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TRU.：タルミのイタリアン
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
ＴＲＵ．（トゥルー）
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
| 住所 | |
| 交通手段 |
山陽垂水駅から297m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 席数 |
27席 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、ソファー席あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| オープン日 |
2009年 |
| 初投稿者 |
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店内の空気感と料理がマッチした佳店を見つけました。
垂水（たるみ）の「ITALIANBARTRU.」
「TRU.」の発音はトゥルーでしょうか。
神戸市垂水区、JR垂水駅からほど近く、
区役所の入ったレバンテビルの一階にあるイタリアンバルです。
この日、垂水漁港で「須磨海苔」を買い、
いつもの「五色塚古墳」からの展望をハレバレと楽しんだあと、
たまにはこの付近で食事をとろうと車を停めたのがJR垂水駅前の複合ビル「レバンテ」の駐車場。
店の名前は忘れてしまったけれど、
このビルにイタリア料理店があったことをぼんやりと記憶していましたので探してみました。
店の前にはワインの木箱が積まれ、これが目印と言う目立たない外観。
入り口横の黒板では、パスタランチとリゾットランチが用意されていることが示されています。
開け放しの入り口を入るとやや細長い店内で、
厨房前のカウンターには十数席くらいの椅子。なるほど、バルです。
あとはテーブルが数卓。
壁はブロックに明るいペンキが塗られたようなフランクな雰囲気。
客層がいいですね。
平日の13:30頃でしたので、ほぼ女性客ですが、
おしゃべりに興じ過ぎず、美味しい料理を食べている空気が感じられ、
唯一の男性客の私にとっても居心地の良い空間でした。
ほぼ満席です。
パスタランチにはa,b,cの三段階があり、
私は＜スープ、前菜５種、パスタ（三種から一種選択）、フォカッチャ、ドリンク＞がセットになったbを選びます。
1450円の価格は日常の昼食としては高くつきましたが、
前菜５種にそそられました。
バルとしての力量は、パスタより前菜料理に良く表現されるのではないかと期待したからです。
スープが運ばれます。ミネストローネです。
さわやかな風味です。
やや塩味が強いですが、半日汗を書いた身体にはとても美味しく感じました。
前菜です。
料理名がすんなり出てくる私ではありませんが、
確かに五種類がぐるりと飾られ、
中央にはドレッシングに和えられた多種の野菜が盛られています。
ああ、これは美味しい。
ソースのデコレーションもなかなか楽しい。
ワインと共に食べたい、そう思わせる一皿でした。
ただ、タコには思いがけず強い匂いがあり、もともとのほのかな旨味が隠れています。
こういう漁港そばの立地ではやはり魚介類に期待が高まりますから、要注意ですよ。
パスタです。
私は「豚ミンチラグーときのこのペペロンチーノ」。
ラグーソースが、トマトのせいでしょうか、スープのようにたっぷりなことが予想外でしたが、
その分オイリーさが薄れ、さわやかな料理になっていました。
ニンニクや唐辛子は穏やかに感じる程度です。
肝心のオリーブオイルも香り控えめです。
フォカッチャにうっすら感じる甘みが、
ソースを吸わせて食べる場合にわずかにじゃまに感じました。
食後の珈琲はもう少し濃いものがほしいところですが、
しっかりとコクがあるので不満はありません。
全体を通じて、
さわやかさ、穏やかさが印象に残るランチでした。
野菜の素性の良さも感じました。
gadogadoとしては何か一品に迫力が欲しい思いもありましたが、
かといって焦点のぼけた料理がなかったことはみごとだと思います。
これらはこの立地と客層を意識された結果でしょう。
ボリュームも十分ですから、CPにも満足です。
決して見た目だけのお洒落なイタリアンではない実力を感じます。
ランチとしての選択は正解だと思います。
夜にうかがって、
イタリアンバルとしての本領を楽しませていただきたいところですが、
垂水で酔って泉州の自宅に電車で帰る、という行動は考えられません。
そこが少々、私には無念さが残りますが、これはもちろん店のせいではありません。