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店名 |
愛蓮 塚口店(アイレン)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
06-6422-7620 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
伊丹市営バス 塚口駅バス停から徒歩2分 塚口駅(阪急)から234m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
290席 (パーティールーム2階:最大30名様/ライクスホール4階:客席最大110名様、立食最大200名様) |
---|---|
個室 |
有 5部屋 10名様×5部屋 |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 いかりスーパーの提携駐車場を利用(3000円以上の飲食で2時間無料) |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カラオケあり |
利用シーン |
|
---|---|
ホームページ | |
備考 | |
関連店舗情報 | 愛蓮の店舗一覧を見る |
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〜辛いラーメンを求めて〜
今日は僕の亡母の友人にランチをごちそうになった。その人にはこれまでもたびたびこうしたお誘いをいただいてランチや夕食をごちそうになっている。母が亡くなってからもう十年以上経つが、いまだに僕のことを忘れずに声をかけてくださるのは本当にありがたいことだ。僕ももう五十歳をとうに過ぎたおっさんであり、ごちそうになるばかりでなくこちらからもお返ししたいと思うのだが、向こうから見れば僕はいつまでたっても子供であるらしい。相手は八十歳近い高齢の方でもあり、ご意向には逆らわず甘えさせていただくことにしている。
いつも通りに阪急塚口駅近辺でどこか行きたい店を選んでおいてね!と連絡があったので色々考えたのだが、駅からそう遠くなくて高齢の方とゆっくり食事ができる店となるとおのずと限られてくる。これまでに行ったのがステーキハウス『フェスタ』の和食ランチや中華料理『愛蓮』、同じく中華のすでに閉店してしまった『まほろば』、あるいはもう少し手軽なところでは『麺やマルショウ』や『アリクイ食堂』といったところ。本当はイタリアンやフレンチにも行きたいのだが、僕が腎臓を悪くしていてトマトを避けているのを相手もわかっていてなかなか足が向かない。
今回はどこにしようか…と考えていて、僕が最近ハマっている辛いラーメン行脚を便乗させてしまおうと思いついた。ラーメン行脚ではこのところイマイチ当たりを引けていないが、それなら『愛蓮』の担々麺ならまちがいがなかろうということと、相手の方も好きな物をなんでも選べるだろうということで、店は二度目だが『愛蓮』に決定。当日午前11時半に塚口いかりスーパーの前で待ち合わせることにした。
おたがい約束の時刻にきっちりやって来て、すぐさま二階の『愛蓮』へ。店内は広々としていて、当たり前のことだが僕が普段行くような大衆中華の店とはまったく違う。高級感あふれる雰囲気である。
まだ午前中だというのに、店内にはすでに何組か先客がいた。四人がけのテーブル席に着くとウエイトレスがすぐさま温かいお茶の入ったポットとおしぼりを持ってくる。ウエイトレスの所作や物言い一つ取っても上品でそつがない。さすがに高級店である。
ランチメニューは何種類かあり、まずセレクトランチというのが最も手頃な価格で¥1,080。これはメイン料理を「酢豚」「海鮮炒め」「海老のチリソース」「麻婆豆腐」「季節野菜の蟹身あんかけ」と日替わりの「本日のおすすめ」の六種類の中から選び、主食の「揚げそば」「お粥」「白ごはん」「本日のごはん」のいずれかと組み合わせる。ミニサラダや小鉢、スープ、漬物にデザートまで付いてくるので非常にお得なのだが、量が少なくて女性向き。おそらく主婦層をターゲットにしたメニューだろう。
次にお得なお昼のセットというのが四種類あり¥1,590、その中の一つに担々麺がある。これもごはんものを「ちまき」「白ごはん」「お粥」「本日のごはん」から選べて、デザートの杏仁豆腐付きである。
これらが昼の定番メニューであり、ここ数年は変わっていないようだ。それ以外にも季節ごとの特別メニューやランチコースがある。もちろんグランドメニューから単品を頼むこともできるから、楽しみ方はたくさんある。
ただ、とにかく値段が高い!社用族ならいざ知らず、ランチに個人でこの価格は僕の感覚ではなかなか勇気がいる。客席を見渡すと大半が主婦らしき女性客である。主婦族はリッチだなと感心するとともに、その旦那たちは大変だろうなと思ってしまう。
話が脱線した。元へ戻そう。
注文は僕が「担々麺セット」でごはんものは「ちまき」、相手はセレクトランチを「酢豚」と「お粥」で注文した。
僕の近況を話しながら待つことしばし、まず僕の担々麺が到着、さらに例によって写真を撮っている間に相手の料理も到着した。なかなかにスピーディーである。
この店の担々麺は僕は初めてではない。何年か前に一度食べたことがあるのだが、その時の記憶にあるのと今回は見た目からしてちょっと違った。今回の担々麺は辣油らしき赤い油がところどころ浮いてはいるが、全体にはクリーム色である。前回のそれはもっと全体に赤かったような…。青梗菜も今回は短めに切ったものが散らしてあるが、前回はもっと大きかったと思う。もちろん記憶違いかもしれないが…、食べてみればわかるだろう。
ごはんものの「ちまき」だが、サイズの小さいこと!笑いそうになってしまった。
前回食べた時も感じたが、デザートの杏仁豆腐も一緒の盆に乗って出てくるのはちょっと残念に思う。食べるまでにかなりの時間置いておくしかないからだ。手間を省きたいのはわかるが、この店ぐらいの高級店ならやはりデザートは食後に改めて運んでくるべきだと思う。
さて、担々麺が冷めないうちに実食である。
スープの辛さは控えめ。麻も辣もバランス良くしっかりあるが強くない。大変美味しいスープだが、僕としてはもう少し辛い方が好みだ。
麺は細めの中太。麺自体の味がしっかりしていて、スープとのバランスは非常に良いと思う。担々麺の場合スープのインパクトに麺が負けてしまうパターンが少なくないが、この店の担々麺は麺料理感がしっかりするのが気に入った。
具については、挽肉がたっぷり。軟骨が入っているような噛み応えがあって存在感が強い。最初青梗菜だと思ったが、食べた感じはなんだか小松菜みたいな味の野菜も多めに入っていて、これが良いアクセントになっている。担々麺はともすると単調に感じることもあるが、この店の担々麺は食べていて飽きさせない。品が良過ぎるきらいはあるが、うまくまとめた感じでたいへん美味しかった。
さらにサイドのちまきが実に美味!具は筍だけみたいな感じだが、旨味たっぷりで担々麺に負けていない。モチ米独特の食べ応えのある食感が楽しい。もっと大きなサイズだったらいいのに。これなら2、3個平気で食べられる抜群の美味しさである。
漬物の搾菜らしきものだけはちょっと頼りなかったが、デザートの杏仁豆腐もたいへんに上品かつ美味だった。
食べ終わって、料理も雰囲気もサービスもさすが!と言えるレベルの高さ。さすが『愛蓮』である。
僕にはちょっと味がおとなしくてインパクトが足りないようにも感じられたが、十分満足行く美味しさであった。
ただ、値段が高い!この味で¥1,000以下ならかなりの頻度で通うと思うが、¥1,500を超えるランチともなると自腹ではそうしょっちゅう食べるわけにもいかない。しかもこのランチがこの店では最も安いメニューなわけで、貧乏人の僕はやはり敷居が高く感じてしまう。
今日のように誰かにごちそうになる時ぐらいしか入れないだろうなぁ。そう思ってしまう自らの甲斐性の無さにせつなくなった。