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店舗基本情報
| 店名 |
ユキヤ
|
|---|---|
| ジャンル | 惣菜・デリ、牛料理、もつ焼き |
|
予約・ お問い合わせ |
078-643-1076 |
| 予約可否 | |
| 住所 | |
| 交通手段 |
神戸市営地下鉄海岸線駒ケ林駅(出口)から徒歩約３分、JR・地下鉄新長田駅から徒歩約７分。 駒ケ林駅から221m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 席数 |
（店頭での販売のみですが、丸五市場内の休憩所にはテーブルがあり、食べていくことができます。） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 |
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※2018/09 2013年当時のレビュー内容に対してリライトを加えています。
(2018/09 追記)
神戸・新長田のラビリンス「丸五市場」の老舗ホルモン屋「ユキヤ」さん。
いつの間にか、表通り(本町筋)に新しいお店を構えておられました。
今回、丸五市場を再び探索しましたが、ますます人影も少なく、ご商売を続けていくには厳しい環境です。
新しいお店は、マルヨネさん本店の、新長田駅寄りのはす向かい。
夕方だったから、ご自慢の牛ホルモン鉄板焼きはちょうど売り切れ、店を片付けておられる真っ最中でした。
次回神戸に行く機会があれば、必ず真っ先に立ち寄りたいと思っています。
(2013/01 初稿)
神戸新長田の知られざるワンダーランド・丸五市場。
シャッターを下ろしたままの店も多い、昭和のタイムトンネルを歩いて行きます。
人影も疎らな、地域の人たちにも忘れられたかのような市場。
でも実は、出会う店それぞれがとても個性的で、新鮮な驚きの連続なのです。
狭い路地の角を曲がったところに見えてきたのが、いかにも昔ながらの肉屋さん。
しかも、売られているのはハチノス、ギアラ、テッチャン、ミノ、レバー、コブクロ等々、内臓肉に特化しているし、看板には「バーベキューの店」などと書いてある。
只者ではなさそうな強烈なオーラを放っています。
この、もつを売る「ユキヤ」さんというお店。
ユキヤさんというのは、同じ長田に神戸牛を扱う老舗があるので、ここはもつ類を扱うために暖簾を分けたお店なのかもしれませんね。
店内に所狭しと置かれた冷蔵ケースには、各部位の肉がかなり細分化され、所狭しと並べられています。
寂れ切ったこの路地に客はなく、一見大丈夫なのかと思うほど。
でも、壁にはたくさんの注文のメモが貼られていて、もつを扱う飲食店からでしょうか、時折注文をやり取りする電話も鳴っています。
この佇まいに反して、実は手広いご商売を想像させますね。
さて、バーベキューの店とは何だろうと思ったら、なるほど一角に鉄板が置かれ、甘辛く焼いた牛・豚のもつが。
牛もつの鉄板焼きが100g230円とは、何とも安い。
しかも、兵庫県産牛のもつを使っているとか。
さっそく少量買い求めてみると、何も言わないのに割り箸を付けてくれました。
隣の空き区画には、商店会が設えた簡易なテーブル席が。
実はこの丸五市場、空き店舗対策で始めたアジアマーケットの企画をやっていて、食べ歩きを奨励しているわけです。
照り良く焼けた牛ホルモン。
惣菜としての販売ですから、見たところ焼いてから少し時間が経った感じ。
いわゆる「テッチャン」(大腸)や「コテッチャン」(小腸)、それにセンマイやアカセンマイも混じる感じでしょうか。
一口食べると、甘い脂、旨みとコクが、強烈に襲いかかる。
甘辛いタレは何だろう、単なる焼肉のたれとは違いますね。
酒飲みなら酒が欲しいでしょうし、飯なら何杯でもいけそう・・・・・
作り置きのもつ焼きでもこんなに旨い。
でも、この店を目当てに食べ歩きをするなら、やっぱり焼き上がりのお昼頃がベストでしょうね。
ちなみに、このテッチャンとかコテッチャンとかいう言葉。
語源は朝鮮語の「대장(テチャン)」なのだとは、いろいろ調べてみて初めて知りました。