-
店構え のれんが掛かっています
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319297 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319297","content_type":"ReviewImage","content_id":36319297,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
お茶
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319280 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319280","content_type":"ReviewImage","content_id":36319280,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
お箸と箸置き
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319287 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319287","content_type":"ReviewImage","content_id":36319287,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
先付け3種 なまこ酢 飯蛸 鯛の子
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319256 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319256","content_type":"ReviewImage","content_id":36319256,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
お造り 勘八 平目 活鳥貝 菜の花を添えて春らしいです
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319249 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319249","content_type":"ReviewImage","content_id":36319249,"voted_flag":false,"count":16,"user_status":"","blocked":false}
-
これも春らしいぬた 分葱、茗荷、藻貝(標準和名サルボウ)に擂り胡麻を
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319245 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319245","content_type":"ReviewImage","content_id":36319245,"voted_flag":false,"count":14,"user_status":"","blocked":false}
-
赤だし 中身は勘八でしょうか。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319209 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319209","content_type":"ReviewImage","content_id":36319209,"voted_flag":false,"count":14,"user_status":"","blocked":false}
-
握り 7種
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319206 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319206","content_type":"ReviewImage","content_id":36319206,"voted_flag":false,"count":14,"user_status":"","blocked":false}
-
種箱には、立派な筍目張。拝見する限り、地の魚を選ばれているようです。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319169 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319169","content_type":"ReviewImage","content_id":36319169,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
細魚、平目、穴子、海胆、地の魚が見えるカウンター席
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319163 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319163","content_type":"ReviewImage","content_id":36319163,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
神棚が祀られていました
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319162 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319162","content_type":"ReviewImage","content_id":36319162,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
店内 右手には生け簀が
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319156 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319156","content_type":"ReviewImage","content_id":36319156,"voted_flag":false,"count":6,"user_status":"","blocked":false}
-
小上がりの座敷が3区画。河豚提灯が壮観です。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319148 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319148","content_type":"ReviewImage","content_id":36319148,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
今は珍しくなったお店のマッチを作っていらしゃいました
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319143 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319143","content_type":"ReviewImage","content_id":36319143,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
日本酒のメニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319223 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319223","content_type":"ReviewImage","content_id":36319223,"voted_flag":false,"count":4,"user_status":"","blocked":false}
-
お品書き 金額が明示されていますね。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319135 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319135","content_type":"ReviewImage","content_id":36319135,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
お品書きが3種ありました。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319133 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319133","content_type":"ReviewImage","content_id":36319133,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
なんだか、興味をそそられるお料理がありますよ。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319132 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319132","content_type":"ReviewImage","content_id":36319132,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
大きな駐車場があります。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319137 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319137","content_type":"ReviewImage","content_id":36319137,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
手書きのお品書き 当日の品揃えでしょうか?訂正されているのが、なんだか手作り感がありますね。地の魚が多いのが分かって嬉しかったです。
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319129 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319129","content_type":"ReviewImage","content_id":36319129,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
冬季限定 かきのお料理
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319126 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319126","content_type":"ReviewImage","content_id":36319126,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319124 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319124","content_type":"ReviewImage","content_id":36319124,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319120 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319120","content_type":"ReviewImage","content_id":36319120,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319119 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319119","content_type":"ReviewImage","content_id":36319119,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319115 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319115","content_type":"ReviewImage","content_id":36319115,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319113 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319113","content_type":"ReviewImage","content_id":36319113,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319107 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319107","content_type":"ReviewImage","content_id":36319107,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
メニュー
{"count_target":".js-result-ReviewImage-36319104 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-36319104","content_type":"ReviewImage","content_id":36319104,"voted_flag":false,"count":4,"user_status":"","blocked":false}
<基準点は2.5です>
赤穂では、有名な老舗のお寿司屋さん。
ネタケースの中の魚はとても立派で圧倒されました。
もちろんいただいた料理も素材の良さを感じられる料理でしたよ。
使われている魚は
地元か兵庫県、遠くて瀬戸内沿岸の水揚げのものばかりのようでした。
地(産地)と時(旬)にこだわられた地元のお寿司屋さんですね。
地元の言葉(赤穂弁)で賑やかな雰囲気なのは、ご愛嬌でしょうかね。
少し前の春先、
圧倒的な仕事の波をようやく越え、体調も落ち着いてきたので
美味しいものを食べに行きましょう。
義姉と甥を誘って、初めてすし萬さんに行きました。
赤穂の町では、美味しいお寿司を食べられるお店と有名です。
「高い食事」の代名詞として使われる頻度も高いでしょうか。
ですので、
どんなお店なのかとても興味がありました。
地元の観光案内紙で、ランチなら3,000円程度で食べられることを知りました。
電話で予約をして行ってみましょう。
お店の方の電話での対応を聞いていて
電話で予約をして伺うような方は少ないのかもしれない、そう思いました。
どちらかというと、常連さんが多いのでしょうかね。
義姉と甥を乗せて私の自動車でお店に伺います。
お店の駐車場に駐車しますよ。
お店の規模にしては広めで、そして、きちんと整備されているって印象です。
小さな頃からよく見ていた場所なんだけれど、自分には関係のないお店だって思っていた。
この駐車場、使うのは初めてだ。おおぉ、なんだか感動。
駐車場から少し路地道に入ります。
緩やかな坂になった玄関の引き戸を引き、時代が付いているらしい江戸茶色の暖簾をくぐります。
少し奥まったお店ですね。初めてだとお店の方の顔が見えるまでドキドキするかも。
お店の方に声をかけてカウンターに席をとります。
まずは、お茶を出してくださいました。
予約していたのは、
昼会席3,000円
先付け、お造り、酢の物、いかバター焼き、並にぎり、赤だし
ランチタイムとなる、開店11時30分から午後2時までの提供です。
お料理を待っている間、店内の様子やメニューを拝見します。
お高いという噂のイメージとは違って、
会席などは予算が細かく区切られていたり、基本的なメニューは代金が明示されていたり
来られる方への心配りを感じられました。
予算に合わせて、メニューを作るっていうのも
職人さんの素養の一つですものね。そこは、はずせないですよね。
あと、店内の様子は高いってお店の感じではなないですね。
神棚が祀ってあったり、小上がりにふぐ提灯がたくさん飾ってあったり
不釣り合いな荷物ケースがあったりと。
高級店っていうより、一昔前のお寿司屋さんって印象でしょうか。
正面のネタケースの中の筍眼張に目がいきます。
立派なお魚。
幼い頃、地元のお魚屋さんの店頭で
母が立派なお魚は料理屋さんに行くんだよって教えてくれていた、その料理屋さんなるものに来たんだなぁって妙なタイミングで不思議な記憶が甦ります。
私の目が眼張に釘付けだったのがわかったのでしょうか、
大将が説明してくださいます。
「仕入れの業者さんもいるんやけど、朝から市内のお魚屋さんを何軒も廻って、これはっていうお魚を探してくるんやで。その手間、足で稼がないとこれだけのお魚は集まらないんや。お魚の仕入れに関しては自信を持っているんやで。」
そうそう、お寿司屋さんにしては、よく市内でお店の自動車が走っているところを見たりしていたかも。
そういう理由だったのですね。
ネタケースの中は、とても整理されていて
立派なネタが余裕をもって並べられています。
素材も、水揚げされてそんなに時を経ていないのが私でもわかりますよ。
素材管理、鮮度管理をしっかりしているお店なのがよくわかりますね。
大将は私の顔もご存知だったようで、兄を含め、私の周囲の人間を数人上げていきます。
初見なのに、とても気さくな感じで、地元の言葉いっぱいに話してくださいました。
地元の言葉の使用頻度は、もし市外の方だとわからないだろうと思うくらい。今は使う人が少なくなった言葉もたくさん出てきました。
(今は日常会話に使う人も少なくなりましたが、赤穂弁は、播州弁の中でも独特の語彙やイントネーションがたくさん有ったりまします。周囲を山と海に囲まれた土地柄であったり、塩田のあった地域では荒っぽい言葉使いを引き継いでいたりするためだそうです。)
先付けは、
あしらいの感じや、素材の選び方がお寿司屋さんの先付けだなぁと思いました。
でも、味付けは想像するよりずっと繊細な感じがします。
抑えた味付けの方が、お魚の鮮度の良さを活かすからなのでしょうね。
お造りは、鮮度の良さを活かした感じですね。
随分前の食事ですが、写真や記入している説明から判断すると
鳥貝は、火入れしていないもので、地のものだったようです。
その時は、見た目から鳥貝にしては身の色が色落ちしているかのように思ったのですが、
口にすると鮮度が良いものと感じました。
その時はそんなものだとやり過ごしたのですが、いい加減なものです。
地の鳥貝は、肌がクリーム色で柔らかめなんですよね。
ちゃんと聞いておけばよかった。
酢の物は、
藻貝のぬたです。
赤穂では春らしい素材と感じますね。合わせられた茗荷やゴマの香りが心地よいですね。
調べてみると、藻貝は標準和名でないのですね。
標準和名は「サルボウガイ」だそうです。
いつものことですが、藻貝をみると義姉が甥に話し出します。
「あなたがお腹にいる時、つわりがひどくて何も食べられなかったの。
少しでも食べられるものってお婆ちゃんが藻貝のぬたを作ってくれたんだよ。
あなたの身体の何割かは藻貝で出来ているんだよ。」
甥は苦笑い。母の恩は海より深いのです。
ただ、甥にとっては、まだ藻貝がとれるくらいの深さかもしれませんがね。
(ちなみに、藻貝は潮干狩りで採ることができる貝です。笑)
握りは、並にぎり。
馴染みのお寿司屋さんや大学時代アルバイトしていたお店で
職人さんの実力が試されるメニューだと伺っていました。
職人さんは上握りをベースに組み合わせを考えているそうで、
そこから、単に値段を落とすだけではダメで、
バランスをとりながらお客さんの満足感を引き出さないといけないと。
アルバイトをしていた時には、
並を握る店主さんを何回か見たのですが、
いつもより淡々と注文を受け丁寧に仕事をしているように見え
洗い場から見ていると変な緊張を感じていたりしたのでした。
そんな風に感じるのは私だけなのでしょうかね。
なんてことを考えながら、並握りをいただきます。
うむ、すし飯は少し酸味があって少し湿り気があり、玉の握りは弱めです。
気がつきました。ああぁ、積年の疑問が解けます。
すし飯のこの感じが、この近辺の標準なんですね。
私が伺うことの多いお店は、大将が大阪での修行が長かったとのことですので
すし飯の甘みと旨みが強く、しっかりと握る感じなのです。
ですので、赤穂近辺のお店でお寿司をいただくとすし飯の感じに違和感が感じていました。
そっか、そっか。これが基本形なんだ。
最後に赤だしをいただきました。
赤だしは、少し苦味を活かした感じでしょうか。
美味しくいただきました。
さて、今回伺ったことで
お店に対する疑問がたくさん解消されました。
お店の感じだったり、
高いという噂は、素材の良さの逆方向からの視点であったりすること。
そして、予算に合わせたメニューをたくさん用意していること。
お客様視点のお店なんですよね。
私の中で噂が一人歩きしていたけど
地元の素敵なお店でした。
地元の良いお魚が食べたくなったら
また、来ますね。
そして、こんなお店は気のおけない友人と
夜に来ないといけないですよね。
(食事をしてから少し時間が経過しています。内容に変更がある可能性はお含み下さい。)