城崎温泉・天橋立うまいもの旅行②　～ＫＵＭＡＯ　城崎にて　早速カニを食べる～　追記：城崎温泉・天橋立うまいもの旅行⑩終 : お食事処 山よし

　（食事処　訪問時）
旅行２日目の５月４日。特急こうのとりに危うく乗り遅れそうになって大慌て。
宝塚駅あたりでようやく平静を取り戻したＫＵＭＡＯたち。
福知山駅あたりから雨が降り出しました。想定外の雨だったので傘を持っていません。
１１時ごろ城崎温泉駅に到着。こちらもやっぱり雨で結構強めに降っていました。
駅の待合にあった小さな売店をのぞきましたが、傘は売っていません。
待合室に「みんなの傘」と書かれた傘立てもありましたが、肝心の傘は１本も無くて。
　※「みんなの傘」は突然の雨や雪の際に使えるように町内に１０箇所設置された共用の傘だそうです。

とりあえずチェックインまで時間もあるし、お腹も減ったし何か食べる事に。
駅の右手、さとの湯という外湯の隣にこちらのお店がありました。
階段を上がって２階のお食事処へ。
窓際のテーブル席に着くＫＵＭＡＯたち。メニューを見ます。
さすが城崎、カニを使った様々なメニューが並びます。
その他には但馬牛を使った御膳も。まあ、トンカツ定食やカレーライスとかもありましたけどね。
で、ＫＵＭＡＯは　かにとろろ丼（味噌汁付き）　　　１２６０円
　　相方は　　　　城崎流かに塩らーめん　　　　　　　９４５円
　　更に２人で　　かにまんじゅう（２ケ入り）　　　　３００円　をオーダー。

窓の外は相変わらず雨が降り続いていました。チェックインまでどう過ごすか相談するＫＵＭＡＯと相方。
５分ほどして小さなセイロが運ばれてきました。
蓋を開けると直径５センチほどの白いかにまんじゅうが２つ登場。
中央に可愛らしいカニの刻印が押されています。
割ってみると中にカニのほぐし身を使ったあんが入っていました。
食べてみるとほんのりカニの味。優しい印象の味でしたよ。
そうこうしていると、残りの料理が運ばれてきました。
どんぶりに入ったご飯が見えないぐらい敷き詰められたカニのほぐし身。
中央に真っ白なとろろと、ちょこんと乗ったワサビ。
ウズラの卵を割って醤油をかけて混ぜて食べました。
口の中に拡がるカニの風味と、とろろの纏わりつくような食感。
カニ自体は味が強い訳ではないけれど、とろろと一緒になると美味さ倍増でした。

オーダーしている最中から、そのチャレンジャーっぷりに感心していたのですが。
相方のかに塩らーめんですよ。
澄んだスープの中に麺と刻みネギ、そして殻付きのカニが中央に脚が２本ほどと胴の部分も。
ラーメン自体は無難に美味しかったみたいですが、カニの身は大変食べにくかったみたいで。
麺を食べたりスープを飲んだりする際も、カニさんが邪魔だったみたいです。

まだまだ降り止まない雨。ホットコーヒー（+２５０円）を追加注文。
さとの湯も１３時からしか開かないし、タオルも無いし。
とりあえず駅周辺でブラブラして、ダラダラと時間を潰すことに。
駅前の飲泉場で温泉を飲んでみたり。そして１４時ごろ雨が止んだのでした。

予定外の雨宿りを終えて、今宵お世話になる宿へ歩き始めるＫＵＭＡＯと相方なのでした。

　（駅弁販売店　訪問時）
さて特急こうのとりで城崎温泉を離れる時刻が近付いてきました。
車中で何か食べようと駅から見回すと、駅前のビルの１階に駅弁の販売コーナーが。
後で気付いたのですが、城崎で最初に食事をしたお店と同じビル。そして経営も同じなのでした。
店頭には数種類の駅弁。やはりカニ系なものが多かったです。
で、ＫＵＭＡＯは　かにづくし　　　　１０５０円
　　相方は　　　　但馬名物　牛めし　お値段失念　を購入。

１１時半ごろ城崎温泉を出発。往路と違って余裕をもっての出発でした。
やがて特急は豊岡駅へ。車窓からホームを見ると見た事あるようで、見た事無いものがありました。
それは自動販売機なのですが、販売しているものが「かばん」なのですよ。
何しろ豊岡はカバンの産地。古くは柳行李を作っていたのがカバンの生産に移行したようです。

３０分ほど経って、腹も減ったし駅弁に着手です。
かにづくし。最後の最後までカニさんに固執するＫＵＭＡＯ。
カニの絵が描いてある紙の包装を外すとプラスチック製のパッケージ。
蓋を開けると左にかにちらし、右にかににぎりの２種類のお寿司が楽しめるお弁当。
中央にはガリと醤油を入れるスペース。にぎりの上のバランはカニさんの形でしたよ。
ちらし＆にぎり共に丁度良い酢の加減、どちらもカニの味をしっかり楽しめて美味しかったです。

一方相方の牛めし。カニは飽きたので牛をといった感じでもなかったのですが。
そういう人なのですよ。何が名物だろうが食べたいものを食べるみたいな。
まあ但馬牛も名物なので、カレーライス食べるとかよりは大丈夫なのでしょうが。
大丈夫って何だかおかしいですけどね。
パッケージを開けると、甘辛いような香りが漂いました。
ご飯の上を覆いつくす茶褐色のお肉たち。別添えのタレを掛けて食べるスタイルでした。
予めタレが掛かっていると、ご飯がベチャベチャになりますからね。好感持てますね。
お味は皆様ご想像の通り、無難に美味しかったそうです。お肉も柔らかかったそうですよ。

途中特急は雷雨の中を進み、どうなるかとヒヤヒヤしましたが宝塚あたりで雨も止み、１４時半前に大阪駅に到着。
１８時ごろに無事におうちにかえったＫＵＭＡＯと相方なのでした。

城崎温泉は温泉地としてお勧めです。理由は下記です。コレ全てが揃う温泉街は意外と少ないと思います。
　①浴衣姿で街歩きできる（他にも大勢いるので気兼ねなくね）
　②外湯が多数ある（下駄のオペレーションとかおもてなしが凄い）
　③小さい宿が多いので静かでゆっくりできる
　④京阪神からやや近い
　⑤アルコール系以外に夜も営業している店が多い（射的とか土産物とかテイクアウトフードの店）
　⑥歴史があり名湯である（多くの文人墨客が訪れました）
　⑦海産物が美味しい（特に冬のカニ）
　⑧有馬や箱根のように敷居が高くなく肩肘張らず純粋に自然体で楽しめる
私見ですので気にしないでくださいね。皆様も機会があれば是非どうぞ。