今年もランチは海鮮丼大盛 : 廻鮮寿し丸徳 近松店

今年もこちらの店には何度か通っているが、ほぼ毎回この「ランチ海鮮丼大盛」(¥750)を注文して、足りない分何皿か寿司を食べる。
この店は回転寿司としては値段は決して安くはないが味の良さは信頼している。そして、メニューの中でも断トツのCPの高さを誇るのがこの「海鮮丼」なのだ。

ネタは毎回ほぼ同じ。質はその日の仕入れによるのかもしれないが、今日のネタはいつもにも増して良質だったように思った。大盛が無料サービスなのも毎回のことだが、この日は盛り具合も気合が入っていた。魚のアラの味噌汁か赤だしが付くが、これがまた美味！これで¥750というのは本当に素晴らしいCPの高さだ。

海鮮丼を堪能した後、腹にまだ余裕があれば寿司を何皿か食べるのだが、それについて一つだけ悲しいことがあった。僕の一番のお気に入りの「ナミダ巻き」が¥130から¥195に値上げされたことだ。ワサビだけを巻いたこの細巻が値上げになったのは地味にショックだ。

それはともかく、この海鮮丼は値上げせずに少しでも長くこのままの価格でいてほしいと切に願ってやまない今日この頃である。

「激辛漫遊記」13皿目は『廻鮮寿し丸徳』の「ナミダ巻き」である。激辛というとどうしてもカレーや中華ばかり食べることになり、さすがにちょっと飽きてきたので何か違う物はないか？と考えたところ、近場で思いついたのがこれだった。「ナミダ巻き」とは、要するに山葵だけを巻いた巻き寿司である。
僕はこれが好物で、この店に来るとほぼ毎回注文する。山葵巻きにさらに山葵漬けが乗っていて、一つ口に入れるとキューンと鼻の奥を抜ける刺激がたまらない！値段は最も安い一皿¥130で非常にリーズナブルだ。

この日はランチタイムということで、まずは握り寿司10貫のセット(¥864)を注文。それと同時に「ナミダ巻き」も注文し、先に届いたナミダ巻きから食べ始めた。これを食べると目が覚めたようになり、味覚まで鋭敏になるような感覚がある。
10貫の握りはオーソドックスなネタばかりだったが、ネタの鮮度もいいし握り寿司としてしっかりしている。回転寿司ではあってもちゃんと職人が握っているので、味は信頼できると思っている。一皿ずつ取るより、セットの方がたくさん種類を食べられるのがいい。絶品とまでは言わないが、十分美味しい寿司だと言えるだろう。
セットに付いている魚アラの赤だしもとても美味しくて、この価格には素晴らしく値打ちがあると思う。

これでおしまいにすれば千円以下なのだが、ここからが回転寿司の怖さで、次々と回ってくる寿司皿を見ているとついつい手が伸びてしまう。この日も「かれいえんがわ」(¥281)「平あじ」(¥195)「さば棒寿司」(¥281)と追加して計¥1,751になってしまった。回転寿司の罠にまんまとハマった形だが、ランチには大満足であった。

山葵の辛さは胡椒や唐辛子と違ってほとんど後を引かないのも好きな理由の一つだ。
「ナミダ巻き」だけでなく、レーンを回ってくる小パックの山葵も大量に使って他の寿司を食べる僕はかなり迷惑な客かもしれない。今日も５パックほど使って、大好きな山葵を思う存分堪能した。
この癖はなかなか治りそうもない。

９月の頭に友人とランチに行った時に食べた海鮮丼が気に入ったので、９月末にもう一度行こうということになった。
注文したのは前回と同じく「海鮮丼」(¥750)で、もちろん無料サービスの大盛である。

待つことしばし料理が到着したが、なんだか量が前回より減ったような…。ごはんの上に乗ったネタは前回とほぼ同じなのだが、量的にこんなもんだったっけ…？
後で前回撮った写真と今回のを比較してみたが、やはり明らかにボリューム的に今回の方が見劣りする。ひょっとしたら大盛にし忘れたのかもしれない。

それでも、このメニューがお得感たっぷりなのは間違い無く、あとは好物のワサビだけを巻いた「ナミダ巻き」(¥130)だけ追加して、満足の昼食であった。

今日の昼食は『廻鮮寿し丸徳 近松店』へ。
この店は回転寿司としては些か値が張るのでそう度々通ってはいないが、ネタが良くちゃんと職人が握る寿司を安く食べられるので気に入っている店である。最近友人からこの店はランチの海鮮丼が特に優秀だと聞いて、今日はそれを食べる目的でその友人と一緒に訪店した。

店に着いたのは12時ちょい前。こちらの店は毎日お昼時は満席になるほどの人気店だが、混み合うギリギリ前に店に入れたので待たされること無くテーブル席に座ることができた。

注文したのは、三種類あるランチメニューから、僕は当初の目的通り「海鮮丼」(¥750)、友人は握り寿司六貫のセットで、お互いさらに足りない分は回っている皿を取ることにした。
友人によれば、以前よりランチメニューの種類が減り、値段も少し上がったらしい。だが、写真を見るかぎり、この内容の海鮮丼が¥750ならCP的にはかなり優秀だと思う。
「海鮮丼」はサービスで大盛が無料とのことで、もちろん大盛にした。さらに味噌汁か赤だしが付くとのこと。僕は赤だし、友人は味噌汁にした。

お茶を入れて待つことしばし、料理が到着する。例によって手早く写真を撮り見た目を観察する。
「海鮮丼」は鮪、鯛、はまち、イカ、サーモン、生ホタテ貝柱、甘エビ、玉子焼きが乗りなかなか豪華である。鮪は叩いてあり、イカは紋甲イカであろう。桜でんぶと漬物も乗っている。ごはんは大盛というにはちょっと頼りない量だが、僕のような大喰らいでなければ十分な量なのだろう。
赤だしは白身魚のアラが入っている。大きめの碗で量はたっぷりだ。

さあ実食である。
小皿に山葵を醤油で溶いて、全体に回しかける。まずは白身の鯛から。鮮度はまずまずで旨味が出るようある程度寝かしてあるようだ。美味しい。シャリが関西にしてはさほど甘くないのが僕にはやや物足りないが、十分に美味しくはある。
そのまま食べ進む。値段的にそれほど高価なネタが乗っているはずもないが、どれも鮮度は良い。特に際立って美味しいネタはなかったが、満足の行く味である。好みから言えば苦手なサーモンが二切れも入っていたことと、漬物は各テーブルにガリが置いてあるので無くてもいいとは思ったのがマイナスポイントだったが、友人の言う通り、とても優秀なメニューだと思う。
そして、丼以上に気に入ったのが赤だし。アラはカンパチだろうか？魚とダシの味がちょうど良いバランスで、たいへん美味しかった。これからはランチ以外でもこの赤だしは単品で注文しようと思うほど気に入った。

その他に、友人が苦手だという酢締めの鰯の握りや、僕のこの店一番のお気に入りの山葵を巻いた「なみだ巻き」を食べて、全て完食。
たいへん満足のランチであった。

僕はこの店ではこれまで一回につき二千円前後はかかっていたが、今日の支払いが千円以下⁉︎このような楽しみ方もあることがわかったのは大収穫であった。