生ものと一品料理がお気に入り 『鶏天』 : 炭火串焼専門店 鶏天

【2016年8月】
久々に予約を入れる際、名乗ると「あ、○○様！いつもありがとうございます！」
って仰ったんですが…たぶん、勘違いされていますよねー＾＾。と思いながらも
ん～もしかして？と感じさせるくらい、もともと接客には力を入れておられます。

でも、元気なのはいいけど、ちょーっとうるさいかなー＾＾；。
特に女性店員さんの、注文のたびに張り上げられる声が空気を震わせるくらいで、
思わず苦笑しちゃいました。頑張りはわかるけどそんなに頑張らなくても大丈夫。

でお料理ですが正直、焼き鳥に関しては火入れとか塩加減とかそんなに好みじゃ
なかったりします（そもそもタレが好きだし）。今回串は淡海地鶏とつくねだけ。

その代わり、こちらがいいのは生もの！
（上白肝入り刺身４種盛りと淡海地鶏モモ・ムネタタキセット必須。）

と、個人的には一品料理系が気に入っています。
ぴり辛きゅうり和えなどよく見かけるメニューでも味付けが丁寧でちょっと他に
ない味になっていて、鶏天トマトとか、家でも真似してみたり（が何か違う…）。

焼き鳥屋さんというよりはセンスのある、鶏料理のお店、の位置づけ。
また／今度はそんなに間を置かず＾＾お邪魔したいと思います。

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【2008年12月】
焼き鳥、あまり食べに行かない…ですね。
（決して嫌いではなく、むしろ好きなので誘われれば喜んで行きますが。）

なのでレビューが少し難しいジャンルになりますが､08年のラストは鶏天さんです。

僭越ながらうちの家族などは客足を心配していまして（以前の店子のふぐ屋さんが
閑古鳥だったため←私はここの高評価を見て大丈夫だろうと言っていたのですが笑）
それぞれの理由で気になっていたお店で、一度、行ってみたいと思っていましたが、
年末になってやっと、お邪魔することができました＾＾。

頂いてみて、いい鶏を使われているのはわかります。
ただ、脂が乗った、という感じではないので、個人的には少し好みとは違いました。
特上ねぎま、ネック、つくね、うずら、わさび笹身、手羽先、とホルモン系以外で
一通りお願いしてみて、ネックが一番美味しかったかな。つくねも自家挽きという
ことで期待しましたがこれもちょっと。ジューシィで味付けしっかりめが好きです。

↑なお、特上メニューというのもあるのですが、通常メニューとは別（裏）に表記
されていて気付くのが遅れてしまい、残念ながらほとんどオーダーできず。ハラミ
とか、食べてみたかったな～＞＜。特上とは言ってもお値段的に大きく変わるわけ
でもなかったので、まずはこちらからオーダーするのもよいのではないでしょうか。

また、こちらは塩で頂くのが基本。肉質に自信をお持ちだからとは思いますが、
たれで焼くとどう仕上げてくるか、にも興味がありますね。

焼き鳥以上に、この日一番はさつま知覧どりのとりとろ刺身です！　鶏肉の刺身が
大好きな私はここぞとばかりに生ものを３種類注文したのですが、このとりとろは、
とろと言うだけあって、甘味のあるまったりとした食感。これに甘口のたれがまた
合うのです。薬味のおろしにんにくを入れるとさらに味がふくらんで、いくらでも
食べられそう。柔らかなとりとろと比べると、淡海地鶏のたたきはしこしことした
噛み応えが楽しめる王道の味、おろししょうが醤油とポン酢ダレで食べ比べられる
のも楽しいです。一方、鉄板の組み合わせだと思った笹身クリームチーズはチーズ
よりも鰹節の風味が勝ちすぎだったかな。お酒のアテにはいいのかもしれませんが。

ご飯ものはとり丼と卵かけごはんが用意されています。〆の時点でとてもじゃない
けどとり丼（串３本）は入りそうになかったので卵かけごはんにしました。さらに
丹波黒豆の納豆もプラス。この納豆ごはんが本当に美味しかったです。ふっくらと
濃い味のする黄身に、納豆なのに全く臭みなく、旨みのみを感じさせる大粒の黒豆
納豆。家であり合わせに食べるもの（も美味しいけど）とはやはり、一味違います。

これで＠5000円、焼き鳥にしてはお高めとの評もありましたが満腹になりました。
というか、食べ過ぎたみたいで…この後とても苦しかったです＾＾；。

わりとご近所さんでもあり、ふらっと訪れるのにこんな焼き鳥屋さんができたのは
嬉しいこと。今度行くなら串を何本かつまむくらいの軽めがよさそうですが、でも、
刺身は欠かせないし、白肝も食べてみたい、納豆も、さつまいもバター（ホイルに
包んで焼いてあるだけなのに妙に美味しい。いったい何が違うんだろう…？）も！
で結局また倒れるほど食べてしまいそうな予感がしなくもなく。恐ろしいですね～。