絶品！タイ式ビリヤニ「カオモックガイ」。ほんまにマジでハマりますわ。 : majide hamal

カオマンガイから店名変更して初めて訪れました。おめあては当然カオモックガイです。
最近、ビリヤニにハマっている私としては、本格的なタイ風ビリヤニが尼崎で食べられるなんて嬉しい限りです。そのへんのインド料理店のなんちゃってビリヤニと違って、ホールスパイスを使った本格的ビリヤニは仕込みに手間がかかるようで、東京でも常時提供している店は少ないですから。
尼崎の近所で言えば、インド式ビリヤニが中津で、パキスタン式ビリヤニが千船で食べられるぐらいでしょうか。頑張れば自転車で行けますからまあ近所でしょう(笑)。

尼崎のタイレストランは、ここ以外に武庫之荘駅の北側と阪急塚口駅の南側にありますが、３店ともレベルの高いええ店です。他の２店はタイ人シェフですが、面白いことに日本人シェフのこちらのお店で一番マニアックなタイ料理が味わえます。
先日行ったときも、普段食べられないタイ郷土料理みたいなコースを期間限定で提供していました。
コース３種のうちＢ￥3000（海老煎餅、前菜、麺飯、デザート２種、コーヒーか紅茶）を注文。
いろいろ選べるのですが、前菜は山岳民族アカ族のサラダ、トマトきゅうりパクチーをぴり辛ドレッシングで、麺飯はもちろんカオモックガイ、デザートは、ココナツプリンとフルーツコンポートを選びました。

さて、本格タイ式ビリヤニ「カオモックガイ」が登場。ジャスミンライスはふわっと系というよりはしっとり系で、その下にスパイスにじっくり漬け込まれた骨付き鶏肉が埋まってます。シナモンの風味とスイートチリソースがタイ式らしい特長ですね。ほんまにマジでハマるぐらいメチャ旨です。前店名だったカオマンガイは、家で作ろうと思ったら（味はともかく）作れるメニューですが、このカオモックガイは、無理です。プロの料理ですわ。

別にバタフライピーという青いドリンクを注文しました。アンチエイジング、眼精疲労、血液サラサラなんていう能書きに釣られてつい(笑)。レモンを絞るとリトマス液みたいに色の変化が楽しめ、インスタ映えしそうですが、この店は撮影禁止なんで撮ってません。

でも、後で知ったんですが、料理の写真だけならＯＫなんだそうです。掲載している写真は後日ランチで訪れたときのものです。週末だけカオモックガイがランチでも提供されているんですよ。普段のランチは、週替わりのタイカレー、パッタイ、パッシーユ（幅の広いきしめんみたいなモチモチ醤油焼きそば）で、いずれも1080円です。

なんせ、スパイス類も現地のものにこだわっていてお値段も高めなお店です。そんなマニアックなものじゃなくて普通のタイ料理をリーズナブルな価格で楽しみたいという方には、駅の北側にあるチャダータイレストランをオススメします。こちらのタイ人シェフはホテル出身だそうなので、万人受けする美味しいタイ料理を提供してくれます。

2016.7
店名がカオモックガイに変わったんだなあと思ってたら、今はマジデハマルという名前になったみたいです。看板はそのままですけど。
そしてランチも復活しました。1200円でタイランチまたはタイカレーで,デザートとドリンクがついています。現地から取り寄せるなど食材にはコストがかかっているとのことですが、このあたりのランチでその値段はちょっと厳しいのではないかなと思いました。

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2014.7
お店は武庫之荘駅からすぐ近くにあるのですが、奥まったところにあるので、ちょっとわかりにくく、地元の人でも知らない人が多いです。
タイ料理の中でも、日本ではそんなにメジャーではない鶏飯カオマンガイを看板にしているぐらいですから、わかる人にわかってもらえばいいというスタンスなんでしょうか。

カウンター２席とテーブルが８席のちっちゃいお店で、店構えは喫茶店風ですが、手作り風のエスニックな雰囲気が味わえます。
日本人が作るタイ料理ですが、味は本格派です。看板メニューのカオマンガイは、ご飯のタイ米からして美味しいですね。鶏の出汁で炊いているようですが、ジンジャーがよくきいています。他の料理と違ってこの料理は、辛くありません。鶏の肉もスープも美味しくて、私のお気に入りです。
タイ料理ですから、当然カレーは相当辛いです。でも、香辛料の香りが豊かで味わい深く食べられます。
数種類のタイビールも用意され、アラカルトで、タイ風オムレツや空心菜の炒め物、海老パン包み揚げ、春雨卵炒めなど、どの皿も美味しいです。ただ、お客が多いと、料理ができあがってくるのに少々時間がかかります。

以前は、カオマンガイとタイカレー２種類のみのメニューでランチもしていたのですが、今は夜だけの営業になっているようです。
店構えは喫茶店風ですが、中に入れば本格派のタイ料理が食べられる、意外な場所の良いお店です。