やっぱ冬はカワハギ！！おでんもね。 : 能古

今年の忘年会最終、第7弾。何度もお世話になっている能古で〆となった。今年もまあ楽しく美味しく飲めた年であった。全ての人に生き物に感謝。

本日は関係者で貸し切り。まずは生ビールで乾杯！いつでも美味しい魔法のお酒である。テーブルやカウンターにはのっけから極上のカワハギとその肝が準備されている。1年ぶりの再会。遠慮なく薄く透き通ったカワハギを数枚持ち上げて肝ポン酢をたっぷりつけて味わう。何という肝の濃厚さ、そして淡泊かつ噛み応えのある身とのコラボ。日本人で良かった。肝はたっぷりあってそのまま日本酒とも合う。贅沢だなあ。その日本酒は今回も女将さんが集めたお気に入りを色々と持って来ていただいた。この日はゆっくり出来るとあってしこたま飲んでしまった．．．日本酒とカワハギ、そして味わいの深い明石の蛸、和牛のにんにく入りカルパッチョ、アナゴの海苔巻きと美味しい皿達のオンパレード、そして今年の〆の忘年会。止まりませんでした。

いつも通りにほぼおでんの前に満足してしまったが、珍しい春菊と、すじ、糸コンもしっかりいただいた。冬だけにもっとおでんも楽しむべきであった。と、どの季節でも後悔しているな。

今宵は酔い過ぎて迷惑もかけてしまった。すいません。
来年もよろしくお願いします。
ご馳走様でした！

何度もお邪魔している当店に今宵もお邪魔した。一番奥のテーブル席に着くとほっとする。この日はカウンターにもお客さんが一杯だ。

いつもいただく旨い刺身。変わらない安定感だ。同じく定番の蛸も歯ごたえも味もあってたまらない。正直これだけでも酒が進む。ただ今宵は本来のおでんも行かなくてはと前の女将さんが滋賀で気に入った赤こんにゃくもいただいた。うどんとも合うこの出汁は飲めてしまうほどに丁度良い。そろそろ寒くなるし今度はおでん中心に戻るのもいい。

と思いつつ、醤油マヨネーズで食べる柔らかくも弾力のあるイカ、ほろ苦く甘みもありもちもちとした大好きな銀杏、焦げの似合う本物のシシャモとおでんやなのだがその他の皿達も負けてはない。さて次回はおでんメインとなるか？季節がモノをいいそうだ。

日本酒も現女将にやや甘みもあるお酒を、今度は辛口めのお酒をとお任せしていく。本当に色んないい日本酒を揃えている店である。注いでくれる時に顔も撮ろうとすると照れてしまう女将さんがかわいい。また色々と教えてください。

いつも通りに幸せな夜であった。
ご馳走様でした！

仕事帰りの姫路の夜。仕事仲間と再び能古にお邪魔する。

ここはおでんやなのだが、まずは刺身からが定番になっている。今回は鯛、ハマチ、イカの3種盛り。言わずもがなどれも旨いが、中でも鯛が今回の一番。自分の舌では養殖か天然か分からないが、天然だとやや物足りない歯ごたえがあり甘みも十分。ただこれらの後に出てきた明石のたこがやっぱり一番。いつもこれらだけでも満足である。

この日は珍しくお薦めの焼酎「蔵内極秘稟議書」なるものを試させてもらった。基本、芋は苦手なのだが独特の臭みはきつくなく、意外とさらっとしいてこれならあり。次なる日本酒は辛口ではないやや甘めの品をお願いする。女将さんが持ってきたのは「酒々のはさらさら」という純米吟醸酒。希望通り旨味のある濃醇な日本酒。でもキレもいいので食事ともあうと思う。

その他にも塩辛や茶豆、ばい貝？などおでん以外の皿も色々と出してもらった。その中でもアナゴ焼きの海苔巻きが最高だった。こういう食べ方は初めてだったが、わさびと貝割れ大根の辛味とアナゴのタレの甘みを海苔がまとめた一品だ。日本酒によく合う。

などなど、更に後半には大根の新香、塩昆布、金平といった優しめの小皿とこれまた飛び出てくる色々な日本酒でゆっくりめに楽しい時間を過ごした。

思えば食べたおでんは同僚が頼んだがんもとたこ、〆のうどんを少しもらっただけ。自分では頼まずに宴は終了したのであった。おでん以外にも何時も美味しい皿達を提供してくれるお店に感謝。今度は早めに自分のおでんを注文します。

ご馳走様でした！

今回も仕事関係の方との懇親会で訪問した。人数は10名ほどとこの店では大所帯。カウンターのほとんどを借り切ってしまい、来るお客さん来るお客さんにお帰りいただくこととなってしまった。すいません。嘘か本当か私の刺身レポを見て来る方が増えたとか増えないとか。

さて今回は人数が多かったこともあって刺身は盛り合わせを準備していただいた。ブリ、鯛、イカといつもと変わらず新鮮で旨い。でもタコが出てくると主役はそちらへ移ってしまう。生姜醤油につけて平らげてしまう。今回もニンニクとオニオンの効いた牛肉カルパッチョや本物ししゃも、勿論おでんも美味しくいただいた。そのネタである赤コンニャクの謎？が今宵は解けた。特に姫路の名物であるわけではなく、前の女将が滋賀県・近江八幡市の名物だった赤コンニャクを気に入って当店でも出しているとのこと。滋賀だったのね。

これらの皿達はビールも良いけど数々の日本酒と合わせると間違いない。これまたいつも通りに多種の日本酒を教えてもらった。皿も酒も旨過ぎて勢い良く飲んでしまうので、そろそろ日本酒の味を覚えながら飲まなくてはいけない。

今回は更に嬉しいことが！女将さんがお客さんからもらったというシーバスリーガル 25年 チェアマンズリザーブⅡを振る舞ってくれた。18年でさえ自分では買わないのにここで巡り合えるとは。しかも立派なプレートも残っている。家にあると格好よかろう。ただ女将さんに価値を教えてしまったのでもう何処かに隠れてしまうだろう。残念。でも有難うございました。

次の機会があればゆっくり日本酒を味わおう。
ご馳走様でした！

姫路への出張帰り、何度かお世話になっている能古で夕飯がてら飲むこととした。新女将さんが優しく迎えてくれる。たまに来るだけなんだけれどもほっとする空間だ。

以前書いた通りおでん屋さんといえど刺身もかなり旨い。今回も出してもらったタコは地の利もあって勿論言うことなないのだがカワハギの質は群を抜いていた。身もさることながら何と言っても肝が旨い。普段はチョイと乗せられた肝を一口二口味わってお終いなのだが、肝の大きい立派なカワハギであったのだろう、タップリの肝にちょっとポン酢を混ぜた肝ポン酢が付いていた。肝が最初に舌の上でとろけた後にその余韻で弾力のある身を食す。何という贅沢、幸せ！愛知にもあって欲しいお店だ。

姫路では普通なのかもしれないが個人的には珍しくて気に入っている春菊をおでんで注文。鍋にも入れるのだからあうに決まっている。他にもすじ、糸コン、れんこんをお願いした。最初は生ビールと共に刺身を楽しんでいたが、女将さんが選んでくれる雁木を始めとしたキレはあっても辛口過ぎず旨みのある色んな種類の日本酒に完全に切り替わって、これらおでんを生姜醤油で食べる。この妙を楽しめる日本人は素晴らしい。続けてお新香、スルメ、ししゃもを頼んだのだが、この身の引き締まったししゃもが香ばしく、味がギュッと詰まっていて日本酒と抜群の相性。偽物だらけのししゃもが出回る中で本物を食せる貴重な機会であった。偽物でも美味しいけど。

今回もおでんの出汁を使ったうどんで締め。ふうっと息をついて落ち着くのである。
刺身にも重きを置いて味を見直させていただいた。
ご馳走までした！

また久しぶりに訪れた姫路。
仕事帰りに当店を訪れた。

入って直ぐに知った。悲しいことに名物女将はこの3月に引退なさったとのこと。あの愛らしい女将に会えないのは寂しい。いつの日にかは会いたいものである。

いつもの通りまず刺身を頂いた。愛知の人間はノックダウンである。大好きな平目が透き通っている。何と言うことだ！幸せこの上ない。有難う。それに加えてイカの甘いこと、粘り気のあること。これがイカの醍醐味だと感じた。他にもあまり肉々しい皿は食したことがなかったが牛肉のカルパッチョ仕立ては最高だった。明日が気になったがニンニクの程よい風味と苦みがマッチする。幸せの瞬間だ。

併せて飲んだ数々の日本酒。どれも上手かったです。辛すぎす、端麗過ぎず、食事にあう。山口も日本酒の蔵が一杯あることを教えてもらった。

機会があれば必ず行きます。
ご馳走様でした！

取引先が姫路にある関係で何度かお邪魔している姫路おでんの能古さんを再訪した。4回目か？
店内は広くはなく、カウンター席10人程度に5人程度かかけられるテーブル席のみ。
いつも陽気な女将さんとお嫁さんのコンビで温かく迎えてくれる。

ここはおでん屋さんといえど、刺身もいつも旨い。ブリの脂の乗りも絶品であったが何気なく食べてしまうイカの弾力と甘みが大変美味しかった。ここ最近ではこれ程旨いイカは久しぶりだ。ここは姫路、タコも言うまでもない。

メインのおでんは具材的には普段食べている者とそう変わりはないが、関東と愛知に住んでいた者としては赤こんにゃくだけは珍しい。ただキレのある出汁で茹でられた具材たちを生姜醤油食べるところが特徴的だ。実に酒の肴として最高になる。出汁も生姜醤油も甘みはほぼないので自分好みの味付けである。この出汁はさらりともしているのでお皿で一杯頂いたこともある。

合わせる日本酒は嫁さんと姑さん＝女将さんが競って好みを買ってくるそうで、いつもお二人のお薦めを頂いている。どちらのお薦めも好きだがお嫁さんの方が辛口よりかな？どうぞお試しを。

最後はおでんの出汁をつかったうどんで締めるのがお決まり。飲んだ後にほっとする！

ご馳走様でした。