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店名 |
大幸商店
|
---|---|
ジャンル | 海鮮、海鮮丼 |
お問い合わせ |
0796-32-3684 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
城崎温泉駅から徒歩2分 城崎温泉駅から141m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) QRコード決済不可 |
席数 |
80席 (テーブル席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
備考 | |
初投稿者 | |
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全国でも有数の温泉街として知られる、兵庫県豊岡市の城崎温泉。
城崎名物の代表といえば、やはりカニ。
温泉街を歩いていると、様々なお店でカニを販売しているのを目にします。
こちらのお店は城崎温泉街にある、津居山漁港所属の仲買人が営む『大幸商店』。
地元津居山港で水揚げされたブランドがに「津居山かに」を中心に、但馬エリアの各漁港で水揚げされた新鮮な魚介類、加工品などを販売しているお店。
2階ある食事処ではカニを始めとした海鮮料理や、旬の地元産食材を使った料理が楽しめるそうです。
今回こちらへ訪れるきっかけとなったのは、店先で見かけた大量の「せこがに」。
せこがには「せいこ」や「こっぺがに」など、地域によって呼び方も異なるズワイガニのメス。
漁期も11月初旬から1月初旬くらいまでの2ヶ月間で、オスよりも食べられる時期が限られています。
サイズは小ぶりで身も少ないですが、メスならではの「外子(卵)」と「内子(卵巣)」という部位が味わえ、値段も安いので気軽にカニを楽しむのにはぴったりです。
この時すでに昼食を食べ終えたところですが、もうちょっと何か食べたいなと思ったタイミング。
並んでいるお店もたくさんある中、こちらは割とすぐに入れそうだったのでそのまま食べて行くことにしました。
お店は城崎温泉駅より徒歩2分ほどの近さ。
車なら駐車場は駅近くや、その辺にチラホラとコインパーキングがあります。
しかし休日の城崎は観光客が多すぎて、昼時などは駐車場難民になるので注意です。
この日は日曜日、12時前の訪問。
行列ではないものの、満席だったので5分ほどの待ち時間があり、相席での入店。
2階に上がっていく階段の壁一面にメニューが貼られていたので、待ちながら注文を決めておきました。
豊富なメニューの数々、様々な海鮮料理が楽しめるお店です。
昼食を食べてお腹はまあまあ膨れていたので、ご飯系は無しで、同行者と2人で分けながら単品で食べたいものを注文することに。
もっとお腹空いてたら、せこがにが豪快に乗ったせこがに丼とか食べたかったですね。
せこがにを単品で注文することは決めていましたが、メニューを見てグッと惹かれたのがエビ類。
知る人ぞ知る、あまり一般には流通していないエビシリーズが豊富。
その名もおにえび、もさえび、どろえび。
それぞれの標準和名が、イバラモエビ、クロザコエビ、トゲクロザコエビと言うそうですが、地方名が様々なのでこれで合ってるのかよくわかりません。笑
特にもさえびとどろえびは似ているので、結構混同されるそうです。
漁獲量の少なさや、鮮度の落ちが早くて傷みやすかったり、見た目がグロテスクなど、様々な理由で流通せずに地元消費が大半のエビたち。
おにえびは前から食べたかったものの、なかなか出会えないので嬉しかったです。
この日はもさえびだけ刺身が無いそうなので、おにえびとどろえびを刺身で注文!
【茹せこがに 中サイズ】1200円(税別)
サイズによって値段が変わりますが、中サイズでも十分楽しめる大きさ。
脚も細くて小さいですが、切れ目が入っているので殻も割りやすく、ほじくってみると結構身が出て来ます。
味は立派にズワイガニ、美味しい!
そしてせこがにの魅力はやはり甲羅の中身。
こってりと濃厚な内子、かにみそと一緒に食べると磯の香りがブワッと広がり、クセになる美味しさ。
内子は濃厚なのに、意外とあっさり淡白な外子。
この細かいプチプチ感がまた面白いです。
醤油を軽くつけて食べると美味しいですね。
やはり大好きですせこがに。
【桜えび造り(どろえび)】850円(税別)
なんだか寄り目すぎて、少し妖怪みたいなビジュアルのえび。
どろえびが地方名なのに、さらに桜えびとも呼ばれるともうなんだか訳わかりませんね。
もさえび(白えび)は少し白っぽく、どろえびは少し赤っぽいからと聞いたことがあります。
甘エビ系のトロッとした柔らかい身質で、甘エビよりもさらに甘くて濃厚。
甘エビ大好きな人ならもう大好物のエビです。
ただあまりに濃厚すぎて、しつこいと感じる人もいるかもしれません。笑
個人的にはたまらない美味しさ。
【おにえび造り】1280円(税別)
地域によってはゴジラえびなどとも呼ばれる、頭部がゴツゴツしていてイカついビジュアルのえび。
こちらはどろえびとは異なり、身はプリプリとした弾力があり、適度にとろける柔らかさ。
そしてえびの味は濃厚ながら上品な味わい。
これびっくりするほど美味しかったです、感動しました。
結構大きいので食べ応えもありました。
どろえびは濃厚なので、数匹食べたらもういいかなってなるんですが、おにえびはいくらでも食べれそうですね。
入店時は全然行列なかったのに、退店時の12時40分頃には階段にずらっと行列が出来ていたので、タイミング良かったです。
結局ここも行列店だったんですね。笑
せこがにはもちろん、食べたかったえびにも出会えて大満足でした。
城崎の海鮮、熱いですね!
ご馳走様でした!