2022年の母の日のケーキ 『オー・ボン・ガトー・ビゴ』 : オー・ボン・ガトー・ビゴ

今年の母の日は、ビゴさんでケーキを買って行きました。

と言っても、いつものケーキに「お母さんありがとう」のプレートを載せただけ。
そのプレートもピンクで印刷された文字がなかなか、今どきお目にかかれません。

もともとこの日ケーキを買うつもりはなくて、でも要るかなと急遽、ビゴさんへ。
ビゴさんの生菓子はあんまり…なので、そんなことでもなかったら初めから他の
お店に行きます。尤もいちごのタルトではそこまで悪くはなりようもないですが。

ちなみに私の場合、こちらの店舗に足を運ぶのは決まってプチシューとクレープ
（とたまにアイスケーキ）のため。昔からリピートし続けてきたそのクレープが、
なぜか（私には）改悪された末に、先日店員さんに伺ったところによると販売を
取り止められた（？）とのことで残念極まりない。お邪魔する回数も減りました。

今年のクリスマスケーキは、ビゴさんのにしました。

…いや、なんだかんだで予約しそびれて、当日お目当ての某店の開店時間に合わせて
出かけたのですが、辿り着く前に視界に飛び込んで来た､ 50人以上の行列！人気だと
聞いてはいましたがこれほどとは。びっくりしましたー。一瞬並んでみましたが列も
なかなか動かないので早々に撤退、近くのお店を覗いてみましたがそちらにも行列が。
それで芦屋まで戻って来て３店ほど回るもすでに遅し、ショーケースはどこも空っぽ。

こんなに大変だったんですね、クリスマスケーキ。
今年はいつもより早めの時間に動けるから、当日でも大丈夫とタカを括っていました。

ほんとに困って、思いついたのがビゴのアイスケーキでした。
ビゴさんではアイスケーキ扱っていらっしゃるんですよね。ちょっと目先も変わって
いるので、手土産などに重宝していましたが、自宅用として購入したのは初めてです。

速攻で電話したら１つある､と！取り置きをお願いしてから伺いました。15時頃到着
して落ち着いて見るとホールケーキもまだ何種類もあったので、買いそびれた場合は
ビゴさん、狙い目かも（ただ個人的に普通のケーキはそんなにお薦めじゃないです）。

そしてアイスケーキは、ちゃんとクリスマス用にブッシュドノエルになっていました。
いつもの２層／３層のデコレーションケーキ型でも十分、それっぽい雰囲気が出ると
思っていたけどさらにいい感じで嬉しい。しかも￥2,100とめちゃくちゃお手頃です。

アイスクリームはチョコレートとカシスの組み合わせなので、赤が映える断面も素敵。
底にチョコレートスポンジが敷かれ、表面をプレーンのスポンジで巻いてクリスマス
らしいデコレーションがなされています。このスポンジが、ばさついて口に残るので、
正直、アイスだけで食べた方が美味しいかなーとも思いますが笑、この特別感は捨て
がたい。アイスなので一遍に食べる必要がなく何日間に分けて楽しめるのもいいです。

張り切って出かけたわりに近所のお店に落ち着いたけど、
結果的になかなかいいチョイスになったのではないか、と自画自賛しています。

【2016年1月】
ビゴさんで目を付けていた、アイスでできたデコレーションケーキ。

あまり見かけなくて（サーティワンくらい？）意外性もありますし、見た目に
可愛く華やかなので、私の頭の中で長らく手土産候補リスト入りしていました。
ただ、溶ける恐れがあったりでなかなか実行に移せずでしたが、ようやく実現。

色味が綺麗なバニラとフランボワーズとショコラの組み合わせにしてみました。
３日前なら好きなフレーバーでオーダーできるのですが、今回は既存のもので。

結果、思った以上に喜ばれました。←自画自賛＾＾。
アイスケーキってほんと人気みたいで。＋ビゴの店というのも受けがいいです。

小サイズは５号相当？３～４人分だそうですが６等分にしてもそれなりでした。
普通のケーキと違い、残っても後で美味しく食べてもらえるのもよかったです。

これはまた、ぜひ使いたいですねー。ついでにお値段も「見えない」1,620円。
←もしかしてサーティワンより安い？だったら味的には絶対こちらでしょう！
ビゴは、パンやケーキは普通の価格設定ですが、ちょこちょこお値打ちな商品
がある（ボンボンショコラとか）のが面白いというか、見逃せないところです。
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【2010年4月】※総合評価、味・料理およびCPに関する評価を3→3.5に修正。

何だかんだ言いつつリピートしているので追加レビューするとともに評価を上げました。

私がこちらに伺う目的は大体、決まっています。
それは、プチシューとクレープ。

プチシューはトップに粉砂糖を振りかけて仕上げた、まん丸いフォルム。ミニチュアを
見ているような可愛らしさですが、丁寧な作りは小さいながらケーキとして立派に通用
します。ビゴのカスタードが存分に堪能できる、クリームを食べさせることに徹した皮
になっていて味の計算も万全。ミニサイズだと皮の比重が高くなりがちですが、主役は
クリームであることを弁えた、目立ちすぎず目立たなさすぎずの存在感のコントロール
が絶妙です。ぽんぽん口に放り込めるおやつ的なenfantのプチシューがしっかりめの皮
に濃厚クリームなのに対し、こちらはしっとり落ち着いた皮にぽってり重めで優しい味
のカスタードで１個でも食べ応えあり（…まあ１個で収まることはないですが＾＾；）。

それぞれにうまく、バランスが取れた組み合わせになっているものですね。

一方、クレープはよりお手軽で、ほとんど菓子パン代わりに食べています。
８つに折り畳まれセロファンに巻かれた飾り気のなさで、中身もクリーム（カスタード
とチョコレートの２種類）だけのシンプルさは朝食にもOK。しなやかなクレープ生地
は反面、香ばしさがなく少し粉っぽくも感じたりしますが、ここのは許せてしまいます。

なによりすごいのが､その価格。プチシューも80円とかなりのスモールプライスですが、
クレープは157円（チョコレートは189円）とさらに驚きの低価格。クレープスタンド
で売っているものの半額です。同じような大判サイズで、しかも中身はちゃんと炊いた
クリームなのに。なんでこんなに安いのかわかりません､というくらいのCPの高さです。

で、けっこうお世話になっています。なんだか安いものばかり誉めているようですが…
決して値段だけで判断しているわけではないです。

つまり、ビゴさんはカスタードが美味しいという話でした。

◆追記◆
　マカロンも＠120円と破格ですが、口の中でのファーストコンタクト「がしがし」→
　歯にくっつくような「にっちゃり」への流れはちょっと頂けません。一方クッキーは、
　元来不得手な私の手も伸ばさせるほどでなかなか美味しいのではないか、と思います。
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【2009年6月】
近くにビゴの新店がオープン。さっそく開店日に行ってみましたが、夜まで残っていた
のはクッキーなど日持ちのするもののみ。その中からジェラートだけ購入して来ました。

これは厳密にはソルベと呼ぶべきでしょうか、原材料はいちごと砂糖のみです。冷凍庫
から出してすぐでも柔らかい口当たりが心地よいです。ただ、フルーツのフレッシュな
風味があまりしなくて、だんだん砂糖の味が強く感じられてくる気がしたのがマイナス。

ところで、家に帰るとしっかりサンドイッチ、バナナマフィン、キッシュが。
パンのお取り扱いはありません、ということでしたが、実際にはあるらしい（母親談）。

こちらのお店はケーキ中心みたいですが、ビゴの店はやっぱりパン。ケーキは、パンと
一緒に購入することはあってもそれ目当てにとは思わないから…その方が嬉しいですが。
まあ今後どうなるかはわからないですけど（他のお店とはコンセプトを変えているのか、
鏡を使って華やかさを出した内装も、特別な日用でなくあくまで「日常遣いのこだわり」
のイメージが強いビゴにしては高級感がありましたし。警備員さんまでいてびっくり）。

飛び抜けて個性があるというのではないですが、定番ならではの存在感のビゴブランド。
新しいお店が近くにできてくれて、これからお邪魔する機会がさらに多くなりそうです。