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【★3.7】尋常じゃなく美味しいシマアジを注文しまくって尋常じゃない支払額に
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2019.5 真蛸
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2019.5 シマアジ、マコガレイ
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2019.5 鱧
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2019.5 アオリイカ
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2019.5 タイラギ
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2019.5 穴子
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2019.5 真鯛
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2019.5 あぶらめ（アイナメ）
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2019.5 メイタガレイ
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2019.5 〆イワシ
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2019.5 サワラ
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2019.5 トロ
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2019.5 マコガレイ、メイタガレイ
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2019.5 シマアジ
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2019.5 ムラサキウニ
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2019.5 サヨリ
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2019.5 カンパチ
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2019.5 穴子
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2019.5 シマアジダブル
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2019.5 店舗外観
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店舗基本情報
| 店名 |
丹甫
|
|---|---|
| ジャンル | 寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
078-913-2066 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ明石駅から徒歩10分 山陽明石駅から384m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥15,000～￥19,999
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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2,180文字★
東京から兵庫県に旅行で来ております。
真鯛（全国No.1ブランド明石の鯛）や（東の佐島と並ぶ）真蛸の最高ブランド産地と名高い明石。
明石漁港は流通ルートが独特で地元にも良質な魚介が出回ると聞きました。
その明石で獲れた新鮮で旬な海の幸を「まえもん」と呼ぶそうですが、
明石のまえもんを求め新幹線で西明石駅へ、更に在来線で1駅移動して漁港に近い明石駅で下車。
食べログを検索してスコア上位のお店から片っ端に電話をかけていったのですが、
日曜でも何とか予約の取れた、明石駅800mエリア寿司ジャンル第3位の同店（3.62）へ。
店内はツケ場を囲むL字カウンターに15席、4人テーブル3卓、奥に座敷もあります。
この席数だけあってツケ場に職人さん3人はいました。
生ビール キリン一番搾り 中（600円）
辛丹波 本醸造酒 300ml（1,200円）
おつまみ
01.真蛸
02.マコガレイ
03.シマアジ
04.鱧（湯引き）
05.アオリイカ
06.タイラギ
07.穴子
08.真鯛
09.あぶらめ（アイナメ）
10.メイタガレイ
11.〆イワシ
握り
01.サワラ
02.トロ
03.マコガレイ
04.メイタガレイ
05.シマアジ
06.ムラサキウニ
07.サヨリ
08.カンパチ
09.穴子
10.シマアジ
11.シマアジ
支払額：21,000円
メニューを見てもコース料理のようなものは見当たらなかったので、
地物を中心にオススメのおつまみを出して欲しいと職人さんにリクエスト。
まずは3種類、明石の真蛸、マコガレイ、そしてシマアジ（シマアジは明石では無いとのこと）。
これらが大衆的な鮨店で扱うタネとは一線を画すレベルの高さで先制攻撃されました。
明石の蛸はブランドに恥じないやわらかさと旨味の強さを併有していますし、
マコガレイも白身でありながら旨味をしっかり感じられて素晴らしいです。
この価格帯の鮨店ですと旨味スカスカな白身に出会うことが多い印象でしたが明石は別格。
都内であれば20,000円、30,000円の鮨店で出会えるレベルではないでしょうか。
そしてあまりの美味しさに驚愕したシマアジは5.0満点でも良いかも知れません。
ブリブリと弾力ある食感が好みに合いますし、尋常ではない旨味の強さがあって最高の美味しさ。
都内の高級鮨店では熟成させたシマアジに出会うことが多いですが、
これだけ旨味が強ければ寝かせないで新鮮コリコリしているうちに楽しむほうが正解と思います。
シマアジでここまで感動したのは初めてかも知れません。
鱧、アオリイカ、タイラギはこれらの感動に比べると普通でした（悪くはないです）。
穴子は東京のトロトロやわらかな煮穴子と異なる地焼きタイプで弾力あります。
おつまみで楽しむのであれば、こういう食べ方のほうが素材の良さが分かるでしょう。
シマアジやマコガレイほどの感動は無かったですが明石の鯛も流石のクオリティ。
あぶらめ（アイナメ）、メイタガレイと繊細な白身魚を色々と食べ比べ。
都内の同価格帯の鮨店より白身魚が一枚も二枚も上手という印象で、
これぞ明石の「まいもん」の賜物ということになるのでしょう。
酢〆の強さに関西を感じましたがイワシも楽しんでおりました。
握りも職人さんオススメでお願いして白身中心に楽しんでいました。
あまり期待していなかったトロですが脂ノリ良く意外と美味しいです。
流石に銀座と比べてはいけませんが、仙台や福島といった東北地方の1.5万円クラス高級鮨店より好印象。
明石からは少し離れた淡路産とのことですがムラサキウニも想定外に美味しい。
都内20,000円の高級鮨店のウニがこれよりもっと酷かったこともありました。
最高級のムラサキウニに比べると甘みや濃厚さに劣るも苦味や臭み無くて良質。
おつまみで5.0満点と感動したシマアジは握りで3貫も食べてしまいました。
（シマアジは高級魚なのでこういう行動が支払額を跳ね上げたのかも知れません。）
地方の回転寿司や大衆鮨店では酢飯が不味くてタネだけ剥がして食べたくなることもありますが、
同店は握りで食べてもシマアジのクオリティを損なうことなく鮨屋として評価できます。
しかし食べ過ぎたこともあってか支払額21,000円。
食べた量と素材の良さを考えれば決して割高というわけではないのですが、
このお値段になってくると素材以外の部分の粗が気になってきます。
これは関西なので仕方ないことでもあるのですが醤油が関東より甘いです。
（甘い醤油は肉刺しには相性良いですが魚介には辛口醤油のほうが良いと思います。）
山葵は残念なことに練りで、ポン酢など調味料が業務品を思わせるケミカルさ、生姜もケミカル。
20,000円の鮨店と考えると調味料などの脇役があまりにお粗末でした。
途中からはもう諦めて塩だけでシンプルに味付け。
食材は高級店レベル、酢飯は中級店レベル、それ以外は格安店・回転寿司レベル。
何とも不思議なお店でしたが、明石という日本有数の漁場がそれを可能にしているのでしょう。
ランチタイムでは握りの盛り合わせを2,000円というお手頃価格で楽しめるとのことで、
使い方によってはもっと満足度の高くなるお店なのかも知れません。