オーソドックスなＴＨＥ・油そばって感じですが、麺もタレも油も具材も実によく作り込まれた美味しい油そばでした♪ : ラーメンたんろん 本店

西宮での仕事の際のランチで利用したお店が、
「ラーメンたんろん」さん
でした。
こちらは「油そば」が大好評の人気のラーメン店ですね。
お店の場所は『国道２号線』からなら『札場筋』を３５０ｍ程北上した所にありました。
この辺りはこちらのお店から一店舗挟んだ右隣に「贔だしや」さん、更に右隣には「丸高中華そぱ」さん、道を挟んだ真向いには「ラーメン徹信」さんがあり、少し歩いた直ぐの所にも「どん」さんや「夢屋台」さん等のラーメン屋さんがひしめく西宮市内でも屈指のラーメン激戦区ですね。
お店の前に到着した時間は１１時０５分。
入店前にまずは入口外に置いてある券売機での食券購入から始まります。
券売機を見てみると今日選択できるのは「油そば」と「油そばブラック」の二種類の油そばのみのようです。券売機のメニューの中には選択できないボタンやメニューが結構あったのですが本当は他にも色々なラーメンがあるのかなぁ？
と言う事で初来店だった私はまずはベーシックな方の油そばを味わってみようと思い、
「油そば特盛」￥９００
のポタンをポチリです。
麺の量は普通盛、大盛（＋１００円）、特盛（＋２００円）から選べたので、お腹ペコペコな私は迷わず特盛を選択しています。
食券購入後にお店に入店。カウンター席の一つに着席です。
こちらのお店の席数はキッチン前のＬ字型カウンター席１０席が有りました。
この時点での先客は開店もない時間と言う事もあり誰もいらっしゃいませんでしたが、５分後の１１時１０分過ぎには私以外に８名のお客さんがいらっしゃっていました。やっぱり人気があるんですねぇ。
着席しつつ食券を店員さんに渡した際に「ニンニク入れますか？」って聞かれました。お昼からニンニクって事に少し悩みつつもやっぱり入れた方が良いんだろうなぁと思いニンニクもお願いしました。
この時点でカウンターに貼ってあったメニューを見て初めて知ったのですが「油そば」以外にも汁麺の「二代目たんろんラーメン」や期間・数量限定の「限定ラーメン」と言うのも本当あるようですねぇ。まあ、今日は無かったから関係ないけど・・・。
で、「油そば」は着席後５分で着丼です。
では、届いたばかりの丼全体を俯瞰で眺めてみましょう。
具材は細長く刻んだ叉焼５本、メンマ３本、海苔１枚、刻んだ青ネギ、すり下ろしたニンニクと言ったところ。
麺は軽くウェーブがかかっているので軽く手揉みしてある感じもする細ストレート麺。麺はまぜダレが良い感じに絡まっており醤油色に染まっていました。
また、「油そば」の丼以外に小皿に入った生卵１個も丼の横に添えられていましたよ。これは「油そば」に混ぜ合わせろって事ですかね？
じゃ、まずは混ぜ混ぜする前に麺だけチョットいただいてみましょう。
グニュプチと少し柔らかめながらも芯の方では若干のコシも感じられなくもない噛み心地ですぬ。加水率はそれなり、鹹水は効いている方かな。舌触りと喉越しはまぜダレの油がよく絡んでいましたがそれなりって感じでした。麺の味は塩気はほとんどしなかったですが、甘味はほのかにありました。小麦粉の風味と言うか味がそれなりにする麺でしたね。
それと麺に絡んでいるまぜダレなんですが、油そばだけに普通のまぜそばよりも油感が高いですねぇ。少しの甘味と醤油らしい塩気も感じられます。旨味もあるまぜダレでしたが、油っぽい香ばしさが一番高いタレでしたね。
と言う感じに麺とまぜダレを各々個別に味わったのでここいらで生卵を投入してから麺を混ぜ混ぜしてみましょう。丼の底に少しだけ溜まったまぜダレと生卵が麺全体によく絡むように天地返しでよ～く混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ・・・。うん、よく混ざり合ったかな。
う～ん、全体的な味のイメージは大きくは変わりませんでしたが、生卵のまろやかさは確かに加わったと思います。まあ、感想としてはそれだけかな。
最後に具材達の事にも触れておきましょう。
メンマはサクサクした食感がします。良い意味で筋を感じるしっかりした噛み心地ですね。味付けとしては甘さもしょっぱさも少しありましたが酸味が一番高く感じられるメンマでした。でも酸っぱいって訳ではないのでご心配なく。
細切りされた叉焼ですが、ませダレともよく合っている叉焼でした。味付けは濃くはないですね。若干の肉らしい臭みも残る古典的な味付けの叉焼でしたが、グニュグニュモチモチッとした叉焼としては独特の食感がとにかく気持ち良かったです。
そんな感じに「油そば」一杯全て完食です。
オーソドックスなＴＨＥ・油そばって感じでしたが、麺もタレも油も具材も実によく作り込まれたものだったと思います。美味しかったです。ご馳走様でした。