開ける瞬間にあると思います。

見知らぬBARの扉に立つ。
どんな酒場だろう。
重そうな扉の向こうには，どんな世界が待っているのだろう。
思い切って扉を押す……。
この扉の前の一瞬のときめきが，
今夜も私を夜の街角へとせきたててしまいます。

オーナー兼バーテンダーは沖野龍之さん。
ダンディでシャレた大人のかたです。
校長先生をされていて，ＢＡＲを勉強し尽くし，
定年退職後に第２の人生において，
こだわりのＢＡＲにしています。
ジャックダニエルが好きなマスターで，
数種類のジャックダニエルが置いてあります。

店内は暗めで，路地裏のノスタルジックな雰囲気でしょうか。
カウンター席のみだったと思いますが，
訪れた人の心をそっと和らげてくれます。

カクテルはジンオレンジソーダ，ジントニック，
カクテルもしっかりとできています。
バーボンはエズラブルックス，オールドクロウ，エヴァンウイリアム。
大学時代にハマって，よく飲んだバーボンにしました。

チャージは無いと思います。
アーモンドとくるみを揚げた自家製のツマミがとても美味しいですね。
カクテル２杯，バーボン３杯でうち一杯はエヴァンウイリアムの１２年ですから，
３２００円くらいでしたので，値段はかなり良心価格だと感じました。

ここは，おひとりでも，団体でも，カップルでも，
どんな年代でも楽しめる魅力があります。

そして，誰にも邪魔されずに思いに深けたり，
バーテンダーとの何気ない会話を楽しむと良いと思います。

親しい人と他愛もない会話を交わして，さりげない大人のサービス。
気のおけない親友とのシーンにも使え，
ここは普段使いにもイケるお洒落なBAR
豊岡の夜の楽しみが増えました。

今後も　BAR　Ｊｏｈｎ　さんが，
更なる良いお店になっていく予感がします。