無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
茹でたて生麺をカリッと焼き上げ! 焼きそば専門店のメチャ旨ホルモン焼きそば
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
SaltyDog
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
SaltyDogさんの他のお店の口コミ
中華料理 ミッキー飯店(中野坂上、中野新橋、西新宿五丁目 / 中華料理、ラーメン)
秋田ばる七尾(西荻窪 / 郷土料理、日本酒バー)
ヤキソバ酒場(新大久保、大久保、西武新宿 / 焼きそば、居酒屋)
龍艶閣(入谷、三ノ輪、浅草(つくばEXP) / 四川料理、火鍋、居酒屋)
キッチン きらく(神保町、新御茶ノ水、竹橋 / スイーツ、カレー、ラーメン)
Minatoya 3(乃木坂、六本木、青山一丁目 / そば、立ち食いそば)
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
閉店
焼きそば専門店 濱崎
|
---|---|
ジャンル | 焼きそば |
住所 | |
交通手段 |
JR六甲道駅より徒歩3分 六甲道駅から216m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
14席 (テーブル14席) |
---|---|
個室 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年5月11日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
JR六甲道駅からほど近い焼きそば専門店・濱崎も、今年5月にオープンしたばかりの新店だ。実は当ブログの問い合わせフォームから、直接開店のお知らせをいただいていた。ただ、関西方面に行く機会がなかなか訪れず。ようやく訪問できたのは8月末のことだった。
場所はJR六甲道駅の北口から徒歩数分。この辺りは六甲山の南に位置し、神戸大学の学生も多いようだ。今回は事前にご連絡させていたので、入店すると店主ご夫妻が待ち構えていてくださった。どーもどーもと恐縮しながらご挨拶。
こちらの注文は食券制。定番のソースのほか、トマトソースやカレー味など焼きそばがズラっと並んでいる。中でも一番のおすすめはホルモン焼きそば(950円)とのこと。ご主人は「この辺の感覚だとちょっと高い価格設定かも」と仰っていたが、生麺は調理の手間も掛かるため仕方ない部分もあるだろう。
余談になってしまうが、私個人は日本の外食は価格設定が全体的に安すぎると思っている。消費者としてはもちろん安い方がありがたい。しかし店の側はいろいろ苦労をして低価格を維持することになる。特に古くからの食堂や大衆酒場は、持ち家で家族経営の店(=固定費の低い店)だけが残る。そして店主が高齢で引退となると、たとえ跡継ぎがいても、「子供に同じ苦労をさせたくない」という理由で、敢えて代替わりせずに閉店してしまうことが多い。人件費も上げられらないため、飲食業界の担い手も減る一方だ。
消費者が「安さ」をもてはやすことは、結果として選択肢を狭め自分の首を絞めることに繋がる。そういった昔ながらの店を残すには、ビジネスとして成り立つ適切な価格を客が支払う以外無い。なので外食の価格設定は全体的に上がってしかるべきと思っている。さらにはそれが食材の生産者や流通のコストにも還元されていくだろう。いかがだろうか。
閑話休題。焼きそば専門店というと、どうしてもカウンターのみの店舗をイメージしてしまうのだが、こちらはカウンターなしでテーブルのみ。しかもフロアはかなり広めで、テーブルの間隔もゆったりしている。突き当りの右側が厨房で、カウンターの向こうに鉄板が設えてある。
ホール担当の奥様に食券を渡して、ご主人が調理開始。生麺を熱湯で茹で、茹で上げた麺を熱した鉄板にそのまま広げる。そして麺の片面をカリッと焼き上げるのがこの店のスタイルだ。下味をつけたホルモン、野菜、麺をそれぞれ焼き、混ぜ炒めて味付け。熱々のスキレットに盛り付けて出来上がり。濛々と湯気が立ち上る焼きそばが目の前に置かれた。
麺は中太の茹でたて生麺。具は牛ホルモンとモヤシ、キャベツ。温泉玉子と刻んだネギがトッピングされている。デフォルトで温泉玉子が付いてくるのは嬉しい誤算。スキレットに盛り付けるスタイルは、瀬戸内海の向こう側、徳島の突貫亭を思い出させる。
味付けはソースとホルモンのタレがベース。ナッツの風味を感じたが、ホルモンのタレに配合している食材ではないかとのこと。麺の焼かれている部分はカリッとクリスピーで、それ以外の部分はモチモチ感の2層構造が楽しい。関西だと、麺をここまでカリカリに焼いた焼きそばは珍しいよなあ。
牛ホルモンは肉厚でメチャウマ。プルプルの脂からは甘味を感じる。ホルモン焼うどんで有名な佐用町を始め、兵庫県の山間部では昔から畜産・精肉が盛んだった。そのため周辺エリアでは牛ホルモンが入手しやすかった。しかし最近は全国的に品薄で高騰しているため、これだけの良質な牛ホルモンは仕入れ自体が難しいはず。がんばってらっしゃるなあー。
ちなみにテーブルには「兵庫播州の地ソース」、メイジョーソースが置かれていた。焼きそばの味付けもこのソースがベースになっているのだろう。兵庫県は小規模な地ソースメーカーが沢山ある土地なので、店ごとに使うソースが異なっていて面白い。
麺も具材も味付けもレベルが高く、美味しいホルモン焼きそばだった。最近では10玉3kgのチャレンジメニューも始めたようだ。カリッと焼いた麺が地元の方々に受け入れられるまで時間が掛かるかも知れないが、こういう個性的な専門店は個人的にとても応援したい。関西の焼きそば好きはぜひ一度どうぞ。