トップレベルの魚介料理が食べられるお店 : オステリア・クアトロ

姫路駅の北側から移転したオステリア・クアトロさん。
ここのオーナーさんは横浜のホテルでシェフをした後、姫路で独立されたのですが、広報活動に力をいれておらず、店名や場所を何度かかえているせいか、あまり知られていない隠れた名店です。
オーナーさんは職人気質な方で、港にマイ水槽を持っており、半漁師のような仕事をされていることから、魚介系や魚介ベースのスープやソースは天下一品です。
そして、ちょろり一押しなのがピッツア！
ちょろりはピッツアが大好きなので、赤穂や神戸の数々の某有名店のやピッツアを食べてきましたが、ちょろりのピッツアランキングはここが１番です！
一つ注意が必要なのは、ここはジビエ料理もされているので、ジビエが苦手なら先にオーナーにお伝えした方がいいと思います。

今回は今の場所に移転してから初来店。
オーナーからお誘いを受け、久しぶりに母と友人とで行ってきました。
お店は駅からは少し遠いのですが、お洒落で落ち着いているので、大人デートにぴったりです！
オーナーが１人で料理を作られるので、ゆっくり食事ができるときに行くことをオススメします。


最初に出てきたのは渡り蟹の蒸し焼き。
ちょろりは蟹はどちらかというと苦手ですが、この蟹は甘くて身がプリッとしていて思わず貪ってしまいました(笑)

次に出てきたのは前菜４種盛りの生ハムメロン、ドライトマト、タイ、ハモのカルパッチョ。
さらにカルパッチョが続き、トラフグのカルパッチョとイカのカルパッチョ。
オーダーは前菜５種盛りとトラフグの唐揚げでしたが、親切なオーナーが「活きがいいからトラフグはカルパッチョで食べてください！イカも温かいカルパッチョがオススメなんです！」とおっしゃるので、オーナーにおまかせで(笑)
生ハムメロンとドライトマトはちょっと辛かったですが、魚介系は本当に美味しかったです
特にトラフグとイカ！
さすがオーナーのオススメなだけあります。
トラフグは分厚くて、コリッとした食感が最高。
人生初の温かいイカのカルパッチョはガーリックが効いていて、前菜というのがもったいないくらいインパクトがありました(๑⊙﹏⊙๑)

さらにオーナーのオススメが続き、お次はハモの香草焼き。
前菜のハモのカルパッチョを食べたときにも思ったんですが、ハモ特有の骨が残る感が全然ないんです！
ピンセットで骨を抜いているのかと思うくらい。
骨切りの腕が本当にいいんですね。
ハモをこんな風に食べたのは初めてですが、表面をあぶっているので香ばしくて、今まで食べたハモ料理の中で一番美味しかったです(人´∀`)｡.:*☆

次は待ちに待ったピッツア
マリナーラとクアトロをオーダーしたのですが、手違いでマリナーラとマルゲリータになってしまったんですが、同じトマトベースのピッツアでも全然空きずに食べられました
ここのピッツアが他のお店と違うところですが、ナポリピッツアって普通はソースがかかっているところがトロッとして、耳がモチモチしていますよね？
それが、ここのピッツアは「サクッ、トロッ…モチモチっ」なんですよ！
ソースがかかっているところの生地が絶妙な焼き加減のためサクッとした食感があるんです！
その後にソースとチーズがトロッとして、最後にモチモチ感が楽しめるんです(*´艸`*)♪
この食感はこのお店以外では味わったことがありません。

次はちょろりのオススメメニューの一つ、車海老のクリームソースパスタ。
このソースがコクがあって、濃い！
麺が太いフェットゥチーネでもソースが全然負けておらず、むしろ抜群のバランスの良さ。
何より、海老のレベルが全然違います。
お寿司屋さんで出てくるような上質の海老を惜しげもなく使っています。
ここでこのパスタを食べたら他のお店では食べられなくなります。

さらに、その車海老の塩焼き！
もうイタリアンの枠を超えていますが、食材を一番美味しく食べることができるなら、そんなの関係ありません(笑)
身はプリップリッで、殻はパリッと焼かれているので、頭以外全部食べられます(*´～｀*)

最後はアコウのアクアパッツア。
具が多すぎて、高級魚アコウの姿が見えない(笑)
このスープがまた美味しい。
魚介の旨味がこれでもかっというほど凝縮されています(๑´ㅂ`๑)♡*. ゜

飲み物はブラッドオレンジジュースと、白のスパークリングワインを１本いただきました。
お料理と相性抜群です。


魚介系、ピッツア好きだけではなく、ジビエや珍味好きにもオススメのお店です。
我こそは！という方は是非行ってみてください～ρ( ^ｏ^)b_♪♪