『鳥貴族』のＦＣが本気で作る凝った作りの大変美味しい鶏白湯ラーメン♪ : 麺69 チキンヒーロー

『阪急　塚口駅』近辺での仕事の際のランチで立ち寄ったラーメン屋さんが、
「麺６９チキンヒーロー」さん
でした。
こちらはあの焼鳥チェーンの『鳥貴族』のＦＣを兵庫県・大阪府・東京都・埼玉県で数多く運営する「株式会社ＷＩＮ」が経営するラーメン店らしいのですが、とても大手外食フランチャイジーが作るラーメンとは思えない本気の極濃の鶏白湯のラーメンが好評の大人気ラーメン店であります。
お店の場所は『阪急　塚口駅』南口から線路沿いよりも一本南側の通りを西に向かって２００ｍ程歩いた所にありました。
入店時間は１１時００分ちょうど。
ちょうど店員さんがサインボードを『準備中』から『営業中』にひっくり返しておられたタイミングでした。
入店後、まずは入口横に置いてある券売機での食券購入から始まります。ここでどのラーメンをいただこうかと暫し悩んだのですが、初来店のお店って事もあったのでここは一番ベーシックかつシンプルそうなラーメンにしようと思い、
「鶏極濃」￥７５０
のボタンをポチリです。
食券購入後、ただ今購入したばかりの食券をカウンターに置きつつカウンター席の一番端っこの席に着席です。
ちなみにこちらのお店の席数はカウンター席８席が有りました。
開店時間間際での入店だったので当然この時点での先客は無し。但し、その後次々とお客さんは訪れて来られ、大体１１時２０分頃に満席になっていました。やっぱり人気があるんだなぁ
で、ラーメンは着席後５分で着丼です。多分、通常の時間と同じような出来上り時間なのではないでしょうか？開店時間直後の一発目のラーメンの出来上り時間としてはとても早いんじゃないでしょうか。開店時間前にしっかりと準備が出来ているって事の証ですね。素晴らしいです。
では、届いたばかりの丼の全体像を俯瞰で眺めてみましょう。
具材は薄いレア叉焼２枚、アスパラガス１本、椎茸？２キレ、少量のカイワレ大根、刻んだ白ネギと言ったところ。
スープはドロッしたとろみのありそうな黄土色に完全に濁る鶏白湯らしい色合いのスープ。
麺は細ストレート麺ですね。
じゃ、まずはスープを一口。
この手のラーメンのスープらしくとろみのあるスープですね。鶏！！って言う旨味と甘味がとっても濃厚で高いです。鶏ガラやもみじ、手羽元等を香味野菜と共に圧力釜を使って骨の髄までトコトン煮込んだって感じのスープですね。これは確かに鶏白湯ラーメンのスープの中では少し濃いめな方かもしれません。香味油はこの鶏の風味と野菜の甘味から察するに鶏油？或いは香味野菜油？って感じでしょうか？。タレは醤油ダレっぽいですが、鶏白湯のタレらしく全然前には出てこない裏方的な縁の下の力持ち的な役目でしたね。
後、スープの味変用として韓国の薬味である『パジャン』が置いてありました。この薬味は多分、ニラ、白ネギ、胡麻、コチュジャン、醤油、味醂、胡麻油って感じの薬味ですね。ピリ辛さが確かに上がりますが、個人的な好みで言うとあまりこの鶏白湯スープに合っているとは思わなかったので私は殆ど使用しませんでした。
次に麺をいただいてみましょう。
箸で麺を掬って見て初めて気が付いたのですが、この麺は全粒粉の麺なんですね。
噛み心地はシコシコしたハッキリした歯切れのあるコシが感じられる気持ち良いもの。ただ、舌触りと喉越しはそれなりかな。加水率もそれなりそうです。麺の味としては鹹水の効きは弱く、塩気は低くて甘味が少しある感じですかね。全粒粉の麺だけに小麦粉の風味は高いです。この濃い濃いスープの鶏の濃厚な旨味とも互する事が出来ている麺だったのは凄い事だと思いました。
最後に具材達の事にも触れておきましょう。
レア叉焼は肉の旨味はしっかりあるローストポークのような美味しい叉焼でした。
アスパラガスは全体に軽くローストされており、アスパラガスらしい苦味が口の中をサッパリしてくれましたね。
キノコもアスパラガスと同じく軽くローストされていました。これは椎茸で良いのかな？やっぱりこれも焼きキノコらしい風味がサッパリ感を上げてくれていましたよ。
そんな感じでラーメン一杯完食です。
大手外食フランチャイジーが展開するラーメンと侮るなかれ。かなり美味しい凝った作りのラーメンでした。スープもセントラルキッチンとがで作っている業務用のスープとかではなくてちゃんと店内で仕込んでいるようでしたね。かなり美味しい鶏白湯ラーメンでしたよ。