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関西の夏の蕎麦
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hirokaiju
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hirokaijuさんの他のお店の口コミ
店名 |
馳走侘助
|
---|---|
ジャンル | そば、日本料理、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5872-8939 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
阪急夙川駅から徒歩3分 夙川駅から211m |
営業時間 |
営業時間 [月~土] 日曜営業 定休日 水曜日 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
45席 (座敷1テーブル) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近所に複数のコインパーキング有り |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
料理 | 健康・美容メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2002年11月 |
電話番号 |
0798-35-5539 |
備考 |
芦屋の蕎麦屋土山人の姉妹店。 |
初投稿者 |
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阪急夙川駅の南口から線路に沿って神戸方面へ徒歩5分。閑静な住宅街といった感じの一角。
ちょっと風情のある入口を入ると、いくつかに仕切られた個室風の作りの店内。店内は意外と広く、通常の座敷、靴を脱いで上がる板の間のテーブル席、土間に置かれたテーブル席など和モダンな作り。店員はアルバイトっぽい若い子だが、教育が行き届いていて心地のよい接客に好感が持てる。
休日の昼間だったので、まずはビールから。ビールを頼むとお通しとして蕎麦のあられが出てくる。揚げ蕎麦を出す店は多いが、あられは珍しい。
蕎麦は粗挽田舎そば、細挽せいろの2種類。これらと、すだち蕎麦、かき揚げを注文した。最初にすだち蕎麦。これは関西特有の蕎麦。東京に土山人が進出するまで東京では見たことがなかった。すだちはうどんに合わせるもので、蕎麦には合わない。という固定観念があった為、ずっと敬遠してきたが、食べてみると意外とおいしい。つなぎを使ったのど越しを楽しむような細打ちの蕎麦にすだちを浮かべてすっきりした汁が良くあう。この汁は関西風。出汁を基調とした薄口の汁で、これにすだちが加わると、程よい酸味とさわやかさがプラスされ、夏にはぴったりの蕎麦。いくらでもするすると入ってしまう。多分、もっさりした十割の田舎蕎麦と、江戸の汁では絶対にあわないであろう、関西ならではの夏の蕎麦の食べ方。正直、ちょっと気に入った。
すだち蕎麦で夏らしい蕎麦の楽しみ方をした後に、蕎麦本来の味を楽しむことに。
先に蕎麦汁と薬味、それと塩が運ばれてくる。最初は塩で食べてみてくださいとのこと。蕎麦汁は蕎麦猪口の底にうっすらとしか入っておらず、別の徳利に入れられてくる。
最初は風味の強い粗挽きの田舎そばから。田舎そばと言っても、やぼったさは全くなく、表面に少し粉を吹いたような細打ちの色の濃いそば。荻窪の本むら庵の蕎麦に雰囲気が似ていると感じた。田舎というだけあって、蕎麦の風味がとても良い。繋ぎをほとんど使っていないのか、短いぶつ切りのような状態のものが混ざるのだが、それでいてもそもそ感はほとんどない。噛んで風味を楽しむことも、のど越しを楽しむこともできる蕎麦。
続いて、細挽せいろ。こちらはつなぎを使っているようで、つるっとした表面ののど越しを楽しむ蕎麦。思った以上にしっかりと量がある。田舎に比べると風味は劣るが、それでも鼻に抜ける蕎麦の香りを十分に楽しめる。コシがしっかりしていて、きれいな蕎麦。
しかし、やはり残念なことに汁が今一つ。出汁の香りはいいのだが、やはりこの蕎麦を受け止められるだけの汁には仕上がっていない。関西は出汁文化だけあって、出汁はとても良いのだが、どうにもカエシが弱いのである。例えるなら、刺身を薄口しょうゆにつけて食べているような感じ。
蕎麦は刺身同様、刺身醤油のような濃いものに、はじっこに少しだけつけて食べたいのである。
とは言っても、蕎麦の質は素晴らしいものであり、十分満足できる蕎麦であることは間違いない。