個室で頂く「お任せコース」はお腹一杯！ : 鮨 とびこめ

9月17日(日)、台風が来ている中、久し振りの訪問です。

TVで紹介されてから、いつも予約で一杯なので、今回は2週間ほど前に予約していたので、台風で中止にするのはもったいないと思い、訪問することにしました。

台風の接近が夕方以降だったので、18:30の予約を18:00に変更してもらい、自宅から歩いて訪問しました。
先客は奥の座敷席に家族連れだけでした。

入口左側の4人掛けテーブル席に通され、娘二人と3人で生ビールを頼み、乾杯です。

以前訪問した時は、カウンター席でしたが、今回はテーブル席です。
カウンター席の場合は、「握りコース」(6,500円)が頼めますが、テーブル席の場合は頼めませんので、「お任せコース」(6,500円)で予約していました。
カウンター席で寿司を握っていたのは、以前は歳をとった大将でしたが、今回は若大将でした。

突き出しから始まり、お刺身3種盛り合わせ、魚の焼き物、天婦羅、松茸土瓶蒸し、寿司10貫、蛤の霙吸い物、デザートの抹茶ゼリーというコースです。

どれも厳選された材料で美味しいです。
以前訪問した時は、カウンターで「握りコース」でしたが、今回大きく変わっていたのは、寿司のシャリです。
以前は、白飯のシャリにネタを載せて、醤油を刷毛で付けて出していたと思いますが、今回のシャリは薄茶色の色がついていて、シャリ自体に味をつけている感じでした。
このシャリのお蔭で、紫もつけずに美味しく頂くことができます。

また、松茸の土瓶蒸しは、季節感があり、中にハモや鶏肉が入っていて、美味しく頂けました。
ただ、土瓶がかなり熱かったのと、持ち手が不安定だったので、お猪口に注ぐのに苦労しました。

蛤の霙吸い物も美味しかったです。

デザートは殆ど甘くなくて、中に入っている小豆が少しだけ甘みを出していて、大人には嬉しいデザートでした。

量的にも、質的にも満足できると思いますので、みなさんも、一度訪問してみてください。

近所の飲食店シリーズです。

連休の家族サービスのために久し振りに回らない寿司屋に行ってみることにしました。

阪神御影駅近辺で探すと回らない寿司屋は非常に少なく(多分、御影だと寿司屋はクラッセに入っている店くらいだと思いますがここも回転寿司だったと思います)、石屋川駅東側にある「すし とびこめ」に行ってみることにしました。

自宅から自転車で御影高校の西側の通りを南下し、阪神の高架を超えて、小川の橋の南東のたもとにありました。
石屋川駅からは徒歩3分程度、御影駅からでも徒歩10分程度の位置です。

2015年5月2日、初訪問です。

店に着いたのが、18:30頃。

外観は大きな看板が出ている訳でもなく、入り口に暖簾が掛かっている訳でもなく、普通の家のような作りで目立たない隠家のような佇まいです。

店内に入ると、カウンター席が8席、カウンター席の後ろに4人掛テーブル個室が1室、奥に掘り炬燵の8人掛座敷席となっていて、20人収容のこじんまりとした店です。

寿司職人の店主と奥様らしき方、フロア担当の若い女性スタッフの3名での営業です。

店内は喫煙可能ですが、灰皿は置いてありませんので、喫煙される場合は灰皿を出してもらってください。

予約をしていたので、カウンター席の右端の3席に子供と一緒に座りました。
コースにするかお好みで食べるかの選択を聞かれましたが、子供たちがコースで良いと言うので、お任せの握り鮨コースを注文しました。

突き出しから始まり、寿司が12貫程、茶わん蒸し、焼き物3種、ハマグリのお吸い物、デザートのアイスクリームというコースです。
カウンターには紫やお皿は一切置いてありません。
江戸前系の寿司屋だと、紫に鮨を付けて食べるのが普通ですが、ここは昔からの関西スタイル？で、握った鮨に刷毛で紫を塗ってから出してくれます。
一品一品、なかなかのネタで、クエ料理も提供している関係でクエの鮨も食べることができます。
コースのネタは卵やカッパ巻といった普通の物ではなく、写真を撮るのを忘れてしまった中トロや北海道産生ウニ軍艦、数の子、活車エビ、クエなど高級ネタを中心に提供してくれます。
焼き物も3種あり、美味しく頂けました。
最後にデザートのアイスクリームが出されて終了ですが、女性であればお腹一杯になる満足の行くコースだと思います。

価格は、コースが6000円弱、飲み物を1杯程度頼んで一人6500円程度でしょうか？
メルマガ会員登録すると、20%割引が適用されますので、一人5000円強で利用できますが、20%割引適用の場合は現金支払のみとなりますので注意してください。

落ち着いた家庭的な店で常連さんがカウンター席を陣取っていることもあるようですが、是非一度試してみてください。