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0796-52-3616
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酒野夢蔵さんの他のお店の口コミ
店名 |
天通
|
---|---|
ジャンル | そば、郷土料理、食堂 |
予約・ お問い合わせ |
0796-52-3616 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
播但自動車道和田山ICから車で40分 |
営業時間 |
|
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD) QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
110席 (1階50名様迄、2階60名様迄) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可、10~20人可、20~30人可、30人以上可) 最大50名様迄 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 無料9台迄 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可) |
オープン日 |
1987年1月21日 |
備考 |
pay pey使えます。 |
お店のPR |
四立そば(むきたて、すりたて、うちたて、ゆでたて)に拘った蕎麦屋
四立をすることにより、蕎麦本来を味わっていただきたい為、つなぎを限界までおとしました。二八そばとは、2割の小麦粉と、8割の蕎麦粉でうった蕎麦。 |
初投稿者 |
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但馬の小京都と呼ばれる出石町。
落ち着いた雰囲気のある出石は城下町であるとともに,
城跡や古い時計台など,歴史を感じさせる見どころも多数あります。
出石蕎麦(いずしそば)は兵庫県の郷土料理として知られています。
この出石の街には50軒もの蕎麦屋さんがあるとも言われるほど,
蕎麦の街としても知られています。
蕎麦というと,東京および近郊がやっぱり有名な気もしてしまいますが,
遊び心たっぷりで美味しい蕎麦が存在しているのです。
今回訪れたのは,“ 天通 ” さん。
決めたきっかけはビブグルマンに選ばれていた蕎麦屋さんの中で,
食べログ点数が高いところにしました。
通常は食べログ点数は気にしないところがあるのですが,
店を決めるのが億劫になり,安易に決めてしまいました。
店は中心街からはちょっと離れたところにあります。
店内は落ち着いた雰囲気で時代を感じる調度品。
店内の中央にはちょっとした石庭調にされていて,
L字型に座敷が並んでいます。
・出石蕎麦(870円:追加1皿130円),
この写真でも分かるように「皿蕎麦」です。
しかも通常は5枚の皿に盛られています。
皿は出石焼きの陶器が使われます。
皿蕎麦とはスタッフからお聞きしますと,
江戸時代にお国替えで信州上田市の仙石氏が
連れてきたそば職人にはじまるといわれています。
白磁の器,出石焼の小皿に分け入れるのが特徴です。
もともとは信州蕎麦の流れを汲むものなんですね。
天通は全てのメニューに石臼挽き自家製粉のそば粉を使っています。
オーダーするとまず運ばれてくるのがこのセットです。
徳利に入った蕎麦つゆに自分ですりおろす本わさび,
生卵にとろろ、そして刻みネギです。
これは期待が膨らみます。
いろいろな種類の薬味で楽しむのも出石蕎麦の特徴なんですね。
出石蕎麦は,
先にも述べましたが,通常1人前5皿で出されます。
1皿に盛られた蕎麦の量は2~3口程度なんですね。
したがって,1皿単位での追加注文ができるお店が多いのです。
皿蕎麦のツユは,江戸前とまではいかないけれど,かなり色は濃いめです。
とはいえやっぱり関西圏,カツオ節系などの香りが広がる,
ほんのり甘めで,見ためよりも辛さは控えめ,ほのかに酸味を感じます。
ツユは非常に濃い味ですが,蕎麦とのバランスが良いと思います。
蕎麦は実を丸引きしてありますので,
実の色がしっかり出たタイプのもので茶褐色です。
麺を箸でつかむとと蕎麦の香りがぷーんとします。
したがって,蕎麦の風味も強いと感じました。
麺は水気が少なく,固めです。
歯ごたえもあるので、噛めば噛むほど香りが広がります。
本わさびは鮫皮おろしで香りが引き立っていますし,
添えられた生卵の鮮度がよく味が濃いのも気に入りました。
皿蕎麦の追加は2皿お願いしましたが,
これは,挽きたて,打ちたて,茹がきたて,
ということがわかります。
香りもさらりとした食感もたまりませんし,
蕎麦好きな方にはたまりません。
蕎麦湯は小麦粉などで”トロミ”を付けたものです。
透明な蕎麦湯も嫌いではありませんが,
こちらの蕎麦湯はなんか新鮮でした。
角湯桶の中には柚子の皮が散らしています。
ほのかな柚子の香りが蕎麦とベストマッチの憎い演出。
ついついそば湯を2杯3杯と飲んでしまいました。
出石そばの楽しみは,蕎麦つゆにわさびやとろろ,
生卵を入れてはひと皿ごとに味を変えていけることです。
・ニシン蕎麦(970円),
蕎麦屋独特のメニューに「ニシン蕎麦」があげられると思います。
かけ蕎麦にニシンを浮かべてある蕎麦で
身欠き(みがき)ニシンを甘辛く煮て,それを蕎麦に浮かべたものです。
京都ではニシン蕎麦はつとに有名なのですが,
もともと,みがきニシンは京都の人々にとっては,
大切なタンパク源であり保存食だったのでしょう。
美味しいとされる物はニシンが柔かく煮てあり,
そのホロホロ感などから人気のようです。
関西では定番らしいニシン蕎麦ですが,
なぜか関東ではあまり見かけません。
ニシンは悪くはありませんが,保存食的というか,
割烹では無いので,こういうものなのでしょう。
温かいダシはやや甘めで,出汁が真っ直ぐでとても自然な風味です。
濃いめの東京系でカツオ節と昆布が主体で,
鯖節も入っているようで,良い香りがします。
しっかりと味付けされたにニシン姿煮と
蕎麦のだしの相性はいいですね~!!
麺はしなやかさを感じますし,蕎麦の香りもあり,
麺を強く感じるのではなく,のど越しもいいものです。
これもとても美味しいです。
これもわずかながら柚子の香りがしました。
追加のいなり寿し(一皿150円)も,
おばあちゃんの手作り感があり,素朴でウマいです。
蕎麦といなりの相性がいいですよねー。
数ある出石の蕎麦屋さんの中でも,
個性的というか,観光客を意識させないというか,
真摯な蕎麦屋さんであることが,気に入りました。
出石蕎麦というと,冷たい蕎麦ばかりの店が多いのですが,
温かい蕎麦やそばがきがあるのもいいと思います。
ごちそうさまでした。