「大衆イタリア食堂　アレグロ」等を展開する『レストランバンク』が運営する欧風カレー＆スパイスカレーのお店でランチ♪ : カレーのエース

尼崎は富松方面での仕事の際のランチで利用したお店が、
「カレーのエース」さん
でした。
こちらは大阪や兵庫の各地で「大衆イタリア食堂アレグロ」や「炉端のじんぺえ」等、その他数多くの飲食店ブランドを展開している飲食店グループの『㈱レストランバンク』が昨年の１１月に開業された欧風カレー＆スパイスカレーのお店なんだそうです。
お店の場所は『七松線』の『東富松フケ』の交差点の近くにありました。以前は「とんかつ茶屋　ひろ喜」さんだった店舗をほぼ居抜きで使用されていました。
入店時間は１２時０３分。
この時点での先客はシングル客７名、ペア客４組、トリオ客１組のお客さん達がいらっしゃいました。
こちらのお店の席数はキッチン前のＪ字型カウンター席７席、二人テーブル３台、四人テーブル５台が有りました。
私は二人テーブルの内の一つに通され着席です。
着席後、テーブルに置いてあったメニューを見ながらどのカレーをいただくか検討。
こちらのカレーなんですが、欧風カレー十種類、ドライカレー一種類、欧風カレーとドライカレーのＷカレー一種類、スパイスカレー一種類が有りました。
と言う事で、この中からなら何の迷いもなくこれに決定。
「カレーのエースのスパイスカレー」￥１，１００
私、スパイスカレーが大好きなんです。
このカレーは豆カレー＋本日のカレー二種類＋サブジ五種類＋揚げ玉子一個がワンプレートに乗っかったスパイスカレーなんだそうです。ちなみに本日のカレー二種類は「バターチキンカレー」と「海老カレー」でした。
で、カレーは注文後６分で出来上がってきました。
では、届いたばかりのこのカレープレートの全体像を俯瞰で眺めてみましょう。
カレー皿は直径２７ｃｍ、高さ３ｃｍくらいの大きさのピカピカに光輝くステンレス製のお皿で提供されています。
お皿の向こう側のカレー三種類は左から順番に豆カレー、バターチキンカレー、海老カレーのステンレス製のカップが並び、中央にライス。ライスの上にはフライドガーリック、刻んだ水菜、スライスされたレッドオニオンが少量振りかけられ、揚げ玉子１個が乗っかっていました。お皿の手前のサブジ五種類は左から順番にオクラのサブジ、ジャガイモのサブジ、紫キャベツのアチャール、枝豆のサブジ、ポル・サンボルって感じで、その右横にはパパドが１枚が添えられてもいました。
じゃ、これらを順々にいただいていきましょう。
１．カレー
（１）豆カレー
豆カレーは直径８．５ｃｍ、高さ３ｃｍくらいの大きさのステンレス製のカップで提供されていました。
カレーの色合いは少し薄めの黄色。
カレーのトロミなんですが、トロミがあると言うか豆がたっぷり入っていたので少しギシッとした感じがあります。ただ、カレー自体のトロミは多分それなりって感じだったのではないでしょうか。
辛味は結構辛いです。カレーを口の中に含んだ瞬間から少し間をおいて徐々に辛さが立ち上がっていく感じで、その後に喉の奥がピリピリしていました。辛さの口の中での滞在時間は長くもなく短くもないって感じでしたね。
スパイス感はほどほど。強くはないです。
具材は何かの豆と輪切りされた青唐辛子。豆は何だろ？白っぽい感じの豆ですし、スパイスカレーのダル（豆）カレーですからひよこ豆なのかな？知らんけど。
カレーの味わいとしては豆たっぷりだったので豆らしい感じがとても高いカレーでしたね。
（２）バターチキンカレー
バターチキンカレーも豆カレーと全く同じ直径８．５ｃｍ、高さ３ｃｍくらいの大きさのステンレス製のカップで提供されていました。
カレーの色合いはオレンジ色。
トロミはドロドロでトロミがとても高いです。
辛味はまずまずでしたが、豆カレー程には辛くなかったかなぁ。ただ、若干弱いくらいでしたけどね。辛さが徐々に立ち上がっていく感じや辛さの口の中での滞在時間も先程の豆カレーと同じ感じでした。
スパイス感はほどほど。やっぱり強くはなかったです。
そんな辛さやスパイス感よりもお肉の旨味とトマトっぽい酸味の方が印象に残っていますね。バターな感じはよく分からなかったです。
具材としてはコロッとした鶏肉が数キレ入っていました。鶏肉の部位は鶏胸肉かな？お肉自体の旨味はそれなりでしたが、このカレーには合っていたお肉だと思いました。
（３）海老カレー
海老カレーも豆カレーやバターチキンカレーと同じく直径８．５ｃｍ、高さ３ｃｍくらいの大きさのステンレス製のカップで提供されていました。
カレーの色合いはオレンジ色。ほぼバターチキンカレーと同じ色合いです。
トロミは弱め。シャバシャバなカレーですね。
辛さは高くないですねぇ。このカレーが一番辛くなかったです。辛さの滞在時間も一番短かったしね。辛さの感じ方は先程の二種類と同じく徐々に立ち上がっていく感じでした。
スパイス感はやっぱりほどほど。またまた強くはなかったです。
辛さ、スパイス感よりも海老の旨味・風味・甘味がとても高いです。正に海老風味のカレー。
具材は海老、青唐辛子、トマトって感じだったでしょうか。確かにトマトっぽい酸味が感じられたし、海老風味の中に時々スパイスとは違う青唐辛子の辛味も現れていましたね。
２．ライス
ライスは黄色い色したターメリックライス。ターメリックな感じはそこそこ感じられました。
お米はインディカ米のパスマティライス。やっぱりスパイスカレーのライスはパスマティライスじゃないとね。
炊き加減はスパイスカレーのライスとしてはベストのパサパサ感。こんな感じがカレーにはよく合います。
ボリューム的にはご飯茶碗に普通に一杯くらいは有ったかな。ランチには適量でした。
３．サブジ
（１）オクラのサブジ
これはオクラをスパイスで煮込んだものなのかな？
オクラのねっとり感の中に淡く感じるスパイスのカレー味が良かったです。
（２）ジャガイモのサブジ
これはジャガイモをスパイスで炒めたものなのかな？それとも煮てあるのかな？
これもオクラのサブジに続いて淡いスパイス感のあるカレー味のジャガイモって感じでしたね。
（３）紫キャベツのアチャール
インドのピクルスであるアチャール。これは紫キャベツのアチャールでした。
ビネガーの酸味が程好いです。
カレーでモッサリした口の中が少しサッパリしました。
（４）枝豆のサブジ
殻無しの枝豆を蒸してからスパイスで炒めたものでしょうか？
苦味が高いです。この苦味はターメリックっぽかったかな？
（５）ポル・サンボル
この鮭フレークみたいな見た目のサブジはポル・サンボルですね。スリランカのふりかけです。
ポル・サンボルなので具材はドライ・ココナッツ、唐辛子、削り節あたりでしょうか？
唐辛子の辛味とレモンの酸味が高いポル・サンボルでしたね。
４．パパド　
インドの煎餅であるパパド。
小さなサイズのパパドが一枚です。サイズは縦１３ｃｍ、横４ｃｍくらいの大きさでした。
塩気は少し低め。でも、香ばしさは高いパパドでした。シナッカリッとした食感が気持ち良かったです。
５．揚げ玉子
揚げ玉子が１個。
揚げ玉子って言うくらいですから玉子の白身の表面の皮一枚分くらいが極々軽くカラッサクッとしていました。
白身はフワフワ。黄身はトロトロ。
白身の表面の軽く揚げられている部分の香ばしさと黄身の濃厚さがよく合っていましたね。
そんな感じにスパイスカレー一皿全て完食です。
なかなか本格的な美味しさのあるスパイスカレーでしたね。良いランチになりました。ご馳走様です。